古事記に登場する出雲の大国主命の時代は、おそらく今から1850年くらい前ではないかといわれているそうです。
その息子の一人タケミナカタは、アマテラス派から要求された国譲りに、一人立ち向かい、敗退して、出雲を遠く離れた諏訪の地まで逃げた。
「二度とこの地を出ない』と約束をして諏訪湖のほとり、現在の前宮あたりに居を構えたといわれているそうです。
<諏訪湖は海抜759mにあり出雲地方のようなぼってりとした雲が出ていた。
落ち延びた諏訪には既に鉄を使うモレヤ一族が支配していたのを、今度を武力を行使することなく、奇抜な方法で対抗したそうで、、、、鉄の相手に対して藤の木のつるを使って勝ったと伝わっている。
<前宮と、ご神体山の守屋山から清い水が流れている
私は夏に不思議な夢を見て、天国のようなところで大国主命に出会ったのですか、その後思いがけない成り行きがあって建御名方神を訪ねる事になったのです。
それというのも、父神大国主と兄の事代主が、未だに約束の地に縛られている生真面目な建御名方神を、呼んでおられるように感じたのです。
「・・・もういいのだよ、あなたは自由なのですよ!!」
ご本人も判っておられるのに、きっかけが必要な事もあるかと、、、私でよければメッセンジャーをさせて頂こうと、お祈りを始めたのです。
<幼いタケミナカタとヌナカワヒメ
少し調べてみると、タケミナカタの母親、越の奴奈川媛は、大国主命の正式な妻ではなく、孤独のうちに自死している。
大国主命の正妻は、スサノオの娘スセリ姫で、気性の荒い女性だったとか、幼いタケミナカタは家族の中で心にくったくを持って育ったかもしれません。
家族の中で陰になる人が出るのは辛い事でもありますね。
・・・下社の春宮、秋宮、上社の前宮と諏訪大社に参拝して、ひたすらお伝えさせて頂きましたが、神社では、何の反応もなかったのです。
やはり私では伝わらなかった。心を開いていただけなかった、と思いました。
秋宮の近くのホテルでに宿泊していたのですが、翌朝4時過ぎに、とてもリアルな夢を見ました!
神々しい光の球体が二つ並んで来たのですが、すぐに大国主命と事代主命と感じました! 夢って何故か判るんですよね~~
そのすぐ後から、追いかけるようにして色の違う少し小さい球体が寄って来られて、、、
さらに多くの同じような球体がついて来られたのです。
やがて先ず大国主命様が古代の服装の人の姿に変身されると、次々にみんなが人の姿になられたのです!!!
春の温かい日だまりの中で、ファミリーが揃ってお散歩を楽しんでおられるような風景でした お庭には愛らしい花々が咲き、蝶が舞っていた。
・・・やがて霞がかった白い光の彼方に見えなくなった。
ステキな夢を見せて頂いて嬉しくて嬉しくて、猫のように丸くなってまたお布団に潜り込んで二度寝をした諏訪の旅でした!!
諏訪湖の畔に住んでいる親友のランコが、出来立ての本を抱えて来て、その表紙には建御名方神が描かれていたのですよ!!!
彼女は、私のブログも見ていないし、何を祈っているかなど、まったく知らないわけです。
参加しているサークルで作った民話の本で、文章はランコが書いていた~~ またペンネームを変えて、今度は「奈川 稜」になっていました
<民話・諏訪の伝説 発行:マリオくらぶ
夢と民話と友情に愛と感謝を込めて