果てしない時間を生きて来たと思うことがある。それは記憶よりも忘却の力が勝った時です(笑)
せっかくよい書物を読んでもじきに忘れるので、処分しないと本棚には本があふれ、マンガもDVDもあふれている。
大胆に整理しようとして、ふと1冊の本が目にとまった。 古い翻訳ものの小冊子でした。
もうかなり昔のことですが、「精霊の子」と名付けていた体験があるのですが、たんなる不思議な出来事で終わってしまうところでした。
その体験には、重要な意味があったようなのです。そのことが書かれていて、驚きました!
ちょうど今頃の季節でしたが、急に教会に行きたくなって四谷のイグナチオ教会に行ったのです。
お祈りが終わって、売店に寄ると聖家族の置物がありました。ヨセフとマリアと幼子のキリスト。
透明なクリスタルでできた小さな作品でしたが、私はその神聖さに震える思いで、見入ってしまいました。
・・・その夜でしたが、その聖家族が、私の産道を通ってお腹に入って来られたのです。
不思議なことに産道は白く長い道になり、キリストとマリアに手を引かれた小さな子・・・
小さな透明な子どもだけは、その後数か月は確認することができました。
時間が経つと少し成長して中性的な子供だとわかったわけです。
「インナーマリッジ」というのだそうです! 男性性、女性性のバランスがとれた状態を表すそうです。
その状態が「内面の子ども」誕生させる。
中国にもこの「聖なる子供」の誕生を詳しく伝えた文献があるそうです。
また、ユング的には、エネルギーが外に向かっていれば外の世界で創造的な仕事をし、流れが内に向かうと個人の中で創造的な働きになり。内なる創造は「霊的な子供」である。
男性には内なる女性が、女性には内なる男性がいる。「アニマ」「アニムス」というそうですが・・・
そのようにしてバランスをとっているとはよく聞きますが、やがては補完し合う必要が無くなるということかもしれませんね・・・
それは精神的なことばかりではないわけですが、やがてはバランスされていく。
『自らの中に完全な一体となり、神と共に働く者として、真の故郷に戻る資格を得る。渇望はすべてなくなり、死と再生の鎖は断ち切られる。』
ヨガの教科書でもあるので、すごい書き方ではあります・・・ヒンズー教やヨガの伝承って、あらゆる体験を網羅しているのかもしれません。
長文になりましたが、15年も経ってやっと確認が取れたので嬉しいです!!とても励まされます!!
(その後「精霊の子」はいつの間にか見えなくなりましたが・・・・)
それから、今年に入って時々青い光を見るのですが、これは同じかどうか解りませんが、ステキな言葉が書かれていました。
・・・・内なる耳で「音のない音」を聞き始める。そして内なる目によって「青い光」を見るようになる。