シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

PIXUS MG6230

2011年11月14日 | グルメ・他
随分以前にプリンターが壊れてから不自由していたし、そろそろ年賀状の季節でもあるので新しいプリンターを購入することにした。

Canonのプリンターがない!

近くの家電量販店に行くとキャノンのプリンターが品薄で、購入をもくろんでいた PIXUS ip4930 は品切れであった。
別の家電量販店に行っても同様で、タイの洪水の影響で工場が稼働していないので入荷は未定とのことだった。
プリンターが一番売れる時期なのに大変な打撃になっている。
念のために梅田のヨドバシカメラをのぞきに行ったが同じような状況だった。
エプソンさんはキャノンさんに比べると被害がないようでラインナップは揃っていたように思う。
つまり、タイで造っているプリンターは壊滅状態で、中国で造っているプリンターは入荷しているということだ。

私の迷走が始まった・・・

前日に娘から「必要でなくなったプリンターが有るのでいらないか」と言ってきてくれて心が揺れたのだが、結局私は新品を購入する決心をした。
決心をした以上、今日どんなことをしてもキャノンのプリンターを買うのだ!
私が購入するプリンターはキャノン製でないといけないのは実につまらない理由による。
実は、かなり前に有効期限が切れるヨドバシカメラのポイントがあって、その時は特に購入するものがなかったのでip4830を買う予定でインクセットを引きかえていたのだ。
選択肢としては、プリンターをもらって入手しているインクを無駄にし、そのプリンターが駄目になった時に新規購入するという手もあったのだが、それは見送った。
自分の判断基準を考えてみると、どうも、インクセットを失うことを嫌ったような気がするのだ。
カタログを見るとip4830は後継機のip4930になっていたが、そのip4930はタイで造っていて品切れとなっていて思惑は狂い始める。

友人のT君からは「プリンターと用紙をいいものにすると、写真の出来上がりが違いますよ」と言われていたこともあって、悩んだ挙句MG6230になってしまった。
予算オーバーである。
入手済みのインクが使えることと、今日までの売り出し価格のため近くの量販より3000円ばかり安かったことが背中を押した。
ポイントで入手していたインクセットを守りたいが為に8000円も高いプリンターを買ったことになる。
流れに乗って勢いをつけてしまった思考回路はハチャメチャで何が何だか分からず冷静な判断をしたとは思えない。
全ては私の貧乏人根性が引き起こしたことで、今ある物を失うことを否定している自分がいたのだと思う。
この心理は私独自のものか、あるいは人間本来の心理によるものなのか、突き詰めれば一冊の本でも書けそうな妙な心理のあやを味わったのである。
「損して得をとれ」との言葉もあるが、どうも私は逆の様である。
支払時にも目先のキャッシュフローに目がくらんで、ポイント還元率の低いカード決済を選択してしまっていた。
人間の性根は変えようがないらしい…。
コメント (4)
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