梅雨の晴れ間といった天候になったし、月も変わったことなので、今月になって初めて映画館に足を運ぶ。
ついでということもあり、時間の接続が良かったといこともあり、先ずはシネ・リーブルで「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」を見る。
変わった映画だった。
登場人物はたった一人。
主人公が車を運転してロンドンまで行く1時間半をリアルタイムで描いているだけだが、ハイウェイから見える景色と車内で電話する主人公の姿しかない。
その間の電話のやりとりを描いているだけの映画だが、なぜか引き付けられてしまう面白い映画だった。
終わるとすぐさまテアトル梅田に向かい呉美保監督の「きみはいい子」を見る。
前作「そこのみにて光輝く」に感銘したからだったが、前作ほどのものはなかって、ちょっと拍子抜けだった。
出かける前の玄関先にクマゼミが飛んできていた。
地中から出たばかりか。飛び去ることもできずにたので、庭先の木に止めておいたがいつの間にかいなくなっていた。
鳴き声はまだ聞こえないが、そろそろ梅雨明けも近そうで鳴き始めるかも知れない。
泣いているのは阪神ファンのオイラで、昨夜もハラハラドキドキさせておいて、延長戦の上なんとも締まりのない勝ち方をした。
勝っただけマシか・・・。