sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

星空のスクリーン

2019-03-18 16:43:09 | 自作詩
花の香りに 満ちる野原
春の舞台が もうすぐそこまで

そんなある日の夜のこと

ふと 空を見上げると 
たくさんの星と天の川

それは 永遠を語るかのように

気づいたら 目の前は 漆黒の海
夜空には 大きな星座たちが 浮かぶ

たくさんの絵物語が 空いっぱいに
ほんの束の間の 魔法の時間

星空のスクリーン
まるで 遠い昔見たような

あの静かな冬の夜
いつも オリオン座を 見上げていたみたいに

これは 私の夢の中のお話
懐かしい 本当のファンタジー


(2019年3月18日作詩)







*夢のお話
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夢のかけら

2019-03-13 10:43:29 | 自作詩
きょうは 空がきれいだから
電車に乗って お出かけしよう

大きな窓から 外の景色を眺めたら
いろんな建物 緑の木々たち

近くを見る目は 忙しく
遠くを見れば ゆっくりと

同じ方向を 向いていても
見方で変わる 大切なこと

目先のことに 振り回されているのなら
そこから 少し離れてみて

ほら 思わぬところに 夢のかけら
美しい色に つつまれて

その周りを よく見たら
そこには きっと 誰かの笑顔が

夢のかけらを 拾ったら
心をこめて 大切に 育てよう

いつか それらが すべてつながり
大きな一つの夢になるから


(2019年3月13日作詩)







*心象画
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自然郷(しぜんきょう)

2019-03-04 10:06:16 | 自作詩
もし 地球上のどこにもないほど
美しい場所が あるとしたら

エメラルドのような 緑の大地と 
サファイヤみたいな海

ターコイズの空の下
風に揺れながら 咲きほこる花々

建物もなく 車もない

ただ 白い土の道が どこまでも
それは 母と歩いた 幼き日を思い出す道

ここでは 逢いたい人には いつでも会える
懐かしく あたたかな静けさの中で

誰にでも行ける ユートピア
それは 心にある故郷だから

輝く光の中 私だけの自然の郷(さと)


(2019年3月4日作詩)







*地球
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