sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

落ち葉のふとん

2024-12-07 12:35:09 | 自作詩
誰もいない しずかな林
紅茶色の 落ち葉のじゅうたん

歩くと かさかさ 心地いい音
踏みしめる靴が 喜んでいるみたい

林の近くの ふとん屋さん
ある午後 ここに 散歩にきました

そして ふと 思いました
落ち葉のふとんを 作ろうと

いつもの綿に 落ち葉を混ぜて
ふとんを 一枚 仕立てました

ほのかに 枯れ葉のいい匂い

次の日 ひとりの娘さんが
そのふとんを 買いました

ふとんは とっても 暖かく

幼な子のように
眠ることが できました

しあわせの中
やさしい夢の国を 訪れて


(2024年12月7日作詩)







*小さな物語


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17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (syoboichi)
2024-12-07 14:25:17
こんには。
更新されるのを楽しみにしてました!
その布団、僕も欲しいです笑
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syoboichiさんへ (sunnylake279)
2024-12-07 16:05:11
syoboichiさん、こんにちは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

楽しみにしていただき恐縮です。
今回は、今の季節によく見られる落ち葉をテーマにしてみました。
ふとんについては、以前「雲のふとん」という詩を書いているので、
ちょっとかぶるかな~と思ったのですが、そのまま書きました。
落ち葉のふとん、気に入っていただけてよかったです。

いつもありがとうございます🍂
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Unknown (なおとも)
2024-12-07 17:22:36
こんにちは!

童話の世界の優しい布団屋さんが、絵本となって私の頭の中に浮かんで来ました。
そのお布団ですやすや眠る、可愛い娘さん。こんなに優しい世界ばかりだったらどんなに良いでしょうか。今夜、寝るのが何だか楽しみになりました。素敵な詩を有り難うございました。なおとも
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なおともさんへ (sunnylake279)
2024-12-07 17:58:08
なおともさん、こんばんは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

童話の絵本を思い浮かべていただき、とてもうれしいです。
人は眠る時、すやすやすこやかな顔をしていると思いながら書きました。
優しい世界と言ってくださりありがとうございます。
冬のおふとんはぬくぬくと幸せを感じます。
そんな気持ちが表せたらいいなと思いました。
寝るのが楽しみになっていただけてよかったです。
ぐっすり眠れたら、ほんとに幸せですよね。

素敵と言ってくださり、いつもありがとうございます🍂
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Unknown (koniwanosikipart2)
2024-12-08 08:02:38
おはようございます。最近熟睡感がありません。余り疲れて無いのかもしれません。朝早く目が覚めるのも年のせいかも。木の葉のふかふかお布団で気持ちよく寝たいな…と思いました。
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Unknown (sunnylake279)
2024-12-08 09:03:34
koniwanosikipart2さん、おはようございます。
ご訪問&コメントありがとうございます。

熟睡・・・私は毎日、メラトニンの原料となるセロトニンを多く分泌させ
るため、午前中に手のツボ押しをしています。5回ずつを1時間ごとに4回、
掌の「労宮」や指の股の「指間穴」や小指の関節の横側を押しています。
そうすると大抵、朝までぐっすり眠れます。
もしよろしければ、試してみてくださいね。
木の葉のふとんだとすごくよく眠れそうですよね。

いつもありがとうございます🍂
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koniwanosikipart2さんへ (sunnylake279)
2024-12-08 09:55:23
koniwanosikipart2さん、すみません。
先程のコメントで訂正があります。

小指の関節ではなく、「少沢」小指の爪の根元の薬指側と「後頭点」小指
の第二関節の外側で、どちらも指で挟むようにして押しています。
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Unknown (saruru1791)
2024-12-09 10:56:56
こんにちは
晩秋の風景が 美しく感じられますねー春の新緑が秋の茶色に変わって、散っていく季節の移り変わり そして優しい暖かさの布団にーなんてロマンチックな季節の移り変わりなんでしょう 今の季節も決して 寒さに構えるような季節では、無いと 思えるようですね 晩秋から翌年の春までの 長い日々も 決して マイナスの時間では 無い と 思い直しています
冬の入り口ですが 良い時間を過ごすことが出来ました ありがとうございます 良い一日を―!
返信する
Unknown (油屋種吉)
2024-12-09 13:02:21
こんにちは。お元気なご様子、うれしく思います。
時期にあった素敵な詩ができましたね。
つい最近、栃木と茨城の県境ふきんにある大前神社を訪れました。大きな恵比須様が背の高い木々を見下ろしています。鳥居から本殿まで歩きましたが、もみじの赤が青空に照り映えている様子がこころに残りました。ふるさとは飛鳥、室生寺あたりの紅葉もさぞきれいなことでしょう。
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saruru1791さんへ (sunnylake279)
2024-12-09 14:26:07
saruruさん、こんにちは。
ご訪問&コメントありがとうございます。

晩秋の風景を思い浮かべていただけてよかったです。
季節は移り変わるから、ロマンチックで美しいのでしょうね。
そんな中、冬ならではのふんわり暖かなふとんを描いてみました。
私自身が、いつもふとんに幸せを感じているので。。。
寒さと優しさは対極にあるようで、厳しい寒さがあるから優しさを感じる
ことができるのだと思ったりします。
冬は始まったばかりですが、冬独特の暖かい服装やストーブとか、そういう
温もりのあるイメージを思いながら過ごしたいです。
寒さの中、心が喜ぶように工夫することが必要だと思っています。

いつもありがとうございます。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね🍂
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