ある街の植物園
珍しい花が あるという
朝と夕方で
違う花が 咲くらしい
朝は 水晶のように
透きとおる 白い花びら
清々しい香りの 小さな花
お昼になると しぼんでしまう
夕方 陽が傾く頃になると
アメジストのような 紫色の花
深い香りの 大きな花
朝になると 閉じてしまう
出口には 朝の花のしおり
薄紫色の和紙に 透明の花
そのしおりを 本に挟むと
幸運が 訪れる
そんな不思議な花が
ひっそりと咲く 植物園でした
(2024年10月11日作詩)
珍しい花が あるという
朝と夕方で
違う花が 咲くらしい
朝は 水晶のように
透きとおる 白い花びら
清々しい香りの 小さな花
お昼になると しぼんでしまう
夕方 陽が傾く頃になると
アメジストのような 紫色の花
深い香りの 大きな花
朝になると 閉じてしまう
出口には 朝の花のしおり
薄紫色の和紙に 透明の花
そのしおりを 本に挟むと
幸運が 訪れる
そんな不思議な花が
ひっそりと咲く 植物園でした
(2024年10月11日作詩)
*小さな物語