sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

チューリップホテル

2024-04-16 11:46:25 | 自作詩
丘の上にある チューリップホテル

広いチューリップ畑の中に
佇むように 建っています

細い道を歩いて エントランスへ
扉が開くと チューリップ柄の絨毯

お部屋の鍵を 受けとり
エレベーターに乗ったら いい香り

お部屋に入ると
赤と黄色のチューリップの鉢

その鉢は おみやげなんだって

チューリップの花言葉は
「博愛」と「思いやり」

このホテルは その言葉を
モットーに しています

だから そのホテルに 泊まると
誰もが とっても 優しい気持ちに

4月と5月だけのホテルです

もしも 見つけたなら
あなたも ぜひ 泊まってみてね


(2024年4月16日作詩)







*季節

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春のサングラス

2024-04-06 11:47:06 | 自作詩
薄いブラウンのサングラス
春の日差しに かけてみる

桜の花 咲き誇り
今日は 川沿いの散歩道

黄色の菜の花 色添えて

桜の下を 歩いていたら
瞳の端に 小さな人影

それは サングラスで見える
可憐な 桜の精だった

桜の精が 花びらに 触れると
淡く灯る 桜の花

桜のランプが 次々と
うすももいろの光の木

心に ほほえみ 
そっと生まれる 春の朝


(2024年4月6日作詩)







*季節
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