sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

雲のふとん

2023-06-24 12:12:48 | 自作詩
夜 眠れない人が いました

とうとう 眠れないまま
朝を 迎えることも

ある日 街を 歩いていると
「雲のふとん」という看板

いったい どんなふとんだろう
その人は お店に 入りました

扉を開けると そこは 水色の空
ふわふわと 白い雲が 浮いています

お店の人は 言いました

「この雲で ふとんを 作ります
誰もが ぐっすり 眠れます」

おひさまの いい匂いが します

気づくと その人の家の中
ベッドには 白い雲のふとん

横になると
なんて 心地いいのでしょう

すぐに 深い眠りに 落ちました

そして 目覚めたら
清々しい朝を 迎えたのでした


(2023年6月24日作詩)







*ファンタジー
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベランダのアジサイ

2023-06-19 12:02:49 | 日記
今年もベランダのアジサイが咲きました。
色は昨年と同じです。

(5月16日)


(5月20日)


(5月28日)


(6月3日)


(6月19日)



まだまだ咲き続けてくれそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金星の鏡

2023-06-09 11:43:45 | 自作詩
ある人が 林の中を 歩いていると 
白樺の根元に 丸い鏡が ありました

覗いてみると
そこには 不思議な 異国の風景が

おとぎの国のような
可愛らしい家が 並んでいます

思わず 「どこ」と 呟くと
「金星の国」鏡が しゃべりました

「私を ここに 置いたのは 金星の人」
地球とコンタクトを とるためだと

そして もう一度 覗くと

今度は 見たことのないほど
美しい 自然の景色

それは 心が 透きとおるようでした

その人は 鏡を
元の場所に 置きました

遥か彼方の 金星に
懐かしさにも似た 想いを 馳せながら


(2023年6月8日作詩)







*ファンタジー
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする