sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

うさぎとセキセイインコ

2023-12-20 11:40:50 | 自作詩
ロップイヤーのうさぎと
青いセキセイインコは いつも 一緒

森の中を 仲良く お散歩
うさぎの背中に セキセイインコ

きょうは 森で一番高い
杉の木の下まで 行ってみようよ

そこに なにか あるらしいから

セキセイインコは 時々 舞い上がり
道の先を 見ます

「どうだった」と うさぎ
「川のむこうだよ」と セキセイインコ

可愛い花が たくさん 咲いています
キラキラ 小川の水の流れ

そして 高い杉に 着きました
木の根元に リボンのついたプレゼント

うさぎが 開けてみると
美しい 森の写真集

その日は
うさぎの誕生日 だったのでした

セキセイインコが 
おめでとうの歌を うたいました


(2023年12月19日作詩)


※ロップイヤーのうさぎは垂れ耳うさぎのことです。


子どもたちにもらった誕生日プレゼントです。



*小さな物語


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海のバス停

2023-12-06 12:33:33 | 自作詩
その海岸には
古いバス停が ありました

海が 深い瑠璃色になる時に
バスが 停まるのでした

ある日 ひとりの若者が
砂浜に 降り立ちました

誰もいない海
白い波が 静かに 打ち寄せます

若者は 桜貝を 探して
ゆっくりと 歩いています

恋人に 桜貝の指輪を
プレゼントするために

永遠の祈りを込めて

バスは 
女神様が 創り出しました

純粋な心の人の
願いを 叶えるため

次は いつ バスが停まるか
誰にも わからないのでした


(2023年12月6日作詩)







*小さな物語
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