sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

しあわせのココアのお家

2024-02-21 11:46:27 | 自作詩
その村の 小さな家に
おばあさんが 住んでいました

一人暮らしですが
おばあさんは 楽しそうでした

なぜなら 毎日
誰かが 訪ねてくるからです

今日も どこかの奥さんが
呼び鈴を 押しました

部屋の中に 入ると
奥さんは テーブルに つきます

おばあさんは ほほえみながら 
キッチンへ

まもなく 甘い香りがして
熱いココアが 運ばれます

そのココアは 明日のしあわせを
約束してくれるのです

だから しあわせのココアのお家と
みんなは 言っていました

遠いとおい昔 
おばあさんは 天使だったのです


(2024年2月21日作詩)







*小さな物語
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心のキッチン

2024-02-10 11:43:55 | 自作詩
心のキッチン
今日は たいせつなお料理を

昨日の心配
大丈夫という調味料 入れて

お鍋で ことこと
すべてが 安心できるまで

明日へのほほえみ 生まれたら
愛おしい今日の できあがり

今朝のしあわせ
永遠のドレッシングに なるように

愛情のミニトマト 添えて
私らしさの グリーンサラダ

今までの かすかな寂しさ
清らかな水で 洗い流して

窓際の ガラスのコップに
一輪の花を 飾ったら

心のキッチン 
希望あふれる 光となる


(2024年2月10日作詩)







*生き方
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