昔 行ったことがあるような海
だけど そこは 虹色
心配事を抱えていた私
その不思議な海に 佇んだ
海からは ゆらりゆらり 子守歌みたいな音楽
その癒しに 心をあずけていると
人魚のような海の精が 透きとおって
「あなたの重い心を 私の方へ」
優しく 手をさしのべてくれた
私は さっきまでの心配事を そっと差し出す
海の精の手が それに触れると すべて消えた
代わりに 虹色の巻き貝を 私の手に
「おまもり」
「あなたが 辛くならないように
私が 見守っているから ずっと」
海から 涼やかな音が聞こえて
気がつくと 海の精は もういない
目の前には ただ 普通の海が 広がっていた
(2019年7月20日作詩)
*ファンタジー
だけど そこは 虹色
心配事を抱えていた私
その不思議な海に 佇んだ
海からは ゆらりゆらり 子守歌みたいな音楽
その癒しに 心をあずけていると
人魚のような海の精が 透きとおって
「あなたの重い心を 私の方へ」
優しく 手をさしのべてくれた
私は さっきまでの心配事を そっと差し出す
海の精の手が それに触れると すべて消えた
代わりに 虹色の巻き貝を 私の手に
「おまもり」
「あなたが 辛くならないように
私が 見守っているから ずっと」
海から 涼やかな音が聞こえて
気がつくと 海の精は もういない
目の前には ただ 普通の海が 広がっていた
(2019年7月20日作詩)
*ファンタジー