青空の向こうに

青空の向こうに　何があるのだろう

そこには　きっと　
心のあずかり場所が　ある

やさしいオレンジ色のゆりかご
しずかなオルゴールと　ともに

ふわふわ　包まれ
不思議な夢を　見るでしょう

無限に　きらめく星たち　
宇宙　どこまでも　広がって

天の川に　浮かぶ　舟
青い地球を　ながめながら

ゆらゆら　ゆらゆら
ゆらゆら　ゆらゆら

心が　地球に　戻ったら
夢から　覚めて

心に　生きる力　みなぎり
秋空のように　透きとおる

そして　きっと
心に　愛があふれているから


(2022年10月27日作詩)







*心について

神様の喫茶店

森のはずれの　喫茶店
変わった音楽が　流れているという

ある人が　そのお店に　入りました
テーブルは　たった一つだけ

薄暗い　お店の中
ぼんやり　ランプが　灯っています

そして　聞いたことのない
不思議な音楽が　流れています

静かで　美しく
繊細で　力強い

しばらく　聴いていると
なぜか　涙が　あふれてきました

コーヒーを　ひとくち飲んで

気づくと　なんだか　心が暖か
体が　生き返ったようです

音楽は　お客の魂を　表して
真の自分を知り　元気になる

そのお店は　
神様の喫茶店　だったのです


(2022年10月16日作詩)







*魂

愛が目指すもの

人はみな　愛の中で　生まれる
真珠貝の中の　真珠のように

だけど　成長するにつれて
愛は　心の中で　あいまいなものに

それは　魂が　愛を　学ぶためだった
もっと強く　より深い愛を　目指して

荒波を越えて　海の底にある
真珠の指輪を　探すように

完全なる愛は　見つかるだろうか
どんな困難にも　打ち勝つ　揺るぎない愛

それは　人に託された　課題だった
地球というこの星で

無限の愛を　信じて　
永い航海を　続けよう

いつか　地球が　
真実の愛の星に　なる時まで


(2022年10月7日作詩)







*魂