sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

空のレストラン

2023-11-22 11:45:34 | 自作詩
冬の手前のある朝に
白い太陽を まぶしく見上げる

隣の雲が 金色に光り
雲間に 何か見えてきた

それは 一軒のお店だった

よく見てみると 
「空のレストラン」という看板

誰が くるのかしら

すると 天使の家族たちが
うれしそうに やってきた

どんなメニューが あるのだろう

と思ったら
空に いろんな料理が 浮かんだ

オムライス スパゲッティ
パンケーキに イチゴパフェ

どれも おいしそうに
キラキラ 光って

レストランから 出てくる天使は
みんな とびっきりの笑顔

地上にも
あたたかな しあわせ 伝わって


(2023年11月22日作詩)







*ファンタジー
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森の映画館

2023-11-12 11:49:50 | 自作詩
森の奥 白いスクリーン
動物たちの 野外映画館

チケットは オレンジ色の葉っぱ
それを持って 映画館へ

制服着たウサギさん
葉っぱを 受けとる係です

木に囲まれた映画館
昼間でも 薄暗い

鳥のさえずり そよめく木の葉
それは 自然のテーマ曲

プロローグは 星座と流れ星
青い地球が 輝いて

夢で見た星に 
ペンダントを 探しに行く物語

誓いを込めたペンダント
二つの心を つなぐために

エピローグは 涙の笑顔

森の秋は 深い夕暮れ
みんな お家へ しあわせ顔で


(2023年11月11日作詩)







*季節
コメント (12)
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