面白い本☆中野翠さん

仕事への生き返り（ちょっとちょっと！！何この変換(^_^.)ああ、オソロシ）ではなくて
行き帰り、（何しろ片道２時間近いので^^;）久しぶりに電車で本を読む、ということができました。
行きもさほど混んでいなくて大丈夫だったし、帰りは座れたし。
でも、ちょっとうとうと(-_-)zzz　それもいいキモチでした。

今読んでいるのは、エッセイストの中野翠（なかの・みどり）さんの文庫本
「毎日一人はおもしろい人がいる」です。
実は、うちの実家と、中野さんの実家とがご近所で、母親が草月流のお花を習いに行っていました。
（中野さんのお母さまがお花の先生でした）
たまに中野さんがご実家にいらしているときは「今日はみどりさんが来ていた」などと話していました。
サイン本までもらっていた……ちょっとウラヤマシイ"^_^"　↓中野翠さん　サンデー毎日の辛口エッセイも好き☆
　　　　　
そんなご縁もありますが、それとは別に、純粋にこの方の書くものは面白い。長年のファンです。新刊が出るたびに買っています。

前出の本はもっていなくて、アマゾンで買ったの。２００２年刊行の単行本を、２００５年に文庫化したもの。
内容は、一言で言ってしまえば「２００１年の日記」です。
なので、話題というのは今から１０年ほど前のことですが、いやー、「１０年」て、既に遠い過去。
でも、「ああ、そんなこともあったな」と思える話も多くて、なるほどなるほど、と思いながら読み進めています。

もちろん、はっきり覚えているものもある…２００１年といえば、アメリカのテロ事件。
あと、うろ覚えなことも、読めば思い出す。既に遠い過去、だけれど、人って思い出すものね。

それから、「人」の話題も面白い。１０年前はそれこそ「旬」だったのでしょうが、
そういえば今、どうしてるんだろう？と思って、検索してみたり"^_^"
たとえば、「真中瞳」さん。いましたよね！　今は、芸名を変えて女優さんをしているとわかりました。
それから、モデルのデヴォン青木さん。（ベニハナ創業者の青木氏の娘さん）今は３０歳でお子様二人のママ。なるほど…１０年ていえば、そうよねぇ…


たった１０年だけど、えらく昔に思えたり、すぐ昨日のようにも思えたり。
これが２０年前、３０年前のことでも、過ぎてしまえば、同じように思えるのでしょう。


ということは、あと１０年後に、「あのときはああだったこうだった」と、はっきり覚えていることもあり、
うろ覚えのこともあり、忘れてしまうこともあり。私は何を、覚えているんだろう。

記憶は蓄積される。でも、自然に淘汰されていく。自分にとって、大事な思い出が毎日毎日胸のうちに残る。

どんな出来事、経験も、なるべく忘れないように、と思います。
心がけているだけでも違うと思うから。それに、思い出すことがたくさんあるって、楽しいじゃない？

この本読んでても、いろいろ思い出すたびに、なんだか嬉しくなる。共通体験、ていうの？

中野さんと年代こそ違っても、（中野さんはほぼ１０歳年上）同じ時代を生きていたんだな、と思えて。



たとえば今日、私は右のまぶたがとてもむくんでいて、またもや「アイプチ」のお世話になりました^^;

そんなことも、小さな思い出かな☆

生きていくということは、記憶をつくること。

もう、なんでもこい！って思えます♪　


明日も、がんばりましょう！！！
　　　

(^^)/~~~