ワタシ、Activeに生きてますか?

食と日々の生活、思いを綴る。

2・10 徴農制

2009年02月10日 | 暮らしと思い
NHKの番組で、若者が集い、様々な提言をし意見を述べあっているのを見た

その中で、日本の農業を守るため(今の農業従事者の48%が70歳以上とのこと。)、そして人手不足を補う為、「徴農制」を行い、若者に1年間の農業体験をさせることを提言しているオーストラリア人(たぶん)がいた。

1年間は長すぎるとか、自由が奪われるとか、いやなことを押しつけるとか、余計に地方や農業が嫌いになる、1ヶ月ぐらいの体験にしてはとの意見もあった。

すべての食べ物のでき方や、作り方を知る必要はなくても、作物が一朝
一夕で出来るものではないことを知ることは大事だと思う。

ほとんどの食べ物をスーパーで買うことができ、しかも溢れかえって
いるから、残すことも捨てることにも抵抗がない。

時間をかけて育て、成長させるということを知ることは意味があると思う。

その点、自分はよい時代に生まれ育ったと思う。
米や野菜の作り方を体験しているし家畜もそばにいた。

様々な食べ物や料理との出会い、体験を記憶している、ということは、
ある程度大きくなってから知ったということ。
例えばマヨネーズは、小学生のころ、初めバターと間違えて口に入れ、
酸味に驚いてしばらく食べられなかった。
ナポリタンを食べたのは10代後半、こんなに美味しいものがあったのか
と感激した。

今の子供は、離乳食から、ありとあらゆる食べ物と出会い、なんの感動
もないまま、好き嫌いだけで食べているところがある。

恵まれているようで案外可哀想な気がする。

朝 ・チーズトースト・コーヒー
昼 ・目玉焼きのせ焼きそば
間食・りんご
夕 ・カツ丼・切り干し大根・キムチ・味噌汁