Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

Asian cup 2018 day.1

2018-03-16 21:03:49 | skimo
アジアカップ出場のため、1年ぶりに韓国にやってきました!



オリンピック、パラリンピックに合わせて新設された仁川空港の新ターミナルではオリパラマスコットのスホラン(白虎)とバンダビ(ツキノワグマ)がお出迎え♫


空港にはパラリンピックの選手、関係者用ゲートなども設置されていて世界大会が開催されていることを実感できました。



今日は他の日本人選手、ロシア人選手と一緒にバスで大会会場のhigh-1リゾートまで移動。



途中、私も大好きな韓国料理(今夜は参鶏湯)でお腹を満たし、栄養補給はパーフェクト♫明日からいよいよ2日間のレース日程が始まります!


What's SKIMO?② インディビジュアルレース

2018-03-16 08:04:08 | What’s SKIMO?
不定期連載 What's SKIMO?②

今日のテーマは「インディビジュアルレース」

インディビジュアル→individual
直訳すると「個人」

なので、日本人選手の中では「個人レース」なんて呼んでいたりします。スプリントやバーティカルも個人レースなのに、なぜあえてこの種目にインディビジュアルという名前を付けたのか?そのあたりは機会があったら詳しい人に聞いてみようと思います。

さて、インディビジュアルレースはSKIMO種目の中でも競技時間が長く、アップダウンの激しい種目です。



コースは標高差1600m〜1900m、最低3回の登りと降りで構成されます。距離はトップ選手で1.5時間〜2.0時間のゴールタイムになるように設定されます。



シール登行、ツボ足、滑走は規定に定められた割合で配置され、それぞれの切り替えは指定されたエリアで行います。



インディビジュアルレースには言うまでもなく、山岳スキーに必要なすべての技術、体力が要求されます。競技時間も長く、登りも降りも複数回あることから、選手の持ち味、個性によってレースの攻め方や駆け引きも変わってきます。



きっとみなさんがイメージされている山岳スキーレース、SKIMOにはこの種目が一番近いと思います♫