今回のイタリアワールドカップ Val Martello大会は別名”MARMOTTA TROPHY”と呼ばれています。
コースの難易度も標高も極めて高く、この大会が伝説的な山岳スキーレースと称されている意味が今日のインディビジュアルの下見でわかりました。
近年、スキーリゾートをベースに行われるワールドカップがほとんどになる中(それでも日本のスキー場と比べたらほぼ山岳ですが。)、MARMOTTA TROPHYはスキーリフトの無い本来の山岳が舞台です。
故に、見方を変えれば極めて危険なコースとも言えます。
正直、私は下見なしでは決して滑りたく無いと思いました。このコースは充分な経験と、しっかりした下見なしには攻略できないです。
今、私が取り組んでいるのはSKIMOというタイムを競う競技スキーですが、今回ばかりは山スキーの意識で臨もうと思います。無事に下山することを一番に、その中でベストなレースを組み立てたいと思います。
こう書くと何だか消極的な文面になりましたが、コースからホテルに帰ってきた今も興奮が収まりません。心の中では高難度なコースにゾクゾクして、楽しくて、熱いものが湧きまくりです。さぁあと4日、しっかり調整して良いレースをしますよ〜!