気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

0から

2011-03-01 21:20:26 | 保険営業
保険の仕事は、1ヵ月目一杯働き、一月の成果とか成績に一喜一憂します。
そして、翌月1日になると、また0からのスタートです。
「今月販売出来るだろうか…?」という不安がまず過ぎります。
私、この3月3日でアクサ生命に入社満4年になります。
翌月の4月から免許がおりて保険を販売していますが、その4年前の4月から先月までの47ヵ月間0は1ヵ月も無いのです。
だから尚更、今月は大丈夫かなあ…?と不安になるのです。
平成19年3月3日、松本支社に4名の入社がありました。
この4人が毎日松本まで通って、1ヶ月間研修しました。
時々、北信越管内の19名の同期が長野に集まって、合同の研修もありましたね。
私、ロープレが大嫌いで、シナリオをちっとも覚えられず、講師に怒られてばかりいました。
この19名の同期、既に3年を経過した時点で、たったの4人になっていました。
松本支社の残党は私だけ。
新潟支社も石川支社も富山支社も福井支社も全員辞めて行きました。
長野支社は、優秀で3名残っています。
同期で残っているのは、長野県内(長野県は長野と松本の2支社あるのです)の4人だけなのです。
厳しい世界ですよね。
だから、出身元の郵便局に行くと、未だに甘い。歯がゆくなって来ます。
民間になったのに、まだ待ちの営業しかしていません。
郵便・貯金・保険…ただ来るお客を待っているだけなのです。
それで、給料を公務員時代並みに払っていたら、莫大な赤字も出る訳です。
私ら、歩合制ですよ。
だから必死です。
私、本当に郵便局の制服が欲しいですよ。
アレ着ていれば、お客様は信頼して預けてくれます。
私は、東京の郵便局員時代、どんどん外に出て営業していました。
『最高優績者』という東京の特定郵便局員で15名ほどしか貰えない賞が欲しかったからです。
毎日1件保険を獲る…という意気込みでやっていましたね。
それが、郵便局の制服を着ていたから出来たのです。
局長に昇格する前2年間、最高優績者になる事が出来ました。
今は、アクサの冴えない最下級社員です。
でも、そこら辺の郵便局員よりはよっぽど営業出来ると思いますよ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする