気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

ビューティーペア

2015-04-24 20:04:26 | 昭和プロレス
女子プロレスの話題です。
マッハ文朱の引退後、全日本女子プロレスはスターを求めていました。
そこに、キラ星の如く現れたのが、ジャッキー佐藤とマキ上田の「ビューティーペア」でした。
今から40年近く前のことです。
当時は、女子プロレスをフジテレビで、ゴールデンタイムに中継していたんですよね。
実況は志生野温夫アナウンサー、80歳を越えた現在でも現役アナウンサーです。

あの頃は、女子プロレスラーが歌を歌っていました。
まあ、スター誕生出身のマッハ文朱が走りですよね、
ビューティーペアも「かけめぐる青春」が大ヒットいたしました。
リングをステージにして、歌うんですが、もの凄い紙テープが投げ込まれて、若い女の子がキャーキャー言ってました。
私は、はっきり言って女子プロレスは余り好きではありませんでした。
まあ、テレビで試合だけは見ていましたがね。
伊那にも何回か興行に来ていますが、私は一度も観戦していません。



レスラーのアイドル化、悪徳レフェリーの阿部四郎、松永一族の放漫経営、結構嫌いな面がいっぱいありました。
でも、収集癖だけは女子プロレスにも及んでいました。
こんな、ビューティーペアの切り抜きや、当時のチケット類も保管していたんですね~。
今から20年くらい前に、あるスポーツ雑誌の「やくみつる」氏執筆のマンガの中で、「ビューティーペアグッズを探している!」というくだりがありました。
だったらと、私の収集品の中から、複数所持していたものを編集部宛に送ったのです。



それから数年後、平成11年(1999年)8月9日、ジャッキー佐藤が41歳の若さで亡くなりました。
驚きましたね~。
あんな強靭なジャッキーが死んでしまうとは-。
当時、土曜日の午前中にフジテレビで「土曜一番!花やしき」というワイド番組を放送していました。
この番組のコメンテーターがやくみつる氏。
あるコーナーで、ジャッキーの死亡報道が流れておりました。
そして、おもむろにやく氏がテレビカメラの前に差し出したのが、このチケットです。



昭和51~52年頃の全日本女子プロレス・北見大会の割引券です。
私が中学生の頃に文通していた北海道北見市のペンフレンドから入手したチケットと同じものです。
これ、(平成11年当時の)数年前に、私がやく氏に差しあげたチケットですよ。
ローカルな北見大会、小・中生特別割引券とちゃんと券面に書かれていたので、間違いありません。
私の収集品が、間接的ではありますが、テレビによって映し出された瞬間でした。


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