こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は前の家の6日に刈り取った「ひとめぼれ」の、籾摺りをしました。 50aの水田から、2422kgの収量でした。 10a当たり8俵(60kg)強です。 くず米はいつもの年より少なく、良質でした。 息子さんには、明日の朝食に試食して、出来具合を教えてもらいます。 胴割れ、乳白米もありませんでしたので、刈り取りも丁度良かったようでした。 水を切らさずかけて居たのも、功を奏したのかもしれません。 私は、間断灌水で栽培でしたので、比較対象にはなります。 天気回復次第刈り取る予定ですので、今年の天候では、満水・間断灌水どちらが良かったのか判定できます。 こんな些細なことが、農業技術の積み重ねです。
籾摺り作業中に、県の農業普及センターの斎藤さんが、調査圃の坪取り日程を決めに来ました。 10日に坪取りをします。 調査中に斎藤さんが感じたのは、蛾の発生が多いこと、いつもより女郎蜘蛛が少なく、猛暑の影響が虫の世界でも異変が起きているとの事でした。 私の家の水田に、燕が多いのも、うなずけます。 角度を変えて観察すると、農業の厳しさ、面白さ、奥の深さが歳とともに判ってきます。 気付いた事を後世に少しでも残すのも、務めかなぁと、思う今日この頃です。