この日は2週間ぶりの母の通院日。
前日から確認の電話をしてるが耳が遠いので出ないみたい。
当日の電話にも出ないので午前10時に迎えに行った。
玄関の電気が点灯しているままだったので不審に思い玄関戸を開けると母が倒れていた。
体は冷たく死後硬直してたがとりあえず救急車を呼び兄妹に連絡。
救急隊が駆け付けたが既に死亡してるのが確認できたので警察にバトンタッチ。
刑事課による事件性がないか捜査が始まり兄妹も実家に到着した。
主治医からも肺に水が溜まった状態は朝、体が冷たくなってると警告されていたが
母は就寝前の玄関の施錠をした時に亡くなったと思われる。
警察が郵便受けの中身を調べると一週間分の新聞が溜まっているので死亡したのは一週間前?
高齢の一人暮らしの母を孤独死させてしまった事を恥ずかしく思います。
自分は1か月を要した芋の収穫も終わりホッとして母のことなど忘れたように浮かれていた。
検死のために遺体は警察署に運ばれて行った。
貯金通帳を記帳して不正に引き出されていないか兄が銀行廻りに出掛け妹夫婦と昼食に出かけた。
午後3時から実家の掃除を始めた。
警察から電話があり事件性は無さそうなので主治医を警察に呼んで死亡診断書を依頼。
地元の葬儀屋さんに連絡して寝台車を手配し警察署に母の遺体を引き取りに行った。
母が戻ってきたのが夕方の6時過ぎです。
7時30分に納棺士の女性がやって来て死に装束を着せてくれ死に化粧を施し
血色の良い母の顔に変化させてくれた。
解散したのは夜の9時。
真冬並みの冷え込みがやって来た。