今週末からNHK教育chの白熱教室でも取り上げられる
『選択の科学/コロンビア大学ビジネススクール特別講義』シーナ・アイエンガー著と、『集中講義!アメリカ現代思想/リベラリズムの冒険』仲正昌樹著の
2冊を寝しなの小説と並行しつつ、毎日読みすすめようかと思っています。
アメリカ型民主主義とか人道主義を推し進めるために
つかわなくてもいい軍事費を多額につかい、
ベトナム、湾岸、イラク、アフガニスタンと貴重な人命を失いながら
それでもアメリカは正義の戦争をしていくのが
どうにも理解しづらいもんがあるのです。
きっとそうせざるをえない「何か」があるはず?
じゃぁそれはナンだろうって少しだけ自分なりに理解したいなぁと
思い至りました。
ヨーロッパはギリシャに始まった西洋哲学思想が根底にあるというのは
イヤというほど慶應時代の基礎座学の単位習得で学んだのです。
専攻が教育哲学をベースにしていたので倫理学のベースは
カントとJS・ミル、必須でした。
白熱教室で一躍有名になったハーバード大学・サンデル教授の師匠ジョン・ロールズが
どんな考えなのか。
またサンデル教授の授業風景を見るにつけ、もともと出来レースっぽく
伏線がきちんと立ててあり、そこへ少しずつ生徒からの意見を加味しつつも
自分のあるべき結論にもっていくような用意周到さがあると思いました。
では、その根底に流れるアメリカ現代思想ってなんだろう??と
自分なりの考えを持ちたくて私の知的レベルで読めそうな本を選んだというわけです。
「選択の科学」では全盲のコロンビア大学教授のインド系アメリカ人女性が
選ぶことの強さを教えるらしい。
選ぶことと選ばないことで人間がどうなるのか。
帯の裏表紙の部分には非常に興味をそそられる文章が一部載っています:
・わが子の延命措置をするか否かの究極選択。判断を親がするより、医者に委ねたほうが、後悔は少ない。
うぅぅ~む、これは私には当てはまらないように思うなぁ。
自分で行わない限り、やった医師に恨みを向ける楽な流れに身を任せてしまいそうだ。
歴史のある日本は古いものに価値を重くおくけど、
新しくて力があるものが古いものより素晴らしいと考えるアメリカは
日本とは全く別の意思決定で選択がなされているように思えるのです。
それが何に由来するのか、ちょっと興味があるので
アメリカのリベラリズムの元ってなんだろうと考える一助にするために
火曜サスペンス劇場風の松本清張(『点と線』を読書中、オモロイですわ)の本と
同時進行で読みすすめます。
<別のHPからプロフィール抜粋>
◎シーナ・アイエンガー教授について
アイエンガーは、20年にわたって「選択」をテーマにして、さまざまな実験や調査、研究を実施し研究成果を体系化した。
アイエンガーの両親はインドのデリーからの移民で、シーク教徒。
両親がアメリカに移住したのち、カナダのトロントでアイエンガーは誕生。
3歳の時に眼の疾患を診断され、高校にあがるころに全盲に。
家庭ではシーク教の厳格な教えが反映され、着るものから結婚相手まで、両親がすべて宗教や慣習で決めるのを見て育った。
しかし、アメリカの公立学校で、「選択」こそアメリカの力であることを繰り返し教えられ、大学に進学してからは「選択」を研究のテーマに選んだ。
スタンフォード大学では社会心理学の博士号を取得し、現在はニューヨークのコロンビア大学でビジネススクールの教授を務めている
『選択の科学/コロンビア大学ビジネススクール特別講義』シーナ・アイエンガー著と、『集中講義!アメリカ現代思想/リベラリズムの冒険』仲正昌樹著の
2冊を寝しなの小説と並行しつつ、毎日読みすすめようかと思っています。
アメリカ型民主主義とか人道主義を推し進めるために
つかわなくてもいい軍事費を多額につかい、
ベトナム、湾岸、イラク、アフガニスタンと貴重な人命を失いながら
それでもアメリカは正義の戦争をしていくのが
どうにも理解しづらいもんがあるのです。
きっとそうせざるをえない「何か」があるはず?
じゃぁそれはナンだろうって少しだけ自分なりに理解したいなぁと
思い至りました。
ヨーロッパはギリシャに始まった西洋哲学思想が根底にあるというのは
イヤというほど慶應時代の基礎座学の単位習得で学んだのです。
専攻が教育哲学をベースにしていたので倫理学のベースは
カントとJS・ミル、必須でした。
白熱教室で一躍有名になったハーバード大学・サンデル教授の師匠ジョン・ロールズが
どんな考えなのか。
またサンデル教授の授業風景を見るにつけ、もともと出来レースっぽく
伏線がきちんと立ててあり、そこへ少しずつ生徒からの意見を加味しつつも
自分のあるべき結論にもっていくような用意周到さがあると思いました。
では、その根底に流れるアメリカ現代思想ってなんだろう??と
自分なりの考えを持ちたくて私の知的レベルで読めそうな本を選んだというわけです。
「選択の科学」では全盲のコロンビア大学教授のインド系アメリカ人女性が
選ぶことの強さを教えるらしい。
選ぶことと選ばないことで人間がどうなるのか。
帯の裏表紙の部分には非常に興味をそそられる文章が一部載っています:
・わが子の延命措置をするか否かの究極選択。判断を親がするより、医者に委ねたほうが、後悔は少ない。
うぅぅ~む、これは私には当てはまらないように思うなぁ。
自分で行わない限り、やった医師に恨みを向ける楽な流れに身を任せてしまいそうだ。
歴史のある日本は古いものに価値を重くおくけど、
新しくて力があるものが古いものより素晴らしいと考えるアメリカは
日本とは全く別の意思決定で選択がなされているように思えるのです。
それが何に由来するのか、ちょっと興味があるので
アメリカのリベラリズムの元ってなんだろうと考える一助にするために
火曜サスペンス劇場風の松本清張(『点と線』を読書中、オモロイですわ)の本と
同時進行で読みすすめます。
<別のHPからプロフィール抜粋>
◎シーナ・アイエンガー教授について
アイエンガーは、20年にわたって「選択」をテーマにして、さまざまな実験や調査、研究を実施し研究成果を体系化した。
アイエンガーの両親はインドのデリーからの移民で、シーク教徒。
両親がアメリカに移住したのち、カナダのトロントでアイエンガーは誕生。
3歳の時に眼の疾患を診断され、高校にあがるころに全盲に。
家庭ではシーク教の厳格な教えが反映され、着るものから結婚相手まで、両親がすべて宗教や慣習で決めるのを見て育った。
しかし、アメリカの公立学校で、「選択」こそアメリカの力であることを繰り返し教えられ、大学に進学してからは「選択」を研究のテーマに選んだ。
スタンフォード大学では社会心理学の博士号を取得し、現在はニューヨークのコロンビア大学でビジネススクールの教授を務めている