英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

強きもの

2013-04-19 09:15:02 | 翻訳
けいこ もの数 つくせよ。

これは有名な世阿弥の言葉です。
彼の名著、『風姿花伝』の名言の一つでしょうか。

まずはあれこれ御託(ごたく)を並べずに
けいこをして、自分の迷いを消していくことが大切ということかな?

17日午前中が〆切だったフェロー・マスターコース/金融経済の
第1回提出日分、15日夜に無事提出となりました。

株の投資とか、自分はさっぱり縁がないので
けっきょくのところ、株式ニュースを日本語で何度も読む羽目になりました。

世阿弥の言葉じゃないけど、本当に「けいこを無数にやってこそ形になる」。
これはけだし名言です。

数を多くこなして、そこから自分だけ(なり?)のルールやコツを得ること。
これが教わるポイントをうまく生かしていく唯一の道かもなぁ、と
最近とくにそう思います。

困難と思える局面に立つとき、
私は特に逃げたりしたいと(今のところ)思ったりしません。
まだ抱えきれないほどの困難に出会えてないからかもしれないけど。

この金融・経済のコースが終われば、
次に進みたいのは、以前にも書いたとおり
医療の最先端分野、ガンを細胞としてみなす医療分野の翻訳を
やってみたいと思っています。

健康に留意していれば自分だけは免れると
私自身も思っていましたが、
残念ながらそれはない。

実姉も食事や調味料も生協の自然食品を多用して
梅干から佃煮まですべて手作りをしていた人でした。

ただ今から思うと、私が危惧していたのは
几帳面の「ねばならない」式の性格です。
これが好きなことしか没頭してやれない私とは大違い。

彼女はガーデニングから自宅の清潔さから
私などとは雲泥の差で完ぺき主義者でした。

こういう性格の女性が陥りやすいのは
ストレスを知らずに溜め込みやすいことかな???

そこから更年期前後から不眠症に悩まされていました。
ほぼ毎日10年以上催眠剤を飲んでいたのです。

それと肉料理が好きだったこともあげられるかな???
私などが時々食事をいっしょにすると、
ほぼ倍ほどの量を食べるのですよね。

でもだからといって肥満とは程遠かったのです。
私も一般の年齢平均より少しスリムですが、
姉は153センチ、45キロほどですから
摂取した分だけ精力的にテニスや家事をバリバリこなしていました。

つまり二人に一人がなるガンは、
誰にでもおこる現代病だと判明します。

ここから、宇宙ステーションに滞在して
船外活動までできる技術が進んだのに
なぜこれほど疫病的にまん延しているガン医療分野がその場足踏みなのか。
このあたりがとても興味深いわけです。

いやはや、私のヤバい好奇心の虫がザワザワと騒ぎ始めたかな???
だから発端は身内の不運だったのですが、
これからのライフワークとして自分の興味関心とともに
もっとわかりやすい日本語で先端医療のがん治療文献を
日本文に訳し、日本の先端医療分野を英文に訳せたらと思い始めました。

夢は大きいけど、「強きもの、けいこ、もの数、つくせよ」の精神で
少しずつ取り組んでいくつもりです。

やはり私は教えることより、
興味のあるところにどんどん行って見てわかりたいという
そのところに身をおきたい人なんだと実感中です。