☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

ピサ 編

2010年07月03日 | イタリア旅行
早朝に フィレンツェ を出て サンジミニャーノの観光  
その後ファームハウスで、ゆったりと昼食をとった私たちは 
斜塔で有名なピサの街に向かった。


糸杉といわれる まっすぐに天に向かってのびる杉の木が点在する、
なだらかな丘の美しい景色の トスカーナ地方
その西の海に面する街 ピサ。

ピサの斜塔は、イタリアを知らない人でも知っている有名な建物

私の頭の中には、ぽつんと斜塔だけが建っているというイメージでいたのだが・・

これまでとは違った黒人が多い土産物を売るお店がたくさん並んでいる。
その先の門をくぐると、緑の広場に立派な建物がたくさんあり、その奥の方に、あきらかに傾いた建物が目に入ってきた!


  



その斜塔を支えるポーズをとって記念写真を撮っている大勢の観光客がいた。






斜塔の周りには、ドゥオモや 洗礼堂 墓所などがあり
鐘楼として建てられた斜塔の他の建物も地盤沈下の影響で少し傾いているのだとガイドさんから説明があった。

海に面して川に囲まれ軟弱な地盤に、長い年月をかけて建てた建物が建築途中から修復されながら維持されてきたというからすごい!


 それにしても、鐘楼として建てられたこの建物が、傾いていればこそ有名になり観光客がこれだけ集まっているというのだから倒れてしまったら大変な痛手だろうなと思う。
一時修復のため中止になっていたが今は登ることができるようだ。


      抜けるような青空

緑の広場にそびえる大理石の建物がまばゆく とても美しかった!



駐車場までは、少し歩いたあと電車みたいなシャトルバスに乗って行く。
駐車場にはたくさんのバスが並んでいて、おトイレに行く人などちょっとバラバラになってしまった。

「あらっ! お兄さんが別の車の方に向かっている!」と誰かが言った。
みんなで一斉に「 おにぃさ~~~ん!!! こっち~!」(笑)
あわてて、お兄さんが戻ってきた。

きのうは「俺の愚弟はどこいった?!」と言っていたのに 

そう!兄弟で参加したお二人を、みんなでお兄さん・弟さんと呼んでいた。
ツアーの中の最年長さんのお兄さんは新潟から千葉に住む弟さんのところに前泊してきたというから私と同じ。

昨夜は、お兄さん お名刺を配っていて ○○会社の顧問 ・・・なるほどね 

私はお名前覚えてなっかたけど チイさんの奥様が覚えてらして「△△さ~ん!て呼んだら振り向いたのよ」と、おっしゃっていたから、お名刺効果があったのだ。

お食事タイムで、みんなが少しずつ情報交換して和気合いあいの雰囲気ができていた♪

夜はフィレンツェの街の中にあるレストランで食事。
狭いテーブルと椅子のレストランが多く、みんな肩寄せ合っての食事が多かった。
その夜はラザニア 

お向かいに座った巨漢の旦那様が、ベネチアのゴンドラに乗った時の話になり
小学生のころプールに落とされて以来、水が怖いのだとおっしゃった。
体は大きくても気は優しくて小さいらしい。
バスに乗っても、いつも奥さまの隣に寄り添って汗をかきながら座っておられた。

食事の後は駅の中を通ったり街の中を歩いてホテルに戻ってきたのは、かなり遅い時間だったと思う。


フィレンツェのホテルはヨーロピアンなクラシカルな建物だった。