☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

バチカン市国 編

2010年07月09日 | イタリア旅行
行く先々で、新たな感動が続いていた イタリアの旅も最終日となった。

最後のイタリア観光は ローマ
古代ローマの遺跡が、いたる所に残る見所いっぱいのローマの街を、夜の帰国便まで7時間の観光が予定されていた。

最初に訪れたのは カトリックの総本山 バチカン市国

世界で一番小さな国 
教皇がお住まいになる宮殿や博物館があり法王庁で働く聖職者たちが住む。
ローマの街の中にあり境界には塀がはりめぐらされている。

その中にあるバチカン博物館は、
イタリア美術の膨大なコレクションが収められている世界屈指の博物館。

  その中庭 


館内には、古代ギリシャ・ローマ時代の彫刻もたくさん展示されていて、
長い廊下の天井画がすばらしい!!




その両側は16世紀後半の地図やタペストリーのギャラリーとなっている。

ラファエロの間 もあった。


階段を下りて行った先にある システィーナ礼拝堂 
その中にある
ミケランジェロ が描いた天井画 『天地創造』と 祭壇側の 『最後の審判』

大勢の人が首を上にあげたまま・・・・・・・・圧巻!!!
そのすばらしさに言葉も無く 見とれていた。

イタリアに来て、多く目にしてきた聖書の世界をテーマにした宗教画。

 (内部の絵の説明)

ガイドから受けていた説明だけでも多くの感動が伝わってくる。
その世界を知るためにも聖書を読んでみたいという気持ちにさせられた。

ため息をつきながら、隣の建物に移動
そこは世界中の信者が訪れる世界最大のカトリック大聖堂

サンピエトロ大聖堂


バチカン市国のシンボル 

 

内部はバロックの巨匠が手掛けた多くの芸術作品で飾られ荘厳な雰囲気

中でも、死せるキリストを抱いた聖母マリアの像 「ピエタ」の前には多くの人が集まっていた。
ミケランジェロが25歳で完成させたという傑作。

 慈愛に満ちた聖母もキリストも若く、
彫刻とは思えない繊細な表現に圧倒される。


大聖堂の前は ベルニーニ が設計した サンピエトロ広場

 

多くの柱の意図するものなど、旅行に出かける前に、ちょうどテレビで見ていたので興味深く見ることができた。
(その日は、何か行事があるのか、たくさんの椅子が並べられていた)


古代ギリシャ・ローマ時代からのイタリア芸術の傑作を一同に観られるすごい場所に立っていた。

もっと勉強していったら感慨深さもひとしおであったたろうと今更ながら思う。
それにしてもじっくりと鑑賞するには時間がいくらあっても足りない場所でもあった。