(後日談)
その後、私は、そのたしか前年か、いまから数えると、その買い物が、結局借金の元になるんだが、その実際、K島電気で買ったパソコン(Windows10,東芝ダイナブックノートPC)を十万前後以内、そう、その画像が、私の残してあったわたしのブログ記事がそっくり、誰かが私と同じ当時のブログの題名タイトルで、(この場合、私の個人的なブログの著作権はどうなるのか?)結局、又、k島の中古買取を利用して、10分の1か、5分の1か、非常に格安の値段で、私は私のパソコンを売った。
そして、その、k島を寄ったその足、つまり、自転車、法律、道路交通法では軽車両での移動で、何とか太田西ノ内病院へたどり着き、そして、受付に、先日救急で伺った、wainai○○子の息子、○○です。郡山市○○町の者です。
と言うと、受付の係の人が「wainaiさん、wainaiさん、あった、じゃあ、金額は合計で、○万○○円です。
と言うと、やはり高いな、とは思いつつ、k島で現金調達が出来て助かった、とこの時は、ぬか喜びしていたのである。
しかし、この、クレジットカードなる、悪魔の札、は、その頃から、漫画家で共産党のシンパで、「ナニワ金融道」なる漫画を描いて好評を博した、青木雄二という、作者が発した名言、
「クレジットカードは、借金札である」
という言葉、一節を、私はネットか新聞か本か、めったに漫画は嫌いで読まないので、その前者のいずれかで、その時、彼のその言葉を知った。正に言い得て妙、名言だと思った。
とにかく、カードの返済に困り果て、とうとう私は、借金が雪だるま式に膨れ上がり、正に自転車操業であり、その様子を母の福祉担当員、地域包括支援センター、あんしんセンターのOW田さんは、しっかり、私のうちにも玄関から実際に上がり、母と共に過ごす私をずーっと見続けていて、私のカード払いの頻繁さ、使用のし過ぎ、キャッシング(現金引き出し)は全くやってはいなかったが(母は、頭がいいから、それらキャッシングを利用したが、やはり借金を抱え、五、六、七、八、九、十年以上位まえに借金を完済し、そのカードはハサミを入れて処分し、カード会社とも母はきっぱりと解約し、以後、二度と使う事は全くなかった)、全く私はATMのキャッシングが判らず、今もそれが、利用できたのかも判らないが(結局、母の大借金、と言っても、二十万位の額だったが)私は母の例を見て知っているので、ショッピング枠でのみ使った、とにかくOW田さんその人は、私の金遣いの荒さを、彼女なりの目で気付いていた。
それを、見抜き、底の底を、字ずらの、文章の間と間との、行間を読み込むが如くの、正に、文の底、底意を知る、日蓮正宗の、大聖人様の極意極説の、法華経の「文底秘沈の大法」の特別に大事の法門を彼女なりに、我ら正宗信徒でもない、一介の、一般の人が、素人の人が、恐らく先祖代々邪教を信ずる、あのOW田さんなりに、福祉の世界を生きて来て、自分で編み出した、ど素人がそれを体得、見事やってのけた、素晴らしい、正宗気質を地でゆくような、感覚を私は今も、思い、最近もそれに正しくそれを気付いたばかり。
とにかく、OW田さんは、私を特別な見方で誰よりも心配し、その、後に私に関わる福祉関係者の中では正に大恩人の内の一人となる。
何でもかんでも、今の世相、今の現金軽視、カード社会の闇を、私は嫌になる程、知っている。
母のキャッシュカード借金の時、私ら親子は、月報こおりやま、という郡山市が出しているミニコミ広報誌を見て、今から遡る事十余年以上前の、私も自身のクレジットカードを止める時から(註:ここでお断り。ー・母がうちから去り、施設に入り、私一人の生活が続く、今から二、三、四年前のかなり最近に、私は借金を全額無事完済し、やはり、ハサミでカードを切る母の流儀を守り、そのカード会社をきっぱりとあと腐れなく解約した)十数何年前の、冬の日のある日に、弁護士会で法律相談をやると見出しがあり、母は俄然、行く気になり、その予定を取り、予定日になり、母と共に行った。
そこの、郡山市堂前町にたしかある、弁護士会館は、街の中の、低い街並みの建物が続く一角にあり、そこの玄関に私と母は入って行った。
すると、女性らしい、頭を掻きむしりかき上げた、ボサボサ頭の人、何か借金のことで、泣いたり叫んだり、その場でしゃがみこんだりしている人、立ち上がって、何か、夫婦喧嘩、痴話げんかの最中の、あんたがパチンコばっかりやって、皆パチンコにつぎ込み、家の金全部を使っちゃったから、こんな目に遭うんだ、アンタ、とか言う悲しい、この世の修羅のような、むしろ地獄界の境涯の、最低な部類の、本当にこの世の地獄がここなんだ、という実感。
この後、私達親子は、受付で予約の者だと言い、次の部屋に通された。
そこで、さすがに頭のよさそうな、本当に日本一難しい(その当時においては。昔の司法試験は合格率1%いるかいないかの超激戦難関試験だったが、いまは、司法試験も、新聞紙で読む限り、合格率が4,50%の緩い試験で、試験に受かっても、コネが無いと法律事務所にも就職も出来ず、普通に司法試験合格者が職にあぶれて、自宅の牛乳屋を手伝っている話も聞いている。
裁判官になるのも、その地方裁判所の、実際の所は、司法実習生、今でいう、インターンになるのだが、そこの裁判所に、或る程度、コネ、も必要であり、カネ、も或る程度、必要だと聞いた事がある。公務員社会もコネ、カネ、であり、公務員になるのに、三百万かかったとか、母は福島交通の駅前から我が家への帰りのバスに乗った時、何人かの乗客が、公務員にそんなに金がかかる話を大声で話していたと、母が家に帰って来てからすぐに、家で勉強してから何か飲み物を飲みに、台所へ来ていた私に母がビックリして語ったのを、確か昭和の頃の話を、今も思い出す。)司法試験を通って来た、いい感じのした弁護士さんだった。
その弁護士の方は、うちの最近までの、そのカードはイオン一社だったがそれら、毎月の請求書類に目をじっくりしっかり通した弁護士さんは、開口一番、
弁護士さん。
「これくらいなら、じぶんで払えるでしょう、充分、払える額です」
と仰る。
弁護士さん。
「この、二十何万、この額、ここに今日も、いつも来て頂いている他の皆さんは、ハッキリ言って、こんな額じゃあ済みません。こんな恵まれた、少量の、年金でも十分返済してゆける額、こんな人、滅多にうちなんかに相談になんか来ないですよ。」
弁護士さん。
「ここにきている方々は、余り大声では言えませんが、皆、多重債務者、一人で何社もカード会社を渡り歩き、その額も五百万、八百万、一千万以上と、そういう方々がとても多くいらしていて、とてもじゃないが、それと比べても、あなたがたは恵まれた方の、本当に最小の、かなり少ない額の、むしろ幸せな部類の、自分たちで毎月返済して十分払える金額だと思いますが…。」
私が言う。
「でも、余りに借金が首に回って、返すのが毎月やっとなんですよ。毎月の買い物の品数も多すぎるんでしょうが。本当に大変です。自己破産とかって、…。」
弁護士さん。
「自己破産なんて、とんでもないことです。あなた方の借金の金額は、それ程、ここの人達と比べるのもなんだが、そんな大した額じゃありません。絶対に返済は可能で、あなたがたが、日頃の貯蓄に励み、ちゃんと借金を月々返済し、その暁には、きっと、あなたがたは、借金とは無縁の生活が出来るはずです。保証はできないが、私は長い弁護士人生の中で、そう確信します。長い人生、必ず返せます。頑張って、一度、やってごらんなさい。」
お母さん。
「今日は、大体の所の意味、私たちの現状がすっかりはっきり判りました。御迷惑を御掛け致しました。今日の所は、これで失礼します。(wainai、息子の私の事)君、さあ、もう出るわよ、さあ、もう帰りましょう。それでは、有難う御座いました。」
私。
「有難う御座いました。お母さん、足元、気を付けて。それでは。」
とお辞儀をして、部屋のドアを二人の親子はその日の借金相談会合開始後ものの十分程度で弁護士さんとのお話もあっけなく終わり、私など、あっけにとられて物も何もその場では一切言えず言わずに、その場、弁護士会館をあっさりとした軽い気分で出て来た。
こう、その前の、その言葉、その日の担当弁護士さんは仰られ、私達も帰りに際して、弁護士さんに別れの言葉を言い、弁護士さんとも別れ、その弁護士会館の、悲鳴やら呻きやら、非業の衆、集団が身を寄せて一生懸命そこの弁護士たちにすがっていた苦しみの声を背後に聞いた。
私達親子は、何か、きつねにつままれたような、何か神業を見たような、不思議な感覚を抱きながら、その帰り道、その福島県郡山市堂前町一帯は、正に司法の街、郡山地方裁判所はあるは、近くには、各々の弁護士法律事務所、公認会計士事務所、司法書士事務所、行政書士事務所、弁理士事務所、等々、本当にそこの街一帯は、郡山市の法律法曹法学機関関係には強い、正に法律の街、の感を呈している、その街を、私達親子は、これも足取りも軽く、時には鼻歌混じりで、しかし、一生懸命借金返してゆこうね、とお母さんと歩きながら,その道なりにその街を歩き通し、私も答え、話し、私も母も何者かにその道すがら強く固く念じ誓いつつ、母の乗って来た車に乗り、一路、悠然と、気持ちもテンション上がり気味で、我が家へと帰って行った。
(用事が多々あり、夕べの勤行唱題、夕ご飯、皿の水洗い、片づけ、服薬等等、一杯作業、仕事、途中の用途があり、中途で中断失礼。書きかけ記事、その後に続く。読者の皆様、乞うご期待。長文失礼。書きかけは時間によっては明日以降になるかも。明日以降も、目まぐるしく、私の日常は常に忙しく少しは多忙であり、いつ全体が完成するかは見通せないが、そろそろ結論を急ぎ、終幕、フィナーレを狙っている所。しかし、中々、ノートの文字起こしも大変で、中々解読不能文字も多々ある。悪筆失礼。はっきり言って、自分の書いた文字なのに、読めない文字も多いんです。その分、ロスが発生し、多大な時間をかけ、皆様にご迷惑?かけてるかもしれませんが、数少ない、読者の皆さんん、いいね等を下さる皆さん、なるべくいいね等は礼儀として、無礼無きよう、必ず返礼し、返す事を基本にはしていますが、見落とし等があれば、御許し、御容赦下さい。読者の方々、私をかなり寛大に広い心で扱い、気長に付き合って下さい。必ずいつか、完成させて見せます。それまで、御開きさらばです。午後五時半、一、二分前。現在。電波時計による。以上。よしなに。wainaiより)。