Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。日蓮正宗とは一切関係なく私個人の見解です。

比較的若手ヘルパーさんとの、ゲーム談議で盛り上がった話。※長文失礼。

2022年10月22日 10時40分38秒 | 将棋・将棋論・ゲーム・アニメ・映像・映画系
 うちに来ているM光さんのヘルパーさんで、以前からほとんど最初のサービス利用の時代から来て頂いているヘルパーさんなんだが、全くと言っていい程、こちらの話には、警戒しているからなのか、私がそんなに変と思ってるのか、全然話が盛り上がった試しの無いヘルパーさんが居た。
 このヘルパーさんに、私は無謀にも、自身の宗教的興味から、「あなたの、実家の、お家の宗教・宗派は、何ですか?」と言う事を聞いた事が一回あった。
 すると、「私の家の宗教?全く判らないですねえ」とひょうひょうと答える。
 お寺のある方にその事を相談すると、「今の若い子なんて、そんなもん。家の宗教宗派何て、全くの素人、全然わかる訳、筈がないよ」とこれも答えた。

 そのヘルパーさんは、いつもきっちり時間を守って、うちには遅刻も一回もせずにうちに来るし、何よりも、料理がとても美味しい。この人には、買い出しの時の私への質問等々を聞き出す時の彼女、ヘルパーさんの表情、一挙手一投足の全てに、ヘルパーさんなりの知性、知識の蓄積・集積の賜物を私は常日頃から感じていた。 
 
 私は、このヘルパーさんは、敢えて、私のおかしな、宗教論には乗らずに、上手くかわしたんだという思いが、私の率直な感想である。そういう話題、話には、敢えて避ける、話はしない主義が、このヘルパーさんの思想信条なんだと。

 だから、私とこのヘルパーさんとの間の会話は、そのサービス実施中は全くと言っていい程無く、まるで冷戦のようだった。

 それが、先日、私は、又、私はこれは、一応の賭けに私は出たんだが、ヘルパーさんの彼女に、「あなたは、ゲームが好きですか?家で、ゲームはやりますか?」という、自分でも馬鹿らしい、幼稚臭いと思い蔑む、情けない質問をヘルパーさんへと投げ掛けてみた。本当に、ヘルパーさんの趣味ではなかったなら、私は再度、恥をかく事になるが、恥を忍んで、問うたのである。

 すると、「ゲーム、やりますよ!」とヘルパーさんが言うので、その意外性にまずは驚いてしまった。あのヘルパーさんが、ゲーム?!へえーっ。
 私もつい興奮して
 「本当ですか?!」と私も興奮気味に、やっと金鉱脈、ヘルパーさんとの共通話題を見つけられたのか?!という強い期待感で私は答えた。
 ヘルパーさん「私のうちでは、子どもが主にやっていて、勿論、私もゲームをやりますよ。主人もやります。」そう仰る。
 私「私は、今、ゲームにはまる、というか、興味があって、しかし、福祉関係者の皆さんが、皆、一様に、”課金“が怖い、というので、未だに買ったばかりの任天堂スウィッチを箱からまだ出してもいないんです。怖いんですよ、その、借金とか、課金の仕組みの全てが!!!ヘルパーさんは、課金は一度もやった事はないのですか?」
 ヘルパーさん「私は決して、一度も、子どもも主人も、もちろん私も、課金などはやりませんし、やった事も一度もありません。」こう、強く、強調して仰られる。
 ヘルパーさん「勿体ないですねえ。せっかく買って、箱から一度も出してないなんて。一度くらい、箱から出してみて、試しにやってみたら?」
 私「いやー、とんでもない。怖い。ダメ。絶対に。でも、あんしんセンターの職員さんが、子どもがゲームをやっている。
 うちとおんなじ、任天堂スウィッチを持っている方で、その方の仰る、課金の場合は、『警告』と言うのが出て、それで、回避できる。
 その人もあつもり、どうぶつの森のソフトを持っているが、子どもが、どうぶつの森は終わりが全くなく、いつまでも遊べてしまう為、そのお母さんの職員さんが、『カミナリ』を落とす、つまりは、時間制限を自分たちで(その職員さんが要は、𠮟りつけて、脅して、強制的にゲームを取り上げて)決め合い、時間を有効に使っていると言っていました」と私は言った。

 ヘルパーさん「なる程。そういうのもありですねえ。本当に、『警告』なんて出るのは、一般に出回っているゲームソフトを購入して店舗経由で買ったものならば、あんまりしんぱいしなくてもいいんじゃないのですかねえ」
 
 私「ヘルパーさんは、一体、どんなゲームで遊んでいるんですか?」

 ヘルパーさん「私は、主に○○(私には十分に聞き取れず、確か、英語か何かのタイトルのゲーム名)の、野球のゲームを主にやり、そうだなあ、それが今は、一番やってるかな」
 私「へえー、野球のゲームがあるんですか?!ジャイアンツ、巨人軍とか、そういうので、野球チームがあるんですか?」

 ヘルパーさん「そうそう。面白いですよ。」
 私、「私、昔、今から二、三十年位前まで、野球は、長嶋監督時代の、巨人軍ジャイアンツの大ファンでした。最近では、夏の甲子園の、高校野球に夢中でした。今は、いい、野球ゲームがありそうですね。」
  
 とまあ、こんな風に話がどんどん盛り上がる。ヘルパーさんは、近所のスーパーにて買い出しも終わり、今は我が家で、ヘルパーさんの、美味しい匂いが漂う真っ只中での料理中であった。
 私は、少し自分の話が、ゲームにこの日は大変に興味があり、非常にゲーム談議で無我夢中で話しているのが、ヘルパーさんには迷惑かな、思いつつの一日。
 今日は、私は、サンマの塩焼きを所望して居り、室内には、換気扇の音の中、盛んにサンマの焼ける音、においが充満している。

 私「実は、昨日の、ラジオ福島の、かがちゃん、鏡田辰也アナウンサーと、昔の福島ボンガーズの、フジナッツ健さんの二人の番組が、午後一時から四時まであって、昨日の丁度その時間に、わたしのEメールが採用されたんですよ。私が、最近、任天堂スウィッチを買い求めて、次の日に、あつもり、あつまれ、どうぶつの森を購入した体験記、それと、その話のついでに、お二人の、特にゲームに詳しいフジさんにスウィッチについて語ってもらいたいと言うメールでした」

 ヘルパーさん「あの番組は、私も時々聴きますが、中々、投稿メールが採用されるのは、難しいと思いますよ。へえー、そうだったんですか、うらやましい。」
 私「あの番組の最後の方で、フジナッツさんが、スウィッチは、最近はダウンロードが出来て、それで、初期の、ファミコン初号機のソフトが全てに近いくらい、全部できるようになった、というのを聞きました。
 あれって、私は、課金じゃないかって、なんにも私はゲームには詳しくないですが、睨んでます。そんな、只の世界、ただでゲームソフトが遊べるなんて、ただでさえ怪しいじゃないですか。
 あの、フジナッツさんって、実際は、ユーチューバーとしても有名人で、ユーチューバーは、高額収入者ですから、基本、お金持ちなんです。あんなに、バカみたいで、風采が上がらないような彼には見えますけれど」と私が言うと、

 ヘルパーさん「そんな、それは、しつれいですよ。○○(私の名前)さん。けれども、私も、インターネットには、ゲーム機をつながないので、全く分かりません。ただで、その、ファミコンの初期が動かせたなら、いいですよね!私もそこまでは分かりません。
 けれども、うちでは、主人、子どもたち、皆で、スウィッチをテレビにつないで、大画面で、みんなで盛り上がってワイワイ、ゲームをやったりするんですよ。とっても、大画面で、迫力満点で、楽しいです。」

 私「うちのテレビは、極小さく、一応、地上波と衛星は入ってるけど、画面が小さい。19型しかないので、うちでは、そういう機能は、大画面ではいいんだろうけど、私は、小さな画面の、任天堂スウィッチの機械の画面でのみ、使い、動かします。」
 ヘルパーさん「それも有りだと思います。その為の、画面付きのゲーム機のスウィッチなのですから」

 Eスポーツにも話が及び、世界のトップ、金メダルに輝く人々、その、ゲームの競技者が、今、正に、世界のオリンピック、五輪の、今までは体育競技が主だった世界が、今は、ゲームの世界にまで及ぼそうとしていることにヘルパーさんと私は触れた。
 私は、そんな、世界一になるような人が、課金システムを使って、それで、一位、金メダルととっても何にもならない。そういう、そこの重要な点での、合意事項、オリンピックになるならば、当然そういった規約、条文はないのか、今は、空のものとも、風のものとも、海のものとも、山のものとも、当然、決定はしてはいない、結論は出ていない、結果、成り行きが私は全く判らないので、判断しようが無いのだ、と言った。

 ヘルパーさんも、本当に、その点は、私も全く分からず、興味深い話ではありますね、その、課金・借金してまで、それらゲーム競技の成績がどう影響し、それらの課金の制度、課金の事実をどこまでオリンピックで認めるのかが大事、と仰った。

 私は、その、課金(システム)が、現今の体操、体育競技のオリンピック、五輪の、薬物依存、薬物問題、薬物乱用の相当深刻な大問題、「ドーピング」問題にも相当し、非常にヤバく、将来的にも現今も、決して許されないのではないのか、五輪には、メダリストには、と話を進め、それに言及した。
 
 とまあ、こんな風に、この、いつもは冷静過ぎると言うか、冷徹で、クールな女性のヘルパーさんの別の一面、この日は、「ゲーム機器」の話、ゲームの小話、しかも、私とおんなじ「任天堂スウィッチ」についてのゲーム談議が出来て、それに!、この日のサンマ料理も、なお一層、食が進み、美味しく食べさせて頂きました。

 ヘルパーさん、改めて、御馳走様でした。料理も極めて美味しく、この日のお話にも、大変に私自身、興味深いお話ばかりで、大変に、為に成りました。
 ヘルパーさんの別の一面が見られて、とても良く、とても楽しくこちらも感じ入り、しっかり人生勉強・社会勉強為されている方なんだと、ただ、感動、感心、感謝、尊敬の念を抱きました。

 この日のヘルパーさんも、読者の皆さんにも、誠に、有難う御座いました。長文失礼。

 以上。よしなに。wainai.

病院入院中に居た、九十歳のおばあちゃんとの算盤の思い出

2022年10月22日 09時43分20秒 | 筆記具系・文房具・文系器具・文理系・そろばん・ソロバン・算盤・理系・理数科目
 私が居た病院の入院患者の中に、九十歳を越えるおばあちゃんがいた。
 彼女は、耳が少し遠いみたいだが、意思疎通はバッチリであり、私ともまあ、仲も良かった。
 私は彼女の介護、と言っても、彼女の車いすを引っ張って、自室や、テレビルームの食堂まで、案内する役目を、私が主に、手伝った。
 そのおばあちゃんだけじゃなく、他の、私よりも、可哀想に思える人、私に手を差し伸べて助けを求めて来る人たちに、私は、出来る限り、応援し続け、車いすを尚も助力し押し続けた。
 他の職員さん、看護師や医師は、それはそれは物凄く忙しくて、そんな、個人的な患者などには構ってられない、という全く不遜な態度である。
 私は、どこの病院もおんなじなのか、判らぬが、他にも、おじいちゃん、おばあちゃんの手となり足となり、私と同じように、私の場合は、仏教仏法の「慈悲行」から発した行いであったが、中には、「菩薩行」のようなものを発揮する、それも、自身も八十前半で、これら慈悲行を行っている人々もいた。
 私は、病院に、今でもカバンには忍ばせてはあるのだが、100円ショップで購入した「そろばん(算盤)」を持ち込んでいた。
 これで、私は、電子計算機など持ち合わせなかったから、全ての計算作業をこれ一台、これ一丁でこなした。誠に頼りがいがある算盤である。
 これを試しに、この九十歳を越えたおばあちゃんに使わせてみた。果たして使えるかな、と思いきや、おばあちゃんは、昔にソロバンを習っていた感覚を取り戻したのか、すらすらとその場で計算をし始めた。
 その場にいた、看護師や、看護学生、一般の患者たちもにわかに驚きだした。九十歳の、超ご高齢の、多分、認知症も少しは入っている(と思われる)、高齢者の女性である。その彼女が、昔の感覚を頼りに、たどたどしいが、まるで、少女の時の、算盤を習っていた時の如くの、顔つきを私や周りの人々に見せて、計算に打ち込んでいる。
 高齢の彼女は「私は、昔は、もっと計算が上手で、こんな、簡単な数字も、今は出来なくなったけど、昔はよかったなあ」
 とか何とか言って、とても満足そうに、そろばんの盤面に向かっていた。
 それが、在りし日の、高齢の彼女の、少女時代の、そろばん塾に通っていた姿が、私の目には、確かに見え、今現在の彼女を、私は見詰め返していた。
 私は、そんな感情に浸り、感じ想い、その場にただ、佇んでいるだけだった。

 以上。よしなに。wainai.