今年初めて、短歌を作りました。あんまり自信はありません。確定・決定稿ではありませんが、これ以上、来月の歌会があるまで、直す気もありません。
直すならば、もっと、多くの作歌活動に励んでみたいです。それと、時間が勿体なくて、その、私の学ぶ、アララギ派や、万葉集などにも触れてみたいです。
それが、短歌の神髄を軽く見ている、とは捉えて欲しくはありません。
けれども、推敲も私なりに、加えていくべき、とも思っていて、全く作歌の推敲は否定してはいません。むしろ、今は、やる事が一杯あるので、忙しく、ハイ次、ハイ、と、これは趣味の機械的な運用の仕方ですが、時間が私には少ししかないのです。
短歌にも、音楽にも、読書にも、ネットの運営等々や、その他の多くの趣味にも、やる事は大いにあり、それぞれに特別の時間は、大きくは割けないのです。
何といっても、日蓮正宗の勤行唱題。自行化他行。これに打ち込む時間は、至福の時なので、これにも時間を経て、やり通す時間も持つ為に、考慮に入れなければならない。
しかし、多忙なのは、私にとり、時間が有効に使えて、非常な喜びです。
一応、八首ばかり出来ましたので、ここでそれらの短歌の発表です。
猫の真似してみせる母と言ふ 職員語る米寿と一歳(ひととせ)
我語る言葉に真面目な顔をして我が事の如く母は聞きにき
母の為プリンをせっかく買いしより施設の職員に断られたり
冬寒くあるはずの今年の大寒はあたたかなまま母の生誕迎ふ
今年程今までの別れを振り返りその悲情さに憤る我
この我を何者かへと育てしか ただ我が両親は健康であれと
この時代2009年を思い出す 政治の世界に激震よ見舞へ
政治家に沸々と湧き出づる怒り 物見せてやれ次の選挙で
以上。よしなに。wainai