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昨日の日蓮正宗無量山寿海寺に於ける「御会式」。今、俳優・織田裕二の著作を読んでいる

2022年11月28日 08時33分07秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類
 昨日、午前十一時から、日蓮正宗無量山寿海寺に於いて、「御会式御正当会法要」が厳かに執り行われた。
 これは、十月十三日が、御本仏宗祖日蓮大聖人様の御命日に当たり、その日を、福島県内の十何か寺で持ち回りで御会式を開催する為、我がお寺、寿海寺は、十一月の一番最後の土日に行われた。
 日蓮正宗・大日蓮出版「諸宗破折ガイドの分冊版①仏教各派」御本と、紅白饅頭が振舞われた。
 この日は、皆が皆、男性はスーツ・背広であり、女性もスーツ姿が多かった。私も勿論、スーツ姿、一張羅であった。
 この、スーツのネクタイが面白い。普通、大聖人様の御葬式に当たるのだから、黒のネクタイか?というと違うのである。
 この場合、白のネクタイが正しいのである。大聖人様の滅不滅をお祝いし、末法の御本仏の、三世永遠の実在性、この世にまだ居られる、示同凡夫としての滅は示すが、仏様としては常住なんだと、こういう論理、説明で、皆、会った人毎に、「おめでとうございます!」というお言葉掛けをする仕来り、習いとなっている。決して、悲しみの式ではないのである。
 この点が、極めて日蓮正宗宗門は、オプティミズム、楽観的であり、何事も祝い事にしてしまう楽しい世界である。
 お葬式の香典も、お寺に上納する、葬祭料、読経料も、各自の自由な金額の裁量、気持ちで結構と言われて居り、幾ら包もうが経済が許す限りの個人の自由である。そのお金を包む香典の包みも、日頃、月毎の御供養も、赤色のお祝いの包みであり、自身で「御供養」と書くと、指示されている。

 そして、昨日、お寺から帰って来てから、夜は、読書を楽しんでいる。織田裕二という俳優、歌手の『脱線者』(朝日新書、朝日新聞社)という本で、これを、以前、私は近所の古本屋で買い求めたものだ。
 何気なく買い求めた本だったが、この本の冒頭に書き綴られている、「自殺しようと思ったことがある。」の言葉に、私は遂、釘付けになった。彼ほどの、立派に芸能界で立身出世を計った者が、若い頃、自殺を考える程、悩みを持って居たなんて…。これは大いに、私にはショッキングであった。
 その、彼なりの解決方法、彼の場合、運動部でテニスに血道を上げすぎ、人生の全て、夢の全てはテニスだと思い込んでいた。それがある日、運動のし過ぎで、膝をぶっ壊す。そして、自殺を考えた。ここから、彼の転生、人生の転機を迎えていく。
 その経過が、非常に興味深く、大変に私の人生にとっても共感を持って、感じ入っている。
 まだ途中の、読みかけの書物だが、うちにある本は、皆が皆、良書ばかりだなあ、と、感慨を新たにしている。
※編集後記。
 この、織田裕二の本は、余りに若過ぎ、えぐいくて、人生観に無理が感じられたので、もう読むのは止めにした。何か、読んでいて、こちらは辛くなるのだ、余りの緊張感、エネルギッシュさ、ギラギラ感により。
※のちに、この著者、著作について、私なりの批判文を寄せている。以下、URL参照。
 以上。よしなに。wainai



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