Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

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ホームにいる母への手紙Ⅱ

2023年03月12日 18時57分58秒 | 『福祉』『介護』病院・障碍者・高齢者福祉。母の優しさ。借金ローン返済地獄解決篇
2022年令和4年。12月20日午後10時

拝啓
 おかあさん、お元気ですか。
今年も寒い年の瀬を迎えて居りますが、
如何お過ごしでしょうか。

私は、今まで、うちの庭で虫が鳴いていたのに、
もう鳴かなくなってしまい、何か一抹の寂しさを
感じてしまいます。

私も、年を重ねて、目が老眼となってしまい、
眼鏡もとうとう、老眼鏡をするようになりました。

しかし、眼鏡市場のお店の方は、度を軽く作ってくれましたが、
私は、毎日、目を酷使するせいか、
何か月後の自分は、目は悪いです。

これは、店の人は責められません。自分が自分で目を悪くしたのですから。

私は入院生活を通して、自分が余りに、
人に頼り、人のせいばかりにしすぎてきたんじゃないのか?

うちの御住職様、日蓮正宗の、先生は、何事も、自分が問題だ、自分が原因を作っている、と仰います。

仏教は、皆、過去世の罪障を背負って生まれて来た、と、釈尊も、日蓮大聖人様も、仰って居ります。

私は、今まで、余りに、人のせいばかりにして来た人生だったのではないかと。

私も今年で50です。50なりの人生を歩んできたつもりですが、結局、人生を悔やんだりもしました。

けれども、福島県立安積高校一年の時の、
社会科倫理の先生、六角勲先生は、

「諦める」と書いて、「明らかに窮める」と仰りました。これはダジャレでも何でもなく、

「四諦」と言って、
「苦・集・滅・道」の四つの真理を言う。
釈尊が初転法輪の時に、鹿野苑で五比丘に説いた、人生に様々な苦悩を集め作る原因(苦・集)と、
それを滅する方法(滅・道)のこと。と。

これは、「法華講員の教学辞典」という、ちゃーんとした、種本があるんですが、御住職様も、御本仏宗祖日蓮大聖人様が、言われた事は、御書のどこにあるのか、わかるようにしないと、本当はいけない、と仰られます。

もっと閉じた関係ではなく、開いた方向に、
行かないと、ダメだと思います。

私が我がままだったのは、決してお母さんのせいではないと思います。
仏教でも、子供の方から、親を選んで生まれて来る、と聞きます。
仏教では、親が選ばれる側なのです。あの、
コウノトリが、各家庭に廻って来る絵は、まんざら嘘でもないのです。

私の字は汚いでしょう?入院中に
ノートを2冊、みっちりびっしり使い込みました。
ボールペン4,5本使いました。これが出力、アウトプットです。

日蓮正宗の御本を、十何冊ももちこんで、大体は読みました。これが入力、インプットです。

急いで書いたせいか、余計に字が汚くなりました。元々、字は汚いですが。

今は、冬ですが、大聖人様は、
「冬は必ず春となる」と語っています。
明けない夜はない。
私はお母さんに、余り心配をかけずに、
頑張って生き抜いてゆこうと、
思いを新たにして居ります。

私はお母さんは勿論ですが、人様にも迷惑を掛けずに生きたいです。

そして、何よりも、笑顔で過ごしたい。

敬具

息子より、おかあさんへ。

長き文、ごめんください。


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