Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

ゲームと攻略本の関係性。その一点で、興ざめだ!

2024年04月12日 12時22分09秒 | 映像・映画・ゲーム・アニメ系
 私は、ゲームと言うと、自分勝手に進めるものだ、自由に進めて、自分なりに、気ままに出来得るものだとばかり思って今まで生きて来た。
 しかし、ファイナルファンタジー?だか、難しそうな、今まで、私の時代、世代でも、それらのソフトに対して、「ゲーム攻略本」というものがあるのは、薄々知ってはいた。しかし、そんな本が、ベストセラーになって、世の書店に山積みされて、大きな売り上げを上げていたとは、知る由もなかった。
 私は、或る時、古書店、古本屋のチェーン店に入り、色々、中古CD等々を物色する機会がこの間、あった。
 ろくに、目当てとなるCDがないので、中古のゲームソフトコーナーを見やると、そこには、ソフトが新品同様の値段で、一つ、五千円は下らないのである。この、狂乱物価に驚きつつ、私には手は出せない、と一瞬ひるんで、後ずさりした。
 そうして、書籍のコーナーに目をやった。すると、「ゲーム」と書かれたコーナーがあり、そこが、ゲーム攻略本の棚であった。
 その場で見ていると、主な、今人気の、ゲームソフトの、戦い方や、難の潜り抜け方、ポイントの取り方、危険回避の方法など、それは実に事細かに、そのゲーム対策として、余さず載っていた。
 しかし、私は、これは反則ではないのか?と思った。そんなに、本が必要な程、難しいゲームなのか、とも私は驚いたが、何と言っても、その、攻略本の言う通りに動く、ゲーム使用者にとって、何が自由なのか?ただ、人が書いた、シナリオ通りに動いているだけではないのか。
 それらが、今、市場に出回る、ほとんどのゲームソフトに対して、こうやったら、この場面を脱して、繰り上がり、終えて、次のステージへと行ける。そして、次のステージでも、又もや、こうやって、敵と戦って、…。
 こんな陳腐な、人の操り人形のような、そんな、ゲーム使用者と、そのゲーム制作者達。私には何がなんだかさっぱり分からなくなった。
 そんなに、ゲーム攻略本が必要なゲームなど、これは、私たちの世代でも、おそらく、「任天堂ファミコン」等々でも、その時代から、そういった、「ゲーム攻略本」がすでにあったのであろうが、何とも味も素っ気もなく、何とも情けなく、自分が自分の独力で、我が道を行く、フロンティアスピリットなど、この世界にはどこにもないではないか?
 私はこの一点で、このゲームという世界に幻滅して、悪夢を見たような、ガッカリ感を味わった。
 そんなに、本が無ければ、最後まで出来ないようなゲームなど、子供に与えたり、大人も楽しんだりという、そういった事が、私には理解が出来ない。
 とにかく、ゲームとソフト攻略本の関係性は、我らの高校生時代に、数学の先生方が口を酸っぱくして仰っていた、「あんちょこ・虎の巻」(数学の教科書の答えが丸写しで載っている書物)は使うな、と言われていて、私等、数学の不出来だった生徒は、内緒であんちょこを使っていたのは、これは認める。
 しかし、内心、あんちょこで、答えを最初に確かめて、そのセオリー、論の進め方が自分の導き出した解と比べて、そこに間違いがあれば、その本の通りにしたり、他にも、参考書や授業のノート等々をみて、完璧な解答にして、私なりに答えを出して、それを次の授業のノートとして、学校の予習復習としていた。
 それと同じようなもの、といえば、そうだろうが、しかし、私はゲームに対して、過剰な夢や希望を描いていたのであろうか?
 結局、私がやろうとした事は、学生時代、高校生時代とは、全く変わらない。おんなじ現実との向かい合い、という事なのだろう、きっと。

 以上。よしなに。wainai


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