漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その57:準1以下):灼灼 灼爍 灼鑠 爍爍 鑠鑠

2017年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●灼:シャク、や(く)、あき(らか)、あらたか、やいと
●爍:シャク、ひか(る)、と(かす)
●鑠:シャク、と(かす)、と(ける)、うつく(しい)


<漢検2>
灼:意味:①やく。あぶる。「灼熱」「焼灼」「焦灼」 類)炙(シャ) ②あきらか。光りかがやくさま。「灼灼」「灼然」 ③やいと。灸(キュウ)。
  下つき:赫灼(カクシャク)・焼灼(ショウシャク)・焦灼(ショウシャク)・焚灼(フンシャク)

灼灼(シャクシャク):①光り輝くさま。「―たる日光」 ②花が盛んに美しく咲くさま。

爍:意味:①ひかる。かがやく。「爍爍」 類)灼(シャク) ②とかす。金属をとかす。「爍金」 類)鑠(シャク)
  下つき:灼爍(シャクシャク)・閃爍(センシャク)

爍爍(シャクシャク):①光り輝くさま。「―たる太陽」 ②花が盛んで美しいさま。
灼爍(シャクシャク):(漢検2、熟語掲載あるも意味記載ナシ)

鑠:意味 :①とかす。とける。金属をとかす。「鑠金」 ②光りかがやく。うつくしい。「鑠鑠」 ③年老いて元気なさま。「矍鑠(カクシャク)」
  下つき:矍鑠(カクシャク)

灼鑠(シャクシャク)・鑠鑠(シャクシャク):(漢検2、熟語掲載ナシ) *「②光りかがやく。うつくしい。「鑠鑠」」とはアリ。

*灼灼・灼爍・灼鑠・爍爍・鑠鑠について、大字源で調べてみた。

灼灼:①花が盛んに咲いているさま ②光り輝くさま。明らかなさま。③才能や容姿の優れて高いさま。 ④功名の優れて高いさま。
灼爍:①光り輝くさま ②あでやかなさま 「華容灼爍」
灼鑠:(大字源記載ナシ・・・ただし、「鑠」の項に、「爍」は別体字との表記あり)
爍爍:(大字源記載ナシ・・・ただし、「鑠」の項に、「爍」は別体字との表記あり)
鑠鑠:光り輝くさま

以上より、
 ・「灼灼」=「爍爍」は問題ナシと思う。 “光り輝く”意味では、「灼爍」「灼鑠」「鑠鑠」もOKのようだ・・・。
 ・“あでやか”とか“うつくしい”とかの意味が含まれると、(金へんの)「鑠」を使用するようだが・・・よくわからない・・・

*結局、いろいろと調べて、じっくり見てみたけど、
 
 灼灼=灼爍=灼鑠=爍爍=鑠鑠  

で良いのかもしれない。
・・・ただ、漢検2には(他のところではよく書いてあるように)「・・・とも書く」とか、「同)・・・」「類)・・・」とかでの同義熟語としての掲載が無いので、ちょっと気にはなっているのだが・・・。誰か、明確な区別がつけられる人がいたら教えてほしいもんだ・・・。

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熟語の読み・一字訓読(その56:準1以下):錫 天錫 錫賚・・・

2017年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●錫:シャク、セキ、シ、すず、つえ、たまもの
<漢検2>
・意味 :①すず。金属元素の一つ。「鉛錫(エンシャク)」 ②道士や僧が用いるつえ。「錫杖(シャクジョウ)」 ③たまわる。たまもの。「天錫」  類)賜
・下つき:巡錫(ジュンシャク)・天錫(テンシャク)
・大見出し:錫杖(シャクジョウ) 錫(すず) <錫蘭(セイロン)>

<大字源>
天錫:天賜(テンシ)の①に同じ。(天賜:①天のたまもの。天錫(テンシャク・テンセキ) ②天子からのたまもの )
 (注)漢検2では“テンシャク”読みのみ。
巡錫(ジュンシャク):(仏)僧が各地を回って教えを広める。錫は僧のつえ。

<“シャク、セキ、シ”音 について>
(大字源)
 🈩セキ(漢音) シャク(呉音) (🈔テキ(漢音) チャク(呉音) テイ(漢音)) 🈪シ(漢・呉音)
 🈩:①すず ②僧侶や道士の用いるつえの一種 ③たまもの。また、たまわる。あたえる。④目の細かい布 ⑤姓 ⑥化学元素の一。
 (🈔:かもじ、かつら)
 🈪:🈩の③に同じ。 ・・・だから、“たまのも”の意のときは“シャク”でも“シ”でも読めるということ・・・大字源によれば。

 ー参考ー
 錫人(シャクジン・セキジン):すずを鋳て作った人形。昔、死者とともに埋葬した。
 錫奴(シャクド・セキド):足を温める器具。ゆたんぽ。
 錫命(シャクメイ・セキメイ):天子が功績ある者に恩賞や辞令書を与える。
 錫予(セキヨ・シャクヨ・シヨ):あたえる。また、たまわる。 同)賜与
 錫賚(セキライ・シャクライ・シライ):たまもの。また、物をたまわる。 同)賜賚
 錫類(セキルイ・シャクルイ):良い仲間を賜う。天の福を受けて子孫に善子・孝子の類が現れ、いよいよ栄える。

・・・すべて、“シャク”で読んでおけば問題なさそう・・・「錫予」「錫賚」あたりは“シヨ”“シライ”と読みたいが・・・。

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手賀沼 ヒクイナ(緋水鶏・緋秧鶏)③

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手賀沼 ホオアカ(頰赤)

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●こういう所に止まってくれると撮りやすい・・・











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手賀沼 セッカ(雪下・雪加)

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熟語の読み・一字訓読(その55:準1以下):謝 謝世ー謝(さ)る 釈 釈(お)く 会釈

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●謝:小学…シャ 中学…あやま(る) 準1…ことわ(る)、さ(る)
<漢検2>
・意味 :①つげる。お礼を言う。また、お礼。「謝意」「感謝」 ②あやまる。わびる。わび。「謝罪」「陳謝」 ③ことわる。しりぞける。「謝絶」 ④さ(去)る。 ⑤おとろえる。しぼむ。「代謝」
・下つき:慰謝(イシャ)・感謝(カンシャ)・月謝(ゲッシャ)・深謝(シンシャ)・代謝(タイシャ)・多謝(タシャ)・陳謝(チンシャ)・薄謝(ハクシャ)
・大見出し:略。
*「さ(る)」に対応する熟語
 謝世(シャセイ):この世を去る。死ぬこと。(大字源) *大字源ではこの熟語ぐらいしか見当たらず。
*2017.9.2追記:(「模擬試験倉庫」さんの模試その37音読み問題&寄せてくれたコメントで発見)
 徂謝(ソシャ) :(大字源)去っていく。衰退する。死亡する。
 溘謝(コウシャ):(大字源)溘死(コウシ)に同じ。*溘死:にわかに死ぬ。人が死ぬこと。(注)漢検2にもこの「溘死」はアリ。
 凋謝(チョウシャ):(大字源)しぼみおちる。転じて、人が死ぬこと。謝は、辞去の意。 
*その他(大字源から)
 謝老(シャロウ):年老いたことを申し立てて役を辞める。・・・意味①の“つげる”に該当するか・・・(現行訓対応はナシということか)
 謝秩(シャチツ):任期が満ちて退くこと。・・・意味③“秩を謝(ことわ)る”に該当するか・・・。
 謝暑(シャショ):衰えた暑さ。また、夏の末。・・・意味⑤“おとろえる”に該当。
 開謝(カイシャ):(大字源)花が咲くことと、散ること。謝は、散る。開落。(注)「謝」の字義に「・・・⑧衰退する。ア.ちる。しぼむ。・・・」(大字源)とあるので、これは漢検2の意味⑤「おとろえる。しぼむ。」に対応しそう・・・。

●釈:中学…シャク 準1…セキ、と(く)、と(かす)、ゆる(す)、お(く)
<漢検2>
・意味 :①とく。ときあかす。「解釈」「注釈」  ②言いわけをする。「釈明」「釈言」  ③理解する。「釈然」  ④ときはなつ。ほどく。ゆるす。「釈放」「保釈」 類)赦  ⑤とかす。とける。うすめる。「希釈」  ⑥すてる。 類)捨  ⑦お(置)く。放置する。 ⑧釈迦(シャカ)。また、仏や仏教を表す語。「釈尊」「釈門」
・下つき:会釈(エシャク)・解釈(カイシャク)・(ゲシャク)・講釈(コウシャク)・語釈(ゴシャク)・注釈(チュウシャク)・評釈(ヒョウシャク)・保釈(ホシャク)
・大見出し:釈迦に説法、孔子に悟道(シャカにセッポウコウシにゴドウ) 釈眼儒心(シャクガンジュシン) 釈近謀遠(シャクキンボウエン) 釈根灌枝(シャクコンカンシ) 釈然(シャクゼン) 釈尊(シャクソン) 釈放(シャクホウ) 釈明(シャクメイ) 釈教(シャッキョウ) 釈奠(セキテン) 釈く(と-く)

*掲載熟語の訓読み対応は大体わかるが、
  ・「釈近謀遠」「釈根灌枝」の釈は、解説にもあるように“すてる”意。だから、現行訓対応はナシ・・・ただし、大字源では、「意味③すてる、おく」となっていて、“すてる”も“おく”も同義の解釈のようではある・・・だから、現行訓の“お(く)”対応でも良いのかもしれない。
  ・「釈明」「釈言」も、「②言いわけをする」に対応させているが、これも大字源では「意味①とく・・・イ.弁明する。弁解する。「釈言」・・・」とあり、広義の“とく”の意味の中に入っている・・だから、現行訓の“と(く)”対応でも良いのかもしれない。

*お(く)に対応する熟語を大字源で調べたら「釈巻」があった。
 釈巻(シャクカン・カンをおく・カンをすつ):書物を手から離す。 *“お(く)”とも“すてる”とも訓読みしている。
*掲載熟語の中で「会釈」が(どういう訓対応になるのか)気になったので調べた・・・分かっているようでまるで知らないこともあった・・・
<漢検2>(「会」の項にあり)
①軽く頭を下げておじぎをすること。「軽く―して別れた」 ②おもいやり。「彼は遠慮―もない奴だ」 ③(仏)仏典などを理解し解釈すること。

<デジタル大辞泉>(文例は一部略)
(もと仏教語で、混乱した内容を、前後照合して意味が通じるようにする意の「和会 (わえ) 通釈」の略)
1 軽くあいさつや礼を交わすこと。また、そのあいさつや礼を示す所作。
2 相手に心配りをすること。思いやり。斟酌 (しんしゃく) 。
3 事情を納得して理解すること。趣旨をのみこむこと。「之を尺度として、―もなく百般の著述を批評するをいうなり」〈逍遥・批評の標準〉
4 事情を説明したりすること。「入道朝家を恨み奉る由聞こえしかども、静憲法印院宣の御使ひにて様々―申しければ」〈盛衰記・一二〉
5 (多く、あとに「こぼる」「こぼす」などを伴って用いる)打ち解けて愛敬のあること。また、その所作。「―こぼして、御機嫌取りの追従顔」

<広辞苑>(文例略)
①(仏)和会(わえ)通釈の意。前後相違して見える内容を、互いに照合し、意義の通じるようにすること。会通(えつう)。
②前後の事情をのみ込んで理会すること。
③相手の心をおしはかって対応すること。応接のもてなし。
④おもいやり。おもいやりのある顔。あいきょう。
⑤にこやかにうなずくこと。軽く首を垂れて一礼すること。あいさつ。おじぎ。

<大字源>
①(仏)仏の教理を理解し解釈する。
②(国語)ア.人の気持ちを考える イ.うなずく ウ.軽くおじぎをする エ.相手になる。応接する。

・・・漢和辞典と国語辞典のちがい、国語辞典の中でも内容の微妙な違い、解釈の優先順位の違いなどがあって面白いというか、疲れる・・・

*もともとの(仏教語の)「会釈」の意味なら、「釈(と)く」意味で良さそうだ・・・。
*その他の意味は(大字源では)“国語”としての意味らしいから、特に現行訓の何某に対応している・・・ということはなさそうだ。

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お知らせ:「瀉」 関連記事の補筆修正

2017年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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●「熟語の読み・一字訓読 (その150) 2015年07月12日 | 熟語の読み(音・訓) 濬 濔 濘 濛 瀉 」記事中の「瀉」の項目・内容につき、のとおり補筆修正しておりますのでお知らせします。

<瀉:シャ、そそ(ぐ)、は(く)、くだ(す)、しおつち>
(2017.4.7(補筆修正))
・そそ(ぐ):瀉血、瀉出、瀉下、傾瀉、注瀉、一瀉(千里)、瀉潤(シャジュン)=水をそそぎうるおす
・は(く) :吐瀉
・くだ(す):瀉下、水瀉、瀉剤、瀉痢、泄瀉(セッシャ)=下痢
・しおつち :瀉土(シャド)、瀉鹵
 *熟語の音読みは、以下の記事も参照のこと。
(参考ー漢検2ー)
 ・意味 :①そそぐ。水をそそぎ流す。流れ出る。「瀉血」「瀉出」 ②はく。食べ物をはきだす。くだる。くだす。「瀉痢」「吐瀉」 ③しおつち。塩分をふくんだ土。
 ・下つき:傾瀉(ケイシャ)・水瀉(スイシャ)・注瀉(チュウシャ)・吐瀉(トシャ)
 ・大見出し:<瀉腹(くだりばら)> 瀉下(シャカ) 瀉血(シャケツ) 瀉剤(シャザイ) 瀉出(シャシュツ) 瀉痢(シャリ) 瀉ぐ(そそ-ぐ) 瀉く(は-く)

( 注 )
 *瀉血・・・漢検2の大見出しの説明&広辞苑の説明などから、「意味①そそぐ。水をそそぎ流す。流れ出る」、訓対応なら「瀉(そそ)ぐ」ということになりそうだ・・・当初整理した「くだ(す)」対応は間違いかもしれない。
 *瀉下・・・漢検2「①そそぎくだすこと。そそぎ出ること。 ②腹をくだすこと。下痢。」とあり、熟語の意味によっては、「瀉(そそ)ぐ」もしくは「瀉(くだ)す」に対応するようだ・・・。
 *水瀉(スイシャ):「水のような激しい下痢をすること。水様性下痢」(広辞苑)から、“くだ(す)”訓対応か・・・。

(以前の掲載内容) *「水瀉」「瀉血」の訓対応は上記記事にて修正しています。
・そそ(ぐ):瀉出、一瀉千里
・は(く):水瀉、吐瀉
・くだ(す):瀉下、瀉血、瀉剤、瀉痢、泄瀉=くだりばら
・しおつち:瀉土=塩分を含んだ土。しおつち。 =瀉鹵(シャロ)=斥鹵(セキロ)

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