日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<
百尺竿頭一歩を進む>&<
百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●昨日は年末に実施した大腸ポリープ手術の検査結果・・・もちろん良性だった。
俺 :先生、もう、4、5年間隔の検査&手術は必要ないですよね、もう歳だし、もし、これから何かあったとしてもそんな大事には至らないでしょ?
先生:60歳台は一番できやすいよ、1年間で18ミリになった例もあるよ、良性とはいっても放置しておいたら癌化する例もあるし・・・ま、18ミリってのは例外的なケースだけどね、ははははは。ま、80歳、90歳ぐらいまでは定期的に検査したほうが良いと思います・・・
●正月の番組で外国人(ネパールの人)に「富士山をどう思いますか」って質問をしている番組をみた・・・
ネパール人:富士山ぐらいの山は、ネパールにはたくさんあるあるヨ、あれは普通の“丘”だヨ・・・富士山を散歩して、その日会社に出社したら、会社の人に驚かれたヨ・・・なぜかわからないヨ・・・
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●模試倉庫さんの模試37まで復習・・・もうすぐ模試復習完了・・・どうも、“基本的”な熟語を忘れている?思い出せない?のがまだある・・・イカン・・・模試復習終わったら、分野別の問題も復習してみようかな(汗)
●模試倉庫さんの模試の復習で学習したものをいつくか断片的に紹介・・・
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●奸譎(カンケツ)
・文章題:「・・・文字の霊が、この8ザンボウ(讒謗)者をただで置く訳が無い 。・・・思わぬご不興に愕然とした博士は、直ちに、これが 10 カンケツな文字の霊の復讐であることを悟った 。」
・奸譎・姦譎(かんけつ)
(広辞苑)心がねじけて、いつわりの多いこと。
(デジタル大辞泉)かんきつ【奸譎/姦譎】⇒かんけつ【奸譎/姦譎】:よこしまで、心にいつわりが多いこと。また、そのさま。かんきつ。「この残酷にして―なる神の悪戯に堪(た)うる能(あた)わず」〈芥川・開化の殺人〉
*文章題で出されると難問だと思う・・・
*国語辞典にもあるから“語選択問題”としても出せそうなので、留意しておいたほうが良いと思う・・・。
*参考までにネットで拾った、“奸譎”の例文をいくつか紹介・・・
・思わぬご不興に愕然とした博士は、直ちに、これが奸譎な文字の霊の復讐であることを悟った。「文字禍 (新字新仮名) / 中島敦(著)」
・同時に又是等の人々の中に、貪慾なる、奸譎なる、野卑なる、愚昧なる、放漫なる、が、常に同情を感ずる人間全体を見出したのであらう。「大久保湖州 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)」
・日蓮の父祖がすでに義しくして北条氏の奸譎のために貶せられて零落したものであった。「学生と先哲:――予言僧日蓮―― (新字新仮名) / 倉田百三(著) 」(当方注:「義しくして・・・「“ただ”しくして」とでも読むのか・・・現行訓にはナシ。ルビなし。)
・南海の島から島へと渡り歩く白人行商人の中には、極く稀に(勿論、大部分は我利我利の奸譎な商人ばかりだが)次の二つの型の人間を見出すことがある。「光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)」
・予は最早、この残酷にして奸譎なる神の悪戯に堪ふる能はず。誰か善くその妻と妹とを強人の為に凌辱せられ、しかも猶天を仰いで神の御名を称なふ可きものあらむ。「開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)」
●跌宕・跌蕩(テットウ)
・文章題「・・・駒ヶ岳に至りては実に奇中の奇にして、景象の5テットウ 、眺望の雄大、真に人の意表に出づるものあり・・・」
・跌宕・跌蕩(てっとう)
(大辞林 第三版)①物事にこだわらないこと。こせこせしないこと。また、そのさま。 「豪放-なる者は常に暴露に過ぐるの弊あり/獺祭書屋俳話 子規」 「筆勢-ヲキワメル/ヘボン」② のびのびと大きい・こと(さま)。 「 -なる自然の威力/自然と人生 蘆花」
(広辞苑)細事にかかわらず、のびのびしていること。また、のびのびとして大きいこと。
雄大。
*“跌宕・跌蕩”っていったら、四字熟語の「跌蕩放言」ぐらいしか思い浮かばないが、「跌宕・跌蕩」には(広辞苑にあるように、また、大辞林にもそのような意味も記載されていることから)、“雄大”の類義語にもなりうるんだ・・・
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