日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●こういう時に限って図書館から予約していた図書が2冊も・・・貸出締め切りはちょうど<29-3>本番の日まで・・・読まなくちゃ。
●とうとう、雪も本降り、積もりそう・・・こういう時は学習が捗りそうでいてそうでもない・・・昨日のほうが体調・気分ともに“乗っていた”・・・
●(続)漢字の書き方の思い込み・勘違い・・・これは知っていたけど、記事にもしたかも知れないけど念の為・・・
「抃舞」の「抃」・・・4画目は“点”で離れていますからご注意・・・
「旌旆」の「旆」・・・旁のほうは、「市場」の「市」ではなく、「沛」と同じように、“棒”でつながっていますからご注意・・・
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●S+さんのミニ模試・・・文章題読み書き・・・
「・・・豈に喬木挺生して風に摧かれ易く、5.ジョラ柔を以て乃ち其の根に安んずるの類か。・・・」 答:女蘿
・“ジョラ”といったらこの熟語しかナシ(思い浮かばない)。国語辞典では同音の熟語はナシ。しかも前の文節で、“喬木”に対するものとしての位置づけとされているので、ジョラ(=さるおがせ?)という苔類であることは間違いないと確信できる・・・
●兎糸(菟糸)、女蘿に附く *ネナシカズラのつるが、サルオガセに巻き付くという意で、男女の結婚にたとえていう。
(当ブログ既出)
「トシ(兎糸)ジョラ(女蘿)に附く」「兎糸(トシ)、ジョラ(女蘿)に附く」
(注1)当ブログでは「兎糸」としているが、「菟糸(トシ)」でも良さそう・・・(漢検2では「菟糸=兎糸とも書く」となってる)
(注2)「菟」(異体字)の標準字体は、であるが、WPでは反映しないので、以下、異体字の「菟」で書いている・・・。
●蔦蘿、喬松につく
*兄弟・親戚が親しみ合うことのたとえ
*当ブログ既出。なお、漢検2にも「下つき:蔦蘿(チョウラ)」アリ。
(参考)漢検2掲載の「蘿」熟語
意味 :①つた。かずら。つたかずら。つる性植物の総称。「蘿径」 ②つのよもぎ。ヨモギ(キク科の多年草)の一種。
下つき:蔦蘿(チョウラ)・藤蘿(トウラ)
「蘿」から始まる言葉 〈蘿蔔〉(すずしろ)
〈海蘿〉(ふのり) 〈松蘿〉(さるおがせ) 薜蘿(ヘイラ)
(参考)当ブログの「蘿」・・・
<蘿:ラ、つた、つたかずら、つのよもぎ>*漢検2「つのよもぎ」訓読み掲載ナシ。
・つた:蘿磴(ラトウ)=つたのからんでいる石段の道
・つたかずら:蔦蘿(チョウラ)、藤蘿(トウラ)、蘿蔦(ラチョウ)=つたかずら、蘿径=つたかずらの生え茂っている小道、蘿月(ラゲツ)=つたかずらにかかって見える月、蘿軒=つたかずらのからんでいる軒、蘿窓=つたかずらのからんでいる窓、蘿薜(ラヘイ)=かずら、つたかずら、蘿蔓=つたかずら
・つのよもぎ:(説文に「蘿、「莪」なり」とあるのみ。)莪蒿(=蘿蒿?)
・その他:女蘿(ジョラ)=(こけの一種)さるおがせ、ひかげのかずら=松蘿(ショウラ)、蘿衣=こけでつくったような粗末な衣服、僧侶・隠者の衣(大字源)、蘿襟(ラキン)=蘿衣のえり、転じて僧侶のこと(大字源)、蘿纏(ラテン)=からみつく、からまる、蘿蔔(ラフク)=だいこん=蘿葡(ラホ)
薜蘿(ヘイラ)=①まさきのかずらとつたかずら=薜茘(ヘイレイ・ヘイリ)と女蘿=蘿薜 ②転じて、隠者の棲居をいう。 ③かずらで織った布 *薜茘は「つる性植物(くいいたび)の名」とあった。
●余談・・・「兎」「菟」がらみの熟語など・・・(漢検2)
菟糸燕麦(トシエンバク):有名無実のたとえ。また、役に立たないもののたとえ。
「菟糸」はネナシカズラ、「燕麦」はカラスムギ。「菟糸」は「糸」の字があっても織ることができず、「燕麦」は「麦」の字があっても食用にならないということから。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉
「菟糸」は「兎糸」とも書く。類)菟葵燕麦(トキエンバク)・南箕北斗(ナンキホクト)
菟裘の地(トキュウのチ):退官して余生を過ごす土地。隠居の地。「裘」は中国、春秋時代の魯(ロ)の地名で、隠公がその地に隠居したことから。〈『春秋左氏伝』〉 ***これなんか、そのうち、故事成語類で出そうな気がするが・・・
「菟」から始まる言葉
〈菟葵〉(いそぎんちゃく)
菟裘の地(トキュウのチ)
菟糸燕麦(トシエンバク)
菟糸子(トシシ):ヒルガオ科のネナシカズラ・マメダオシの種子。漢方で強壮薬として用いる。
〈菟糸〉(ねなしかずら)
(注)<菟葵>は、熟字・当て字で、「いそぎんちゃく」。
・だが、広辞苑では「菟葵」は、“いえにれ(家楡)”とも“いそぎんちゃく”とも読んでいる。
・また、漢検四字熟語辞典でも「菟葵燕麦」の「菟葵」は“草の名。いえにれ”と説明がある。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●こういう時に限って図書館から予約していた図書が2冊も・・・貸出締め切りはちょうど<29-3>本番の日まで・・・読まなくちゃ。
●とうとう、雪も本降り、積もりそう・・・こういう時は学習が捗りそうでいてそうでもない・・・昨日のほうが体調・気分ともに“乗っていた”・・・
●(続)漢字の書き方の思い込み・勘違い・・・これは知っていたけど、記事にもしたかも知れないけど念の為・・・
「抃舞」の「抃」・・・4画目は“点”で離れていますからご注意・・・
「旌旆」の「旆」・・・旁のほうは、「市場」の「市」ではなく、「沛」と同じように、“棒”でつながっていますからご注意・・・
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●S+さんのミニ模試・・・文章題読み書き・・・
「・・・豈に喬木挺生して風に摧かれ易く、5.ジョラ柔を以て乃ち其の根に安んずるの類か。・・・」 答:女蘿
・“ジョラ”といったらこの熟語しかナシ(思い浮かばない)。国語辞典では同音の熟語はナシ。しかも前の文節で、“喬木”に対するものとしての位置づけとされているので、ジョラ(=さるおがせ?)という苔類であることは間違いないと確信できる・・・
●兎糸(菟糸)、女蘿に附く *ネナシカズラのつるが、サルオガセに巻き付くという意で、男女の結婚にたとえていう。
(当ブログ既出)
「トシ(兎糸)ジョラ(女蘿)に附く」「兎糸(トシ)、ジョラ(女蘿)に附く」
(注1)当ブログでは「兎糸」としているが、「菟糸(トシ)」でも良さそう・・・(漢検2では「菟糸=兎糸とも書く」となってる)
(注2)「菟」(異体字)の標準字体は、であるが、WPでは反映しないので、以下、異体字の「菟」で書いている・・・。
●蔦蘿、喬松につく
*兄弟・親戚が親しみ合うことのたとえ
*当ブログ既出。なお、漢検2にも「下つき:蔦蘿(チョウラ)」アリ。
(参考)漢検2掲載の「蘿」熟語
意味 :①つた。かずら。つたかずら。つる性植物の総称。「蘿径」 ②つのよもぎ。ヨモギ(キク科の多年草)の一種。
下つき:蔦蘿(チョウラ)・藤蘿(トウラ)
「蘿」から始まる言葉 〈蘿蔔〉(すずしろ)
〈海蘿〉(ふのり) 〈松蘿〉(さるおがせ) 薜蘿(ヘイラ)
(参考)当ブログの「蘿」・・・
<蘿:ラ、つた、つたかずら、つのよもぎ>*漢検2「つのよもぎ」訓読み掲載ナシ。
・つた:蘿磴(ラトウ)=つたのからんでいる石段の道
・つたかずら:蔦蘿(チョウラ)、藤蘿(トウラ)、蘿蔦(ラチョウ)=つたかずら、蘿径=つたかずらの生え茂っている小道、蘿月(ラゲツ)=つたかずらにかかって見える月、蘿軒=つたかずらのからんでいる軒、蘿窓=つたかずらのからんでいる窓、蘿薜(ラヘイ)=かずら、つたかずら、蘿蔓=つたかずら
・つのよもぎ:(説文に「蘿、「莪」なり」とあるのみ。)莪蒿(=蘿蒿?)
・その他:女蘿(ジョラ)=(こけの一種)さるおがせ、ひかげのかずら=松蘿(ショウラ)、蘿衣=こけでつくったような粗末な衣服、僧侶・隠者の衣(大字源)、蘿襟(ラキン)=蘿衣のえり、転じて僧侶のこと(大字源)、蘿纏(ラテン)=からみつく、からまる、蘿蔔(ラフク)=だいこん=蘿葡(ラホ)
薜蘿(ヘイラ)=①まさきのかずらとつたかずら=薜茘(ヘイレイ・ヘイリ)と女蘿=蘿薜 ②転じて、隠者の棲居をいう。 ③かずらで織った布 *薜茘は「つる性植物(くいいたび)の名」とあった。
●余談・・・「兎」「菟」がらみの熟語など・・・(漢検2)
菟糸燕麦(トシエンバク):有名無実のたとえ。また、役に立たないもののたとえ。
「菟糸」はネナシカズラ、「燕麦」はカラスムギ。「菟糸」は「糸」の字があっても織ることができず、「燕麦」は「麦」の字があっても食用にならないということから。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉
「菟糸」は「兎糸」とも書く。類)菟葵燕麦(トキエンバク)・南箕北斗(ナンキホクト)
菟裘の地(トキュウのチ):退官して余生を過ごす土地。隠居の地。「裘」は中国、春秋時代の魯(ロ)の地名で、隠公がその地に隠居したことから。〈『春秋左氏伝』〉 ***これなんか、そのうち、故事成語類で出そうな気がするが・・・
「菟」から始まる言葉
〈菟葵〉(いそぎんちゃく)
菟裘の地(トキュウのチ)
菟糸燕麦(トシエンバク)
菟糸子(トシシ):ヒルガオ科のネナシカズラ・マメダオシの種子。漢方で強壮薬として用いる。
〈菟糸〉(ねなしかずら)
(注)<菟葵>は、熟字・当て字で、「いそぎんちゃく」。
・だが、広辞苑では「菟葵」は、“いえにれ(家楡)”とも“いそぎんちゃく”とも読んでいる。
・また、漢検四字熟語辞典でも「菟葵燕麦」の「菟葵」は“草の名。いえにれ”と説明がある。
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