漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

無為なれば則ち兪兪(ユユ)たり

2018年01月27日 | 故事成語類
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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(漢検2)
兪:ユ しか(り)
意味:①はい。しかり。応答の語。 ②ますます。いよいよ。類)愈(ユ) ③安らぐ。やわらぐ。「兪兪
「兪」から始まる言葉▲兪り(しか-り)

●「兪兪(ユユ)」という熟語自体は記事にしてましたが、故事成語類としては記事化していなかったので念の為・・・
●この熟語は「荘子・天道篇」中にアリ。

●一部を抜萃すると、

・・・無為なれば則ち兪兪(ゆゆ)たり。兪兪たる者は憂患処(お)る能わず。年寿長し ・・・

*「処」は原文では旧字体の「處」となっている。


兪兪(ユユ):(大字源)安らかなさま。落ち着いたさま。*新釈漢文大系では「兪兪:「愉愉」と同じ。楽しいさま。」とある・・・。

*当ブログでも「兪兪」は“楽しいさま”と載せている・・・。

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「卿」・「饗」と「嚮」、「控除」と「扣除」、ムカツく・エズく

2018年01月27日 | 書き・読み問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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<ややこしい話①>・・・「卿」・「饗」と、「嚮」の真ん中の書き方の違い・・・
・公卿の「卿」や饗宴の「饗」の真ん中の字と、嚮壁虚造の「嚮」の真ん中の字
・「漢字の書き方」や漢検2でも、どう見ても、前2者は点で、「嚮」のほうは線(横棒)になってる・・・でも漢検2「漢字必携」だと“点”のようだから、神経質になる必要はないかな・・・(異体字の「」)を書いておけば良いのかも知れないがちょっと気になる)

<ややこしい話②>・・・「控除」と「扣除」の一字訓読の読み方の違い・・・
・漢検2では、それぞれ以下のとおり。熟語の意味としては、「控除」=「扣除」・・・
 控除(コウジョ):金額などを除くこと。特に、収入のうち課税対象額から除外すること。「税金の扶養―」 書きかえ「扣除」の書きかえ字。
 扣除(コウジョ):書きかえ「控除」
・でも、現行訓では以下のとおり、この音熟語と訓読みが異なる・・・
 控:中学…ひか(える)高校…コウ 準1…つ(げる)1級…のぞ(く)
 扣:コウ、ひか(える)、たた(く)、たず(ねる)、さしひ(く)

だから、「控除ー控(のぞ)く」 「扣除ー扣(さしひ)く」となって、一字訓読は異なることになるか・・・尤も、漢検2には「扣」の訓は「ひか(える)、たた(く)」しか載ってないけどね・・・

<ややこしい話③> 
ムカツく 噦く・嘔く *漢検2には「嘔(むかつ)く」の読みは出ていない・・・(どうでもで良いが、ときどきネットの「漢字辞典」にはすべての漢字が載ってるわけではないことを経験している・・・この「噦」の字も掲載されていない・・・)・・・ま、ムカツく=「嘔く」と書いても✖にはならないだろうが・・・

エズく  <嘔吐>く *漢検2・広辞苑ともアリ・・・当て字だから書かせることはないとは思うが、わからん・・・当て字でも文章題中で書かせる、読ませることがあったような気がする・・・(漢検2)「〈▲嘔吐〉く:えず-く:一度食べた物を口から出す。はく。もどす。」

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<29-3向け>語選択問題㉔

2018年01月27日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●<29-3>受検票到着・・・9番だった。年末近くに遅く申し込んだからな・・・でも、こんな感じだといつもと変わらない受検者数かも・・・大体、いつも12人ぐらいだから・・・会場は大学などの教育機関じゃなく、前回と同じホテル内の会場・・・良かった、暖房完備で(笑)
●当ブログ模試、遡って復習中だけど、あと<28-1向け模試>8作・・・これでオシマイにしよう・・・これ以上遡ると、だんだん“漢検2”から遠ざかってしまって逆に“悪影響”が出そうなんで(汗)
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<付録問題>・・・解答は末尾・・・
●書き問題・・・「文章のテニヲハが合わない」・・・国字の分野じゃなくて、こんなん出そうかも・・・ウッカリ忘れそうな熟語・・・
●熟語・一字訓読・・・「蹇滞 - 蹇まる 」

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<語選択問題(その43)>
1.人に恥をかかせそしる
2.いろいろなことを広く見聞する
3.遠くはるかなこと
4.同じようにしたい、なりたいと思うこと
5.①気ままにふるまうさま、気ままにぶらつくさま ②心がのびのびして物事にこだわらないさま、ほしいままにするさま

<語群>
( がいはく、ちょうよう、りょうろう、ばとう、しゅうてい、こうぼ、はくしょう、ばっしょう )

<語選択問題(その44)>
1.キク科の野菜、“ちしゃ(ちさ)”のこと。
2.父と祖先の御霊屋
3.美しいはなが咲く草。草ばな。
4.①花が乱れるさま ②ばらばらに乱れ散るさま ③多いさま ④落ち着いてゆったりしているさま
5.案内すること。また、その人。嚮導。

<語群>
( びょうう、でいそ、はき、けいは、じんしょう、ふんぴ、わきょ、もくしゅく)
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=解答=
<語選択問題(その43)>
1.醜詆(しゅうてい):人に恥をかかせそしる  (漢検2熟語)
2.博渉(はくしょう):(大字源)いろいろなことを広く見聞する。渉猟。 *広辞苑ナシ。
(漢検2)②広く見聞する。「渉猟」「博渉」
3.迢遥(ちょうよう):遠くはるかなこと
   漢検2「迢」意味:はるか。とおい。高い。「迢迢」「迢遥(チョウヨウ)」。迢遥千里  千里迢遥
4.傚慕(こうぼ):同じようにしたい、なりたいと思うこと
(漢検2)意味:ならう。みならう。まねる。「傚慕」
5.聊浪(りょうろう):①気ままにふるまうさま、気ままにぶらつくさま ②心がのびのびして物事にこだわらないさま、ほしいままにするさま
(漢検2)③たのしむ。「聊浪」「無聊」

<語選択問題(その44)>
1.萵苣(ワキョ・カキョ):キク科の野菜、“ちしゃ(ちさ)”のこと。(漢検2)「萵苣(ワキョ)(ちしゃ)」に用いられる字。 *“カキョ”とも読む
2.禰祖(でいそ):父と祖先の御霊屋
(漢検2)①父のおたまや。みたまや。廟(ビョウ)にまつった父。「禰祖」
3.葩卉(はき)美しいはなが咲く草。草ばな。花卉(カキ)。
4.紛披(ふんぴ):①花が乱れるさま ②ばらばらに乱れ散るさま ③多いさま ④落ち着いてゆったりしているさま
下つき:開披(カイヒ)・直披(チョクヒ)・紛披(フンピ)
5.尋承(じんじょう):案内すること。また、その人。嚮導。尋所(じんじょ)。(広辞苑) 
 *尋承=嚮導:類義語問題で出題・・・「尋承」は広辞苑所載・・

<付録問題> =解答&補足=
●書き問題
「文章のテニヲハが合わない」:弖爾乎波・弖爾遠波
 (*広辞苑には「天爾遠波」もアリ。また、「てにをは=てには」ということで「弖爾波・手爾波」という熟語も記載アリ。)
●熟語・一字訓読
「蹇滞 - 蹇まる 」 「けんたい ー と(まる)」 *「とど(まる)」訓はナシ。
(参考ー漢検2ー)「蹇:③とどこおる。とどまる。とまる。「蹇滞」」
<蹇:ケン、なえ(ぐ)、なや(む)、と(まる)、おご(る)、かたくな、ま(がる)>
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