漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

啞啞(アア・アクアク)と噁噁(アクアク) 啞然(アゼン・アクゼン)

2018年01月28日 | 書き・読み問題
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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 (この時期、混乱しそうな人は読まないほうがよろしいかと思います) 

<啞啞(アア・アクアク)と噁噁(アクアク)>

<音読み問題>で「鴉が①啞啞と鳴き、幼児が②啞啞と片言を話す。③啞啞と笑い声が聞こえる。 鳥が④噁噁と鳴いている。」なんてのを出したけど、自分でもうまく区分けがついていなかった・・・で、
「カラスと赤ん坊がアア、アア(啞啞、啞啞)とわけのわからない話をしていたら、他人がアクアク(啞啞)と笑った。そばで聞いていた野鳥がなぜかインオ(喑噁)しながらアクアク(噁噁)と声を出していた・・・」・・・長いけど、こうでもして覚えておこうかと思った・・・

ー参考ー
啞(唖):ア、アク、ああ、わら(う)
(漢検2)
啞(唖) 意味①言葉の不自由な人。「聾啞(ロウア)」 ②ああ。驚いて上げる声。また、カラスの鳴く声。「啞啞」③わらう。笑い声。
下つき:嘔啞(オウア)・盲啞(モウア)・聾啞(ロウア)
「啞」から始まる言葉
啞啞(アア):(漢検2)①カラスなどの鳴く声。 ②幼児の話す片言。 (参考)「アクアク」と読めば笑い声の意。
      (広辞苑)「唖唖(アア):鳥などの鳴き声。」のみ。
      (大字源)🈩アア:からすなどの鳴く声。子供の話すことば。かたこと。③車のきしる音。 🈔アクアク:笑い語る声。
啞者(アシャ)
啞然(アゼン):驚きあきれて口もきけないさま。「―として言葉もでない」  (参考)「アクゼン」と読めば、大声で笑うさま。 
啞然失笑(アゼンシッショウ)

噁:オ・アク いか(る)
(漢検2)
噁:意味 🈩オ いかる。 🈔アク 鳥の声を表す。 *漢検2には熟語掲載ナシ・・・。噁噁(アクアク):(大字源)鳥の声。

<啞然(アゼン)と啞然(アクゼン)>
(<啞啞(アア・アクアク)と噁噁(アクアク)>の整理がついたと思ったら、漢検2の中に「啞然・・・「アクゼン」と読めば、大声で笑うさま。」てのを見つけてしまった・・・

啞然:(大字源)🈩アゼン:驚きあきれて、口もきけないさま。🈔アクゼン:①わっと笑うさま。「同行者啞然大笑」 ②語る声。「楼窓に啞然と声あるを聞く」
<啞然(アゼン)と啞然(アクゼン)読みの区別>
・文意から声が出てるかどうかで判断できそう・・・「同行者啞然大笑」や「楼窓に啞然と声あるを聞く」などは声が出ているようだから“アクゼン”・・・
・でも、「啞然失笑(アゼンシッショウ)」は一応声が出るようだけど“アゼン”か・・・ま、ちょっと、この場合の“アゼン”は、それ自体が声のでない様子だから良いのかも・・・
・「啞然失笑(アゼンシッショウ)」と「啞然大笑(アクゼンタイショウ)」で区別して覚えておけば良いカモ・・・

<その他参考>
嗚啞(オア):(大字源)カラスの鳴く声。一説に、悲しみ嘆く声。

<喑:イン な(く) だま(る)> *漢検2“だま(る)”訓掲載ナシ。
(漢検2)喑:意味①な(泣)く。 ②声を失って、話すことができない。「喑啞(インア)」 ③だまる。口をつぐむ。「喑黙」 ④しかる。どなる。

喑啞(インア):(大字源)①口がきけない。また、口をつぐむ。だまる。②怒気をふくむ。喑噁(インオ)
喑噁(インオ):(大字源)大いに怒るさま。喑嗚(インオ)に同じ。

喑噁叱咤・喑嗚叱咤(いんおしった):非常に怒って怒鳴ること。 出典:史記
(参考ー以前整理したブログ内の内容ー)
<喑:イン、な(く)、だま(る)>
な(く):喑噫(インイ):むせびなく、喑嗚(インオ):怒ってむせびなく
だま(る):喑啞(インア)=啞者=喑喑(インイン)、喑黙=沈黙=喑畏、喑噎(インエツ):黙る
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手賀沼 セッカ(雪下・雪加)

2018年01月28日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●割と鮮明に撮れているのがあった・・・







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手賀沼 イタチ(鼬)

2018年01月28日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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〈粘土(へなつち)>=<埴(へな?へなつち?)>

2018年01月28日 | 難読・当て字
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●熟字訓・当て字を学習していたわけではなく、当模試で(〈粘土〉(へなつち))を復習・深掘りしていてわかったこと・・・
●なぜ、「〈埴猪口〉(へなちょこ)」の“埴”は“へな”と読むのか、ずっと疑問だったんだけど・・・

(漢検2)
〈粘土〉(へなつち):水底にある黒くてねばり気のある泥土。へな。「埴」とも書く。 「ネンド・ねばつち」とも読む

➪これ、“「埴」とも書く”となっているが、<埴>という熟字・当て字で出るんだろうか・・・また、出た場合、この記載の仕方からしたら「埴(へなつち)」と読むのだろうか・・・広辞苑だと、<埴>の読みは“へな”なんだが・・・(広辞苑では<粘土>は、“へな”とも“へなつち”とも読んでいる)。

(広辞苑)・粘土 (へな):黒くて粘り気のある水底の泥土。荒壁に塗る。ねんど。へなつち。
     粘土 (へなつち):➪解説:へな(埴)

(参考ー漢検2ー)
 埴:ショク はに 意味:はに。ねばつち。ねんど。「埴土」「埴生(はにゅう)」
 「埴」から始まる言葉:埴土(ショクド) 埴(はに) 〈埴瓮〉(はにべ) 〈埴生〉(はにゅう) 埴輪(はにわ) 〈埴猪口〉(へなちょこ)
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楡枋(ユボウ) 枌楡(フンユ) ~にれ(枌、楡)とまゆみ(枋、檀)~

2018年01月28日 | 書き・読み問題
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●冒頭の評語を少し変更してます。過去問文章題中にあった佐久間象山の文から拝借・・・一つの過ち、つまづきがあれば、それだけ、知識・知恵が生まれる・・・気に入ったのでしばらく載せることにします・・・問題(過去問やブログ内の模試やその他の問題などなど)を、なにしろ少しでも多く解いて、間違いや躓いたところを深掘りしておけばそれだけ理解・記憶が深まると思います。
●と、言いながら、これを書きながら、今回はホントの漢検過去問をまだ復習していないことに気が付いた・・・ははは、どうしよう。
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●「檀(まゆみ)」は良いとして、「蜩と鷽鳩、笑って曰く、「我、決起して飛んで楡枋に搶く」(荘子・逍遥遊篇)とか「枌楡同契の仲」とか、“ニレの木”のこととか、“マユミの木”のこととか・・・割と出てくる・・・。
●「楡枋(ユボウ)」はニレとマユミのこと、「枌楡(フンユ)」は枌も楡もニレのことと理解していたけど、よく考えると、この「枌楡」、どちらもニレっておかしくないか?・・・なぜ字が違うんだ???
●ということで、ちょっと調べた・・・
<結論>「枌」のニレは“いえにれ”の事(大字源)、「楡」は“ユ”という中国の(ニレに似ているのかな?)落葉高木のこと(大字源)らしい・・・ネットで「楡(ユ)の木」の画像を見ようと思ったら、すべて(日本の?)“楡(にれ)の木”の画像ばかり・・・で、違いはよくわからなかった。
でも、以下のとおり、「楡(にれ)」の“にれ”は、和語(大字源)のようだ・・・道理で、「枌楡」という熟語ができるわけだ・・・厳密にいうと、この「枌楡」は、「“いえにれ”の木」と「“楡(ユ)という木”」という意味(ニレなどの木というふうに理解すべきなのかな・・・)のようだ・・・「枌楡」という木があるわけではないようだ・・・漢検2では、「枌楡=①ニレの木・・・」と掲載しているけどね・・・

(檀:ダン、タン、まゆみ)
枌:フン、にれ、そぎ(和語)
楡:ユ、にれ(和語)

(漢検2)・・・これなんかも、よく読むと、「枋」も訓読みとしては“まゆみ”だが、厳密には「枋(ホウ)」という木なんだろうな・・・
枋:ホウ、ヘイ、まゆみ、いかだ、え
🈩ホウ ①ニシキギ科の落葉低木。まゆみの一種。「楡枋(ユボウ)」 ②マメ科の落葉小高木 「蘇枋(スホウ)・(スオウ)」に用いられる字。 ③いかだ。🈔ヘイ え(柄)

枌:意味①そぎ。木を薄くそいだ板。 ②にれ。ニレ科の落葉高木。「枌楡(フンユ)」
枌(そぎ) 枌板(そぎいた) 枌楡(フンユ)
枌楡(フンユ):①ニレの木。 ②神聖な場所。神社。 ③郷里。「―同契(郷里が同じであること)」 
      由来:②③中国、漢の高祖が、郷里の神社にあったニレの木を、都に移して神としてまつったという故事から。
(漢検2)
楡:意味 にれ。ニレ科の落葉高木。「楡柳」
下つき:桑楡(ソウユ)・枌楡(フンユ)
楡(にれ)

●「枌楡」については、上記①~③の意味以外に、「枌楡(ふんゆ)の居:上皇の御所。仙洞御所。」なんて説明があるのを発見した。
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<29-3向け>語選択問題㉖

2018年01月28日 | 語選択
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●「疋絹を棚から下ろす - ヒケン」:この熟語だけは現行音にない“ヒ”音のようだ・・・他の国語辞典などもすべて“ヒケン”。現行音というか、大字源にもこの“音”はナシ・・・国内の通用性の問題か・・・大字源の他の「疋」熟語はすべて“ヒツ”読み・・・(ついでだが、この「疋」・・・部首の名称としては「疋部(ショブ)」・・・)
(以下、大字源から)
疋鳥(ヒツチョウ):おしどりの異名。同)匹鳥 
疋帛(ヒツハク):一匹の絹の織物。
疋夫(ヒップ):一人の男。取るに足らない男。同)匹夫
疋練(ヒツレン):一匹の練り絹。
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●「漬物が熟れて味がよくなった - な(れて)」:「こな(れて)」でも良さそうな気がしているのだが・・・広辞苑では「こな(れる)」に“③熟して味がよくなる。「味噌が熟(こな)れてきた」”という掲載がある・・・(広辞苑に「熟(な)れる」はナシ)・・・
でも、漢検2ではこういう書き方になってるからどうかな?
△熟れる:こな-れる:①消化する。「―れやすい食物」 ②習熟して自在に扱える。「―れた文章」 ③性格が円満になる。「―れた人柄」
△熟れる:な-れる:まじり合って、味がよくなる。「漬物が―れる」
(参考)
熟:小学…ジュク中学…う(れる)準1…つらつら、に(る)、に(える)、こな(す)、こな(れる)、う(む)、な(れる)1級…つくづく
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<語選択問題(その47)>
1.おごそかなさま。威厳があり、りっぱなさま。
2.隠れたものを引き出し求める 
3.戦争のときに持っていく位牌
4.見たり聞いたりするうち、自然に能力がつくこと 
5.一か所につながれて動けないこと、役に立たない者の形容。

<語群>
( ほうか、げんこ、がんこ、けいほう、こうでい、こうさく、じゅせん、もくしょく )

<語選択問題(その48)>
1.玉のように美しい花
2.足を縮めて小またに歩くこと。ぬきあし。また、恐れるさま
3.宝としてまつること 
4.まだ知識になくて、ものの道理に暗い。また、その人。蒙昧。 
5.よく治まっている御代。盛んな御代。

<語群>
( はき、きょくせき、きちょう、ほうし、ようき、けいは、どうもう、しゅくせき )
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=解答=
<語選択問題(その47)>
1.儼乎ゲンコ:おごそかなさま。威厳があり、りっぱなさま。「―たる恩師の態度」 *これには“厳”の書きかえアリとはなっていない。広辞苑も「儼乎(ゲンコ):おごそかなさま。いかめしいさま。「・・・たる態度」」のみ。(漢検2:儼然(ゲンゼン)・儼存(ゲンソン)は「厳」の書きかえアリ)
(参考)
「厳威ゲンカクは親に事うる所以に非ず」の「儼恪」=おごそかでつつましい
*厳格(ゲンカク):(広辞苑)きびしくただしこと。ある規則をきびしく守り、いいかげんにしないこと。
*厳格(ゲンカク):(漢検2)不正や怠慢などを許さず、厳しくするさま。「―な家庭に育つ」
2.鉤索(コウサク):①隠れたものを引き出し求める ②金属製のかぎ (大字源)
(漢検2)②かける。ひっかける。「鉤距」「鉤索」
3.公禰(こうでい):戦争のときに持っていく位牌(イハイ)。
(漢検2 ②かたしろ。戦争のときに持っていく位牌(イハイ)。「公禰」
4.濡染(じゅせん):(大字源)見たり聞いたりするうち、自然に能力がつくこと 
(漢検2)意味:①ぬれる。ぬらす。うるおう。「濡染」
*目濡耳染(もくじゅじせん):見たり聞いたりするうち、自然に能力がつくこと 「濡染」(漢検2)
5.繋匏(けいほう):一か所につながれて動けないこと、役に立たない者の形容。匏繋。 *漢検2:下付き熟語  意味説明ナシ

<語選択問題(その48)>
1.瓊葩(けいは):玉のように美しい花⇦広辞苑にはこの熟語の掲載はなし。
2.蹙蹐(しゅくせき):(広辞苑)足を縮めて小またに歩くこと。ぬきあし。また、恐れるさま
3.葆祠(ほうし):宝としてまつること *漢検2辞典では意味説明なし 「③たから。宝とする。「葆祠(ホウシ)」」
4.瞳矇(どうもう):まだ知識になくて、ものの道理に暗い。また、その人。蒙昧。 同)童蒙・僮蒙 (大字源)*「矇」は目へんであるので注意。 (漢検2)「・・・②くらい。無知なさま。「瞳矇(ドウモウ)」」
 (注)大字源には「同)童蒙・僮蒙」とあるが、漢検がどこまで許容するかは不明・・・。
5.熙朝(キチョウ):(大字源)①よく治まっている御代。盛世。(⇦(広辞苑):盛んな御代。)昭代。(⇦(広辞苑):よく治まってる御代=昭代
(漢検2)「・・・④やわらぐ。「熙朝」」
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コメント (1)
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<29-3向け>語選択問題㉕

2018年01月28日 | 語選択
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●クコの実・・・いつもどっちの漢字が先かで迷っていたけどやっと解決・・・旁のほうを考えれば簡単・・・クー「句」 コー「己」だった。
なお、「枸」「杞」それぞれ一字でも、“くこ”の訓読みアリ・・・。
(枸杞(クコ):ナス科の落葉小低木。夏、淡紫色の花が咲き、赤い実を結ぶ。若葉は食用。実は薬用。季)春 *「コウキ」とも読む。)
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<語選択問題(その45)>
1.着物などを入れるはこ。たんす。
2.さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
3.はるかなさま。遠く奥深いさま。
4.かぎで引っかけて引き出すように、内情を巧みに探り出す。
5.①自然の成り行き。 ②成り行きにまかせること。特に、死をいう。
<語群>
( いし、ようはい、しい、しょうしょう、いじゅん、こうきょ、ようちょう、いこう )

<語選択問題(その46)>
1.ことばを美しく飾り立てて人を罪に陥れること
2.衣服がみすぼらしい人をあざけっていう語 
3.私心を除き去ること
4.ひしぎ殺す。手で捩じ殺す。
5.民の習わし。人民の風俗。民俗。
<語群>
( こしん、こたく、ろうさつ、ぼうぞく、ぼうれい、おんじゃく、ばいきん、ざんこう )
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=解答=
<語選択問題(その45)>
1.衣笥(いし):着物などを入れるはこ。たんす。(漢検2)下つき:衣笥(イシ)
2.徙倚(しい):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。 *漢検2「下つき:徙倚(シイ)」
 彽回=徙倚
・類義語問題で出題・・・両熟語ともに漢検2にもアリ・・・漢検2には「徙倚」説明ナシ・・・「徙“移”」ではないので注意・・・
(漢検2)
徙:意味:うつる。場所を変える。うつす。「徙倚(シイ)」「徙居」
(大字源)徙倚(シイ):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
(その他)徙倚(シイ):徘徊する・うろつく意。また、だらしないさまにも使われる。他例:「独り徙倚して而、彷す」(楚辞) 
*広辞苑には「徙移(しい)」:うつること、移転、移徙(いし)の所載あるも、ここでの語彙とは意味が違うので注意(不正解)! 
3.杳窕(ヨウチョウ):はるかなさま。遠く奥深いさま。「―の地」
4.鉤距(コウキョ):かぎで引っかけて引き出すように、内情を巧みに探り出す。(大字源)
(漢検2)②かける。ひっかける。「鉤距」「鉤索」
5.委順イジュン:(漢検2)①自然の成り行き。 ②成り行きにまかせること。特に、死をいう。
 委順とは? ( 名 ) スル ① 自然のなりゆきにまかせること。 「流れに-する」 ② 死をいう 。  *広辞苑ナシ。

<語選択問題(その46)>
1..貝錦(ばいきん):漢検2掲載熟語(意味説明なし)(転じた意味)ことばを美しく飾り立てて人を罪に陥れること *漢検四字熟語にも「萋斐貝錦(せいひばいきん)」あり・・・「萋斐」が対象外なので読んでいない人が多いかも知れないが、読んでいれば、意味説明もあるので簡単かも・・・。
2.温石(おんじゃく):衣服がみすぼらしい人をあざけっていう語。 漢検2掲載熟語(意味説明もあり) 
 温石オンジャク:①あたためた軽石などを布に包んでふところに入れ、体をあたためるもの。季)冬
         ②①をぼろで包んだことから、衣服がみすぼらしい人をあざけっていう語。
3.刳心 私心を除き去る (荘子・天地) 
 (漢検2)意味:①えぐる。くりぬく。「刳心」
4.拉殺(ロウサツ):ひしぎ殺す。手で捩じ殺す。
(漢検2)①くじく。ひしぐ。「拉殺(ロウサツ)・(ラサツ)」
・ひし(ぐ)、ひしゃ(げる):拉殺(ロウサツ)=ひしぎ殺す(字通)・手で捩じ殺す(大漢和)。
5.氓俗(ぼうぞく):民の習わし。人民の風俗。民俗。
(漢検2)氓:意味 :たみ。移住民。庶民。「氓俗」「民氓」 下つき:蒼氓(ソウボウ)・民氓(ミンボウ)・流氓(リュウボウ)
(大字源)
 氓俗:①民の習わし。人民の風俗。民俗。
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