日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<
百尺竿頭一歩を進む>&<
百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●妍を競う ・・・女性陣や花々が華やかさや美しさを競い合うことだけの表現かと思ったら、他にも使われているようだ・・・
・この部屋にいる宮女候補で妍を競うべきは玉遥樹だけだと密かに思っていた。 …酒見賢一『後宮小説』より引用
・後宮には半年おきに新しい女がおさめられ、妍を競いあうといわれる。 … 井上祐美子『五王戦国志1 乱火篇』より引用
・それからさらに半月ほどが過ぎ、城内の百合が一斉に妍を競う季節になった。 … 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第07巻 「コーラルの嵐」』より引用
・いずれ劣らぬ美しい娘たちが、目も彩な衣装に飾り立てて妍を競っている。 …森村誠一『日蝕の断層』より引用
・妍を競う、という言葉があるが、宮女候補の部屋割りを四人ずつにしているのもそのような理由からであったろうか。 …酒見賢一『後宮小説』より引用
・地上世界では永劫の昔に枯れて死に絶えた花々が、爛漫と妍を競っている。 …バローズ/佐藤高子訳『ペルシダーに還る』より引用
・勿論、昭和四十五年では両方とも普通の旅館に改造されているが、役者と女郎が軒を並べて妍を競ったさまを想像すると胸がドキドキする。 … 永六輔『役者その世界』より引用
・今の日本橋の川筋がひとつの境になっていたという両神社の氏子たちは、
出し物に妍を競っていった。 …大岡信『名句歌ごよみ〔夏〕』より引用
・たしかに彼女がこれまで立ったいかなる舞台よりも、
アルプスの連峰が妍を競う豪勢な舞台であったにちがいない。 …森村誠一『棟居刑事 悪の山』より引用
・季節は六月ではあったけれども、山深い国の習いとして、春の花から夏の花から、一時に咲いて妍を競っていた。 …国枝史郎『生死卍巴』より引用
・
華麗妍を競いあう鹿鳴館は、さまざまの思いを女たちの胸に宿した。 …永畑道子『恋の華・白蓮事件』より引用
・無言のうちに、妍を競っているようなお菊とお喜代と、なにかと、斧四郎の身のまわりを、整えていた。 …吉川英治『松のや露八』より引用
・一本一本の花輪が、大きな冠のように重くたゆたっては、互いに妍を競いながら咲き誇っている。 … 藤原作弥『聖母病院の友人たち ―肝炎患者の学んだこと―』より引用
・とくに一月二十日は、尾類じゆり馬行列の日で、美妓が妍を競い、辻町を歌ったり踊ったりすることで有名だった。 …梶山季之『那覇心中』より引用
・第一日目、
山車は海から忍び寄る夕闇と共に、大ホテルが櫛比する海岸通りへ集まって来て、
妍を競う。 …森村誠一『花刑』より引用
・それを豪勢な借景として各町内四十数台の
山車が、一年の工夫と意匠を凝らして妍を競う光景は華やかそのものであり、平和の中にあってこそその本領を発揮するA市の最も輝いている姿であった。 …森村誠一『花刑』より引用
・代わりに、桜子姫と妍を競ってもおかしくないほど艶やかな若侍が、ピタリとその傍らに侍っていた。 …藤水名子『浪漫’s 見参!桜子姫』より引用
・一つは真紅で、片方の都市の中央に一マイル近くの高さにそびえたち、もう一つは、
はでな黄色の塔で、同じ高さにそびえていて、
真紅の塔と妍を競っているという。 …バローズ『火星シリーズ01 火星のプリンセス』より引用
・で、蘭丸はなお、他の少年と妍を競い、髷、小袖、すべて童形のままにしていた。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
・いわば、
芸術家と伊達男が妍を競いあっている、雑多なありとあらゆるものを集めた部屋といったおもむきである。 …アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(2)』より引用
●薯蕷饅頭・・・ジョウヨマンジュウともショヨマンジュウとも、また、ジョウヨウマンジュウともいうようだ・・・
(漢検2)
薯蕷饅頭(ショヨマンジュウ):ヤマノイモの根をすって少量のでんぷんを加えて皮とし、あんを包んで蒸したまんじゅう。上用まんじゅう。
「ジョウヨマンジュウ」とも読む。
(広辞苑):“じょうよまんじゅう”では記載ナシ。薯蕷饅頭(しょよまんじゅう):・・・上用(じょうよう)饅頭。
(小学館/デジタル大辞泉):しょよ‐まんじゅう〔‐マンヂユウ〕【薯蕷饅頭】・・・じょうよまんじゅう。じょうようまんじゅう。
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