漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

故事ことわざ・慣用句 (覚書メモ)

2018年06月11日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・故事成語類の学習をしていたわけではないが、同音異義語などを探している過程で、慣用句的表現も一応、ざっと見ていた・・・
・直前の、こういうメモ的記事で、もし出題あったら面白いなあ(笑)・・・もう試験問題変更できまい・・・

石痳(せきりん)の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ:略 (石痳=結石のこと)  
●セキリン(石淋)の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ  :セキリン:結石のこと

➪当ブログ内では、「石痳」「石淋」どちらも使っているが、、「石痳」・「石淋」、どちらでもよさそうだ・・・広辞苑には両方並びで出てる。
 「石淋」が多いようではあるが・・・。

欣快(きんかい)の至り *欣快:喜ばしく気持ちがいいこと。
欣懐(きんかい)を叙す *「欣懐(きんかい)」:喜ばしくおもうこと。
 *広辞苑には成句ないが、大辞林に次の用例あり(欣懐:よろこばしく思うこと。また、その気持ち。)
 *三省堂 大辞林 【欣懐】よろこばしく思うこと。うれしい思い。 「 -を叙す」

➪たった今、先ほどの<気をつけたい同音異義熟語 その2 ~追加版~>記事に、追加しておきました。

●梓(あずさ)に鏤める:本を発行する、上梓する 

 ➪「梓(シ)に鏤める」、「梓 (シ) に上(のぼ) す」とか、「梓(シ)に刻む」とか、音で表記される場合もあるようだから、要注意か。

●因果の胤(たね)を宿す:略 (漢検2)胤(たね):血統を受け継ぐ子孫。また、先祖代々つながる血筋。

 ➪「種」と同じ意味。広辞苑にも同じ意味で「胤とも書く」となっているから、たぶん、どちらでもOK・・・ということは簡単すぎるから出ないか。

●形に似せてヘソ(綜麻)を巻く :何をするにもその人の性格や個性が表れるものだということ。
(漢検2)〈綜麻〉へそ:織機にかけるために、紡いだ糸を環状に巻きとった束。おだまき。

 ➪「綜麻」は当て字・熟字扱いだから出ないかな・・・わからんけど、ちょっと留意。
 
●皮切りのイッキュウ(一灸) 
(漢検2)皮切り ②最初に据えるときの一つの灸(キュウ)。「―の一灸(イッキュウ)(何事も最初は苦しいということのたとえ)」

 ➪ブログ模試でも既出だが、漢検2記載でもあり、要注意かも・・・間違っても“炙”と書かないように・・・(笑)

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語選択問題になりそうな熟語

2018年06月11日 | 語選択
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・同音異義熟語、三文字以上熟語などを調べていて、国語辞典などに当っていて、引っかかった熟語です。特に意味・意図はありませんが、これも、もしかしたらのレベルの情報・・・

<見おとしそうな熟語  漢検2掲載熟語から>

●神仏に祈願をつげる文。また、天子が臣下につげる文。 こうもん 告文
●神楽などで用いる、両手に持って打ち鳴らしながら拍子をとる楽器。 さくほうし 笏拍子(さくほうし・しゃくビョウシ)
●単衣の襦袢。和服の肌着。 ふさん  布衫

<国語辞典から>
●温克(おんこく):おだやかで寛容なこと。あたたかで自分に厳しいこと。

懿親(いしん):(広辞苑)①肉親のうるわしい情愛 ②近親  
*漢検2掲載熟語「懿親」 *当ブログ(漢和辞典)では、「懿親=美しく(うるわしく)親しみのある親族の間柄=懿戚
*懿(よ)い、 懿(うるわ)しい

●欽差(きんさ):天子の命令で使者を送ること、その使者
●懇棘(こんきょく):ねんごろな真心

●山彙(さんい)=山群:山岳の集まり
●餐霞(さんか):かすみを食って生きること。
●青氈(せいせん):青色の毛氈。転じて、その家に古くからあるもの。その家の宝物。

銖両(しゅりょう):軽微なもののたとえ。「銖」も「両」もわずかな目方の単位。 
 *S+さんの問題にもあったけど、意外に「両」が出てこないかもしれない・・・“緇銖”とか“銖緇”とかは見慣れているかもしれないけど・・・。
➪2020.2.16訂正:「“緇銖”とか“銖緇”とかは見慣れているかもしれないけど・・・」➪「“錙銖”とか“銖錙”とかは・・・」に訂正しました。失礼しました。

●申証(しんしょう):あきらかな証拠。

●佩香(はいこう):腰帯におびる匂いもの。匂袋の類。
●敗絮(はいじょ):ふるわた、役に立たない綿        *「斉紫“敗素”」と混同しないように・・・こっちは「素」・・・絹のほう。
 
●欄楯(らんじゅん):仏塔などを結界して囲んだ石製の柵。
蘭艾(らんがい):ランとよもぎ、立派な人とつまらない人。 *ブログ問題既出だったかも・・・

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30-1に向けての学習(随時更新) ~6/11更新~

2018年06月11日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<5/4~6/11>忘れそうなのでメモしておく・・・一応、“やることは“一応”やった”ぐらいの名札のかかった家に辿りつけそうだ・・・

●<30-1向け模試>(その1~その16)配信完了。配信前に都度、自身の復習を兼ねて確認作業も実施。早めに作成したので時を置いて自分の復習にも役立った。
●他ブログ記事&問題<模擬試験倉庫さんのブログ>
・分野別問題、模試39&40 かつ、<29-3>以降の記事・問題のすべてにトライ。現在、残りのミニ模試取り組み中。
・以前の記事の「文章題訓読み問題 常用二版読み対策」にもトライ・・・意外に難しい・・・勉強になった。
●漢検DS
・1級の書き取り・読み取り:終了。準1の“読み”についても、熟語を確認しながらすべて終了。2級以下の問題はやらなかった・・・。
・書き取り問題や読み取り問題を逆の問題にしたり、語選択問題として整理するなど、深掘りして記事化済み。自分の勉強にもなった。
●その他
①学習の都度、「漢字の正しい書き順」で、疑問のある該当漢字の書き順をチェック・・・だいぶ勉強になった・・・
②当て字・熟字訓・・・これまでの当ブログ模試問題を横断的にチェック済み。かつ、漢検2巻末+α(巻末以外)+漢検2に掲載ナシのものもある程度、学習。間違えそうな当て字・熟字訓などを整理して記事化済み。
③四字熟語・・・ひととおり、漢検四字熟語辞典を網羅的に学習(正味3日)。間違えそうなもの、故事成語など他分野へ応用の効くものなどを整理して記事化済み(11記事)。
④書き取り練習:当ブログ模試問題の書取問題を横断的にトライ、すべて確認済み。
⑤同音異義語、三文字熟語、広辞苑掲載熟語
 ・ブログ記事化前の“下書き”に集めておいた過去の記事や問題や熟語群などをすべてチェック(完了)・・・その中で、「同音異義語」「三文字熟語」の整理の必要を感じたので、現在整理中(ほぼ完了)。ついでに、過去にまとめた広辞苑掲載熟語(以前記事化したがクレームついたため“下書き”状態としておいた記事)をすべて、ざっと見直した。
 ・予定外の学習だったが、やって良かったような気がしているが、果たしてどうかな・・・。他の対策をとる時間がなくなったが・・・。
●あと6日間の予定
・S+模試:過去取り組んだものをすべて再度やるつもりだったが、変更➪手書きで残しているので、間違えたところを中心にチェックする予定。
・当て字・熟字訓・・・直前(前日か前々日)にブログ記事をもとに再チェック予定。
・四字熟語 ・・・再再度、漢検辞典をチェックする予定。
・その他分野(読み、熟語一字訓読み、語選択、対・類、故事成語、文章題)対策・・・特段、これからはやる予定ナシ。

*とりあえず、覚えている範囲でのメモ・・・忘れている内容があるかもしれない・・・また、後日ゆっくり振り返ることにする・・・

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<5/3時点>
(●「人生はニャンとかなる」より・・・今日からの4連休で動物病院もお休みなので、昨日早めにいつものレオンの点滴・・・診療は3番目だった・・・
「そのうちやる」という名の通りを歩いて行き、行き着くところは「なにもしない」という名札のかかった家である』(ミゲル・デ・セルバンテス)
●自戒の念を込めて・・・<30-1>の申し込みをする・・・計画的に、やるべきことは必ずやって行く・・・)

<4/18~5/3>
●<30-1向け模試>
 ・(その1~その10)配信完了。
 ・(その11)~(その16)作成完了。(その11)配信済み。次回5/8(その12)も予約配信済み。
●語選択の復習
 ・完了。(その8)までで配信も完了。
●故事成語類
 ・“自由演技”としての故事成語類の研究(主として、「中国古典名言事典」「新編・故事ことわざ辞典」の学習)は終了~。
 ・今季の(これからの)模試へも反映(設問)させようかとも思ったけど、少しく難度高いと思われるので個別問題として整理➪(その12)まで配信(完了)
●他ブログ記事&問題
 <模擬試験倉庫さんのブログ>分野別問題、模試39 ・・・<29-3>以降の記事・問題消化中。今後も継続。
●その他①
・漢検DS書き取り練習・・・継続中。
●その他②
・問題集取り組み、過去問取り組み、過去模試など、当初企図した内容につき再度練り直し(再度計画策定)・・・そろそろ実践的に受検態勢に入る。
(以下の記事は既出・・・今回、変更、補筆等は行っていない・・・)
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(4/6~4/17)
●<30-1向け模試>:(その6)~(その8)配信済み。(その9)は4/20、(その10)は4/27配信予定。
●<30-1向け模試>:(その11)~(その16)ほぼ完成。早ければ4月下浣(下澣)から配信開始、5月中には配信完了を企図。
●語選択問題:ブログ内の語選択問題、音訓熟語をお浚いする中で、“類義語”となりそうな熟語という視点から見直し・・・“類義語問題”として提供中(特に漢検2掲載熟語をメインに出題中)・・・現在、(その7)まで提供中。(その9)ぐらいまでで終了予定・・・この視点からの見直しは自分の学習にも大いに役立った・・・
●書き練習:漢検DS・・・MLB大谷出場ゲームを見ながらの“乍ら練習”・・・現在400字ぐらいまで(笑)・・・
●その他個別熟語・1級漢字について、上記過程で調べた内容などを都度ブログへ開示・・・継続・・・
(以下の記事は既出・・・今回、変更、補筆等は行っていない・・・)
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(3/17~4/5)
●<30-1向け模試>:(その1)~(その10) 完成。(現在、(その6)まで開示中。)
●「過去整理した(主として)1級漢字音訓熟語について再度復習」:一応完了。漢検2とも照らし合わせながら再整理も行った。その照らし合わせも踏まえて過去記事の加筆・補筆も一応完了。・・・まだまだ十分ではないので、そのうちにまた再開するかも知れない・・・
●上記の復習・整理(含、漢検2記載内容)を通じて、問題化できそうなものをWPで記録済み(50頁程度)。➪(その11)以降の模試へ反映予定。
●<30-1向け模試>:(その11)以降の作成を検討中・・・というか、作成予定。現在、5~6模試程度は出来そう・・・。
➪(その11)以降の模試は、(その10)までに比べたら若干新出問題が増える予定・・・自分のための学習・受検対策も兼ねているので・・・
●模試から漏れた問題など・・・別途、適宜個別の<分野別問題>として順次提供していく予定・・・特に語選択・熟語読み(音訓)の量が多いので、前倒しで提供していく予定・・・。
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●<趁熱打鉄>とかなんとか偉そうな事をいって、<29-3>終了後に立てた計画・・・全然、計画どおりに行ってない(汗)・・・
●すでに<29-3>から1か月経過・・・大体ザクっと、本番終了後2か月間は“自由演技”(自分のやりたい学習)、後半2か月間は“規定演技”(受検学習)と区分けしているのだけれど・・・。

<この1か月間の“自由演技”>
①松陰全集全10巻の読み直し・・・一部記事化済み&<30-1向け模試>にも反映。
 *文章題作成のため、当該箇所は(青空文庫にもないので)自らWP化。自分の為にもとても勉強になった。
②諸橋轍次「中国古典名言事典」読了。・・・一部記事化&<30-1向け模試>に(ごく一部)反映。
 *Amazonで三千円ちょっとで新規購入。これは良かった。出典別に故事成語が整理されているのでわかりやすかった。三千円以上の価値があった。
③漢検1級過去問(除、文章題)につき、H4以降の全過去問を洗い出し(分野別にWP化)・・・<30-1向け模試>にも反映。
④<30-1向け模試>(その1)~(その10):①~③の内容を取り入れ、ほぼ完成(その4まで開示中)。
⑤その他:文章題作成のため一部青空文庫から他の文章題選択・作成、①~④までの学習の過程で派生した問題や知識などは都度整理、ブログにも開示。

*ま、計画通りにはいってないけど、松陰全集の読み直し(+α)の学習で+1~2点、模試づくりを通じて+1~2点の力はついたんじゃないかなと実感しているから、ま、いいか・・・。

<これから(3/17)~4月の計画>
*当初立てた計画中、以下については4月までには完了させたいと考えている・・・内容・成果次第では一部ブログ記事あるいは新規模試(?)で開示も考える・・・って、まだ模試作るのかあ?(笑)? ・・・ま、基礎はある程度できている方で150~160あたりの方は、なにしろ新たな問題を数多くこなすことが肝要かと・・・漢検過去問を何度もやるよりも効果はあると思う(もちろん、漢検過去問はマスターしておくことが前提だけど)・・・
*“新たな問題”というのは「新出の難問」ということではなくて、「難問ではないけど新たな角度から出された(ある意味ではマトモで標準的な)問題」という意味・・・

①音読み熟語:過去整理した(主として)1級漢字音訓熟語について再度復習 ➪一応完了。模試(その11)以降へ反映予定。
 ア.初期のまとめは、大字源は使用していなかったので、大字源からも熟語を適宜拾ってみる・・・前回と同様の作業・・・
 イ.熟語で故事成語的な出典があれば、それも併せて調査
②漢検2辞典の網羅的な復習 ➪上記①の過程で都度調査。一部は過去記事に加筆。模試(その11)以降のための“書き問題”作成を通じて、更に、復習予定。
 ア.調べ残した熟語の調査(小項目で未調査の熟語や、1級漢字以外の漢字のところにある意味不明の熟語など)
 イ.1級漢字の訓読み・・・漢検2に掲載されている読みで重要そうなものをチェック *「扠(やす)」の類・・・
 ➪ア.イ.とも、上記①の過程で同時並行で調査済み。模試(その11)以降へ反映予定。
③当ブログの模試以外の記事&問題の徹底的な再読み込み。 ➪上記①および模試(その11)以降作成過程で一応読み込み(まだ徹底的ではない)

*あまり書いて、また計画倒れとなると恥ずかしいから、このくらいにしておこう・・・これも随時更新かも・・・

  ・・・・・・・・・<29-3>終了後に立てた当初の計画>(赤字は今回補筆・・・・・・・・・・・・
●<29-3>文章題で出た“リュウカ”・・・「榴花」が正解らしいけど、漢検2に「榴“火”」が載ってる・・・当ブログでも語選択問題と「<榴:リュウ、ざくろ>・・・「榴火」=(大字源)「リュウカ」=ざくろの花の赤いのを火に例えて云ったもの」で紹介していたけど、変に覚えていて「榴火」なんて書いていたら、今頃、泣くに泣けない状態だったかも(汗)・・・もし、当記事をよく読んでいる人がいて「榴火」と書いた人がいたら大変申し訳ない思いがしている・・・幸か不幸か、当方は全然思いつかなかったけど・・・でももしかしたら「榴火」でも〇になったりして(汗)でもでも、“榴火”で✖だとしたら、漢検も罪なことをする・・・漢検2に載ってるのは「榴火」で、(解答と思われる)「榴花」はどこにも載ってないんじゃないか???・・・こりゃ、これからまた漢検2を虱潰しにしようとおもっているけど、こういうことも念頭に注意深く学習していかないとマズイってことか・・・簡単な字だから見逃していたけど、「榴火」を調べた時に、他の熟語も調べて(ついでに見てはいたんだろうけど)、記録しておかないとイケナイ・・・ちなみに、大字源には「榴火」のほかに、「榴花」「榴房:ざくろの実。中に多くの種子があることから、子供の多いことにたとえる。」の2つが載っていた・・・。
●漢検ジャーナル・・・①相変わらず同じものを2冊送ってきている・・・以前「2冊送ってきているよ、一冊で良いから修正手続きしておいてね」って連絡したのに・・・だいじょぶか?協会事務局・・・②<29-1>合格者一覧、少なくなってきたね、1/3頁で済んでる・・・寂しいからゴチックにするとか、字のサイズを大きくするとか・・・協会としての“営業”上の工夫でもしたらどうなのかなあ・・・営利企業でなく財団とはいえ、こういう肌理細かなマーケテイング戦略ってのは必要だよ・・・だいじょぶか、協会事務局・・・
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●さて、とりあえず、<30-1>に向けて、やること、やろうとしていること等を、ザクっと書いておこう・・・ダラダラしてると、アッという間にひと月ぐらい過ぎちゃうからな・・・書いておけば、それだけでも意識・行動が違ってくるだろう(笑)・・・時間の経過とともに変更・修正があるかも知れないから、これも随時更新ってことにしておこう・・・

<2月>
①音読み熟語:過去整理した(主として)1級漢字音訓熟語について再度復習 ➪一応今季は完了。
 ア.初期のまとめは、大字源は使用していなかったので、大字源からも熟語を適宜拾ってみる・・・前回と同様の作業・・・
 イ.熟語で故事成語的な出典があれば、それも併せて調査
②漢検2辞典の網羅的な復習 ➪一応完了だが、継続
 ア.調べ残した熟語の調査(小項目で未調査の熟語や、1級漢字以外の漢字のところにある意味不明の熟語など)
 イ.1級漢字の訓読み・・・漢検2に掲載されている読みで重要そうなものをチェック *「扠(やす)」の類・・・
③猫姐模試ほか(「模擬試験倉庫」以外の他ブログ模試)
<3月>
③広辞苑ほか国語辞典の学習:(前回と同様の視点で再度徹底的に調べてみる)
④故事成語辞典などで故事成語の学習(復習) ・・・新たな視点で見直し(簡単そうな漢字・熟語でも疎かにしないように)
⑤過去問&手持ちの市販の問題集・参考書を新たな視点で整理・・・主として模試作成準備のため・・・

<4月>
⑥四字熟語:漢検四字熟語辞典ほか手持ちの四字熟語辞典の復習・見直し 
⑦<30-1向け>模試作成作業 ➪前倒しで一応完了。 ➪(その10)まで完成。(その6)まで開示中。
<5月>
⑧30-1向け模試提供開始 ➪前倒しで開示開始中。 ➪(その10)までは4月中に配信予定。(その11)以降は4月末~5月初から配信予定。
⑨受検のための学習開始
<6月(~6/17)>
⑩S+さんの模試(及びその他問題等)&当ブログ模試の復習
 *<29-3>用に、すべて筆記した記録あり・・・今度は誤答を中心に効率よく見直してみる・・・
⑪“書き”練習・・・

<その他>
・健康管理:手賀沼鳥見&サイクリング
・俳句歳時記
・読書
 ①趣味の読書+α(宮城谷昌光関連再読)
 ②中国古典(論語、老・荘、菜根譚など)・・・主として手持ち&図書館から・・・(新規購入はしない) 
  ➪「中国古典名言事典」(諸橋轍次)で代替(一応完了とする)。(手持ちのもう1冊の「故事・ことわざ辞典」の学習はどうするか未定・・・)
 ③中国詩(主として漢代~唐代にかけての詩歌)・・・図書館から ➪ちょっと見たが、今回はパスすることにした(あまり効果あるとは思えないのでやらないことにした)。
 ④(主として模試・文章題のため)青空文庫ほかの適当な文献に当ってみる・・・➪松陰全集および当文庫から一部取り入れ(一応完了)。

<2~6月 いつやるか未定>
*「漢検1級模擬試験倉庫」さんのブログ内記事の学習 ➪新規記事は都度消化中。今後も継続。 
 <模試1~模><大見表問題1~><分野別対策1~><四字熟語特訓(1)~><チャレンジャー向け模試(1~)・ミニ模試(1~)・直前模試(29-1~29-3)
*当ブログの模試以外の記事&問題の徹底的な再読み込み
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気をつけたい同音異義熟語(は行~わ行)

2018年06月11日 | 気をつけたい同音異義熟語
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●魄力(はくりょく):意志の力。精神の力。
●迫力(はくりょく):圧迫する力。人の心に迫る力。

●爬行(はこう):はって行くこと。
●跛行(はこう):①びっこをひいて行くこと。②釣り合いのとれないこと。順調でないこと。「・・・景気」

●煩冗(はんじょう):わずらわしく、くだくだしいこと
●煩擾(はんじょう):わずらわしく、乱れること。ごたごたと乱れること。
●繁冗(はんじょう):無用の事が多くて、くだくだしいこと。
 *これは、出されたらどれがどれやら分からない・・・「擾」は、乱れる意。「煩」と「繁」は、“わずらわしい”か“無用”かの意で区別か・・・。

●煩縟(はんじょく):わずわらしく、くだくだしいこと
●繁縟(はんじょく):①(繁文縟礼の略)こまごましくわずらわしいこと ②種々様々な色どり。

●攀援(はんえん):(漢検2)①よじのぼること。②頼りにすること。
●攀縁(はんえん):(漢検2)①「攀援」に同じ。(よじのぼること。頼りにすること。) ②俗事に心ひかれてかかわりあうこと ③怒ること

●汎濫(はんらん);(下記の漢検2記載内容参照)
●氾濫(はんらん):(広辞苑)①水のみなぎりあふれること。②洪水になること。③転じて、(好ましくない)ものがあふれるほどに出回っていること。「悪書の・・・」
<漢検2記載内容>
「汎濫
 ①河川などの水が増し、あふれ出ること。
 ②物があふれるほど多く出まわること。特に、好ましくないものにいう。
 ③あいまいなこと。不確定なこと。「権利という―な名称」
 ①②「氾濫」とも書く。                      」
 *①②の意味は「氾濫」でもOKということ・・・逆に言えば、③の意味のときは、「汎濫」という熟語のみということ・・・。
 *この③の意味の「汎濫」の出典は、どうも、史記の「老子韓非列伝」の中の、
 「・・・汎濫博文、則多而久之。・・・」=「汎濫博文ならば、則ち多しとして之を久し(充分である)とせらる・・・」かららしい。この出典の文章も今一、難しくてよくわからないが・・・。
・各辞典、この出典で、ここでの「汎濫」の意味は、
 <大字源>うわついたことば、でたらめ
 <漢字源>うわついたことば
 <大漢和>でたらめなことば、不確実なことば
 (<字通>は、(この出典は無く)「溢れ満ちる」という意味のみ・・・)

●飄眇(ひょうびょう)・縹渺(ひょうびょう) *いずれも漢検2掲載熟語  *本カテゴリーに個別記事あり。

●覆育(ふいく):(“ふういく”とも)(広辞苑)天地が万物をおおい育てること。また、父兄が子弟をまもり育てる恩徳。
 (漢検2)覆育(フイク):天地が万物をおおって守り育てること。「フウイク・フクイク」とも読む。
●扶育(ふいく):世話をして育てること。 
●傅育(ふいく):かしずき育てること。

●粉飾(フンショク):(漢検2)①よく見せようとして、うわべを装い飾ること。「事実を―して報告する」 ②「粉飾決算」の略。「扮飾」と書けば、身なりを飾る意になる。
●扮飾(フンショク):(漢検2)①身なりをかざり、よそおうこと。みづくろい。 ②化粧すること。「粉飾」と書けば、りっぱに見せようとする意になる。

●蜂起(ほうき)・鋒起(ほうき):*いずれも漢検2掲載熟語  *本カテゴリーに個別記事あり。

●妄議(ぼうぎ):道理の通らない議論。でたらめな議論。
●謀議(ぼうぎ):計画し相談すること。計画の相談。 
●謗議(ぼうぎ):悪口を言うこと。あしざまに批評すること。

●旁午(ぼうご):①縦横に入り乱れること ②往来の激しいこと
●夢後(ぼうご):死後、後世

●報効(ほうこう):(広辞苑)恩にむくいて力をつくすこと。 (デジタル大辞泉):功を立てて恩にむくいること。「久年の御恩に対し、 一日の―をも遂げず」〈樗牛・滝口入道〉 
●報公(ほうこう):(広辞苑)真剣に公事につとめること。
*他に「奉公」、「奉行(ホウコウ・ぶぎょう)」・・・略・・・

●芳醇(ほうじゅん):酒のかおり高く味のよいこと。また、その酒。
●豊潤(ほうじゅん):ゆたかでうるおいのあること
●芳潤(ほうじゅん):かんばしく、うるおいのあること
*以上の熟語はすべて漢検2にも掲載アリ。

●茫然(ぼうぜん):(デジタル大辞泉)①漠然としてつかみどころのないさま。「茫然とした前途」「必要あることを弁ぜず…―たる論を主張するは」〈鉄腸・ 花間鶯〉②「呆然(ぼうぜん)」に同じ。「物に見惚れて―たる他国者の」〈魯文・高橋阿伝)
 *広辞苑には「茫然自失:あっけにとられて、我を忘れてしまうさま」しかナシ。
(漢検2)①ぼんやりとして、とりとめがないようす。 ②気が抜けて、ぼんやりしているようす。*②:「呆然・惘然」とも書く。
●呆然(ぼうぜん):(広辞苑)①気抜けしてぼんやりしたさま。「焼け落ちた家を前に・・・とする」②あっけにとられるさま。「・・・と立ちすくむ」
         (漢検2)①驚いて、あっけにとられるさま。類)啞然(アゼン) ②気が抜けて、ぼんやりするさま。「―と空を見上げる」
              *「惘然」、②:「茫然」とも書く。
●厖然(ぼうぜん):(広辞苑)非常に大きなさま。(漢検2)豊かで大きいさま。むっくりと大きいさま。「尨然」とも書く。
●惘然(ぼうぜん):(広辞苑)➪「呆然」に同じ。
         (漢検2)①驚いてあっけにとられるさま。 ②気が抜けてぼんやりするさま。 *「呆然」、 ②「茫然」とも書く。「モウゼン」とも読む。

●澎湃・彭湃(ほうはい)/「滂湃」「滂沛」 *いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。

●豊年(ほうねん):(略)
●芳年(ほうねん):(大辞林)若い時の年月。青春。 類)少壮。(新漢語林)➪ 芳紀(:国語)若い年ごろの女性の年齢。妙齢。芳年。芳齢。)
         (広辞苑)若い人の年。青春。
●逢年(ほうねん):(大字源)豊年にめぐりあう。*新漢語林・広辞苑ナシ。 (漢検2)③ゆたか。「逢年」

●昧昧(まいまい):(新漢語林)①夜明けや日ぐれなどの、ほの暗いさま ②深く思い沈むさま ③手厚いさま。丁寧なさま。④暗いさま
         (大辞林)①よあけ。明らかになろうとする。②深く思うさま。③暗いさま。④手厚い。純厚。
●眛眛(まいまい):(30-1文章題書き取り原文の熟語)(大漢和、字通、漢字源、新漢語林、大辞林、広辞苑などでは、見当たらず) 
●毎毎(まいまい):(新漢語林)つねづね。いつも。 *広辞苑、大辞林もほぼ同じ。
●毎毎(マイマイ):(漢検2)いつも。つねづね。たびたび。そのたびごと。類)毎回・毎度
●毎毎(まいまい・ばいばい):(新漢語林)①おろかなさま。混乱しているさま。「天下毎毎大乱(テンカマイマイとして大いに乱る)」(荘子)➪世の中が収拾のつかないほどに混乱する。 ②草や穀物がさかんい生えるさま。「原田毎毎(ゲンデンバイバイたり)」(左伝)➪田んぼの草が青々と茂っている。
●毎毎(まいまい・ばいばい):(大字源)①つねづね。いつも。しきりに。しばしば。②暗いさま。「故天下毎毎大乱」(荘子)③田の美しいさま。「原田毎毎」(左伝)
●苺苺(ばいばい・まいまい):(新漢語林)草や田が青々として美しいさま。
              (大字源)①草がさかんに生えるさま。②田の美しいさま。
●邁邁(まいまい):(新漢語林・大字源)よろこばないさま。一説に、顧みないさま。
 
 *漢検30-1文章題「眛眛」が原文の熟語だった由。*「毎毎(まいまい・ばいばい)」の読みと意味が新漢語林と大字源で異なっている。

●濛雨(もうう):空をかき曇らせて降りしきる小雨。そぼ降る雨。
●猛雨(もうう):はげしく降る雨。豪雨。

●夜鶴(やかく):①夜、巣ごもりする鶴。また、夜鳴く鶴。②親が子を思う愛情の深いたとえ。夜の鶴。
●野鶴(やかく):野にいる鶴。仕官しないで民間にいる人のたとえにもいう。「閑雲野鶴」

●有司(ゆうし):役人のこと。
●遊士(ゆうし):①浪人に同じ。②遊蕩にふける男。たわれお。みやびお。③春秋戦国時代の遊説者。諸侯抗争の時に、政策をたずさえて歴訪し、採用を乞うた者。
●遊子(ゆうし):家を離れて他郷にある人。旅人。旅客。
●友視(ゆうし):(明治期の語)友として見ること。友として扱うこと。
●優士(ゆうし):役者。俳優。
●猶子(ゆうし):①(礼記)兄弟の子。甥。姪。②兄弟・親戚、または他人の子を養って自分の子としたもの。・・・
*以上、広辞苑。 

●邀撃(ようげき):むかえうつこと。迎撃。
●要撃(ようげき):待ちぶせしてうつこと。
(参考) ●要劇(ようげき):要職にあっていそがしいこと。

●誉望(よぼう):名誉と声望。ほまれ。 ほまれ=ほめられて光栄あること。評判の良いこと。また、そのような行い。名誉。名声。*漢検2ナシ
●輿望(よぼう):世間の人から寄せられている期待。「過疎地の―を担う医師」類)衆望
 
●磊嵬(らいかい):山などがけわしく高大なさま
●磊塊(らいかい):①積み重なった多くの石瑰 ②平らでないさま ③転じて、積み重なった不平

●雷動(らいどう):雷の鳴り渡るようにどよめき騒ぎ立てること
●雷同(らいどう):(雷が響くと物が同時にこの響きに応ずる意)自分に定見がなくて、みだりに他の説に同意すること。「付和雷同」

●闌干(らんかん):(漢検2)①「闌(てすり)」に同じ。 ②涙がとめどなく流れ落ちるさま。 ③星や月の光が、きらめくさま。 ①「欄干」とも書く。*広辞苑にも「②星または月が輝いて、きらきらするさま」とある。 また、①~③に加えて、「縦横に散り乱れるさま」もアリ。
●瀾汗(らんかん):(大字源)①波の大きくうねるさま「洪濤瀾汗」 ②涙のはらはら流れるさま
(漢検2)「瀾:なみ(波)。おおなみ。また、なみだつ。「瀾汗」「瀾漫」」
●欄干・欄杆(らんかん):(広辞苑)・・・おばしま・てすり。「蘭干」とも書く。

●爛汗(らんかん):模様の彩りのさま(大漢和)
●爛旰(らんかん):あざやかなさま。「爛汗」に同じ。(大漢和)
 (大字源):爛汗=爛旰=彩りの美しいさま  (字通)爛汗=あざやかなさま *「爛旰」は掲載ナシ。(漢字源)掲載ナシ。

*「星や月の光が、きらめくさま。」は、「闌干」だけのようだ。
*「涙のはらはら流れるさま」は、「瀾汗」「闌干」どちらでもOKのようだ。

●濫妨・乱妨(らんぼう):①荒れまわること。荒らすこと。②掠奪すること。うばいとること。
●乱暴(らんぼう):①荒々しい振る舞いをすること。無法な振る舞い。②粗雑であるさま。

●瀾漫(らんまん)/爛漫(らんまん):(個別記事アリ。当該記事参照。)

●里俗(りぞく):地方の風習。土地のならわし。
●俚俗(りぞく):田舎びていること。また、そのさま。鄙俗。

●流覧(りゅうらん):見渡すこと。目をとおすこと。
●劉覧・瀏覧(りゅうらん):①通覧すること。目をとおすこと。②他人が見ることの尊敬語。

●屡述(るじゅつ):しばしば述べること。 
●縷述(るじゅつ):こまごまと述べること。

●霊祀(れいし):神霊または死者の霊をまつること
●霊祠(れいし):霊験あらたかな、ほこら。

●牢乎(ろうこ):かたくしっかりとして動かない・・・「牢乎とした個性・・・」「牢乎とした思想・・・」
●牢固(ろうこ):しっかりとして丈夫・・・「牢固とした城砦・・・」「牢固とした城・・・」

●老悴(ろうすい):老いてやつれること
●老衰(ろうすい):老いて心身の衰えること

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三文字以上熟語 (アイウエオ順)

2018年06月11日 | 三文字以上熟語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<あ行>
●亜字欄(あじらん):亞の字に切り込んだ欄干
●阿僧祇(あそうぎ):おおきな数の単位
●阿蘭若(あらんにゃ):=練若(れんにゃ)=蘭若(らんにゃ):修行するのに適した閑静な土地。転じて、寺の異称。
●暗赭色(あんしゃしょく):黒みがかった赤茶色

●已己巳己(いこみき):間違いやすい文字の羅列(互いに似ているものをたとえて言う言葉)
●一闡提(いっせんだい):解脱の因を欠き、成仏することのできない者。闡提。
●一弾指(いったんじ):「いちだんし」とも。一度指を弾く間。きわめて短い時間。
●一点鐘(いってんしょう):①一時間 ②午前・午後の1時
●一抔土(いっぽうど):①手のひらでひとすくいするほどの土。少量の土。②墳墓の異称。

●烏焉馬(うえんば):間違いやすい文字の羅列(互いに似ているものをたとえて言う言葉)
●有興人(うきょうじん):物好きな人。面白いことを特に喜ぶ人。
●烏形幢(うぎょうとう):「銅烏幢(どううのとう)」に同じ。朝賀または即位礼に立てた幢(はた)。威儀の具の一。
●齲蝕症(うしょくしょう):むしばの総称
●烏糸欄(うしらん):黒い細い罫を引いた用紙。古代中国で女子が艶書を書くのに用いた。
●温糟粥・〈紅糟〉粥(うんぞうがゆ):禅寺などで作るかゆ。(漢検2掲載)一ニ月八日の夜、禅寺で作る味噌(ミソ)と酒粕(さけかす)を入れたかゆ。

●円珠経(えんじゅきょう):平安時代、博士家における「論語」の異名。

●隠形鬼(おんぎょうき):形を隠して神変不思議のわざわいをする鬼類。

<か・が行>
●醢醬品(かいしょうひん):しおからの類い。
●海跡湖(かいせきこ):海湾の一部が外海から分離してできた湖。霞ヶ浦、浜名湖の類い。 
●蟹足腫(かいそくしゅ):ケロイドの訳語  
●臥煙肌(がえんはだ):無頼漢らしい気質。伝法肌。
●火浣布(かかんぷ):よく火に耐える、石綿を混ぜて織った布
●過現未(かげんみ):(仏)三世(さんぜ)のこと。過去と現在と未来。
●臥蚕眉(がさんび):湾曲した眉。若くして立身する相という
●荷葉座(かしょうざ):仏像の台座
●家大人(かたいじん):自分の父。家君。家尊。
●火宅僧(かたくそう):妻のある僧侶。妻帯僧。
●我他彼此(がたひし):我と他と、彼と此と、対立していること。
●褐寛博(かつかんぱく):(過去問) あらい布で作った、だぶだぶの服。賤者の服。転じて、賤者、無頼漢。
●闊葉樹(かつようじゅ):広葉樹
●合食禁(がっしょうきん):(ガッショクキンの転)①いっしょに食べると害になる食物の取り合わせ。食い合わせ。②(比喩的に)人と人との間がうまくいかないこと。そりが合わないこと。
●寛闊念仏(かんかつねんぶつ):信仰のためでなく、だてに唱える念仏
●寛闊者(かんかつもの):だてしゃ、はでしゃ。
●勧工場(かんこうば):明治・大正時代、一つの建物の中に多くの店が入り、いろいろな商品を即売した所。デパートの進出により衰えた。日本独特の百貨商品陳列所。多くの商店が一つの建物の中で種々の商品を陳列・販売した所。デパートの隆盛とともに衰退。勧商場。博品館。 *当ブログ文章題で設問。明治期の言葉。
●還魂紙(かんこんし):漉返(すきがえし)に同じ。
 *漉返し:本来は供養の目的で故人の書状をすきかえして作った紙。のち、反故紙などをすき返して作ったものをいう。宿紙(しゅくし)。
●・閑日月(かんじつげつ):(広辞苑)①ひまな月日。ひなま時。「・・・を送る」 ②心に余裕のあること。*明治期の文章ほかによく出てくる言葉・・・。
(漢検2)閑日月(カンジツゲツ):①用事や仕事のないひまな時期。「―を送る」 ②あくせくせず、心に余裕のあること。「英雄―あり」
(デジタル大辞泉):1 暇な月日。「閑日月を送る」2 ゆったりとして余裕のあること。「英雄閑日月あり」
(成語)「英雄、閑日月あり」:英雄といわれるほどの人は、小事にとらわれず悠然としているので、はた目には暇な日々をおくっているように見えるということ。「閑日月」は、暇な月日、気分がゆったりしていることの意。
●閑事業(かんじぎょう):(広辞苑)急を要せぬ事業。実用に適さない事業。(デジタル大辞泉)実用と結びつくところの少ない仕事。また、今すぐには必要でない仕事。(その他辞書)ひまにまかせてする仕事。また,実用を顧慮しない仕事。 「お道楽の-」
●管城子(かんじょうし):筆の異名、発明者といわれる秦の武将・蒙恬(もうてん)の故事から。
●閑所場(かんしょば):便所  *「閑所」「灌所(かんじよ)」とも。 
●看話禅(かんなぜん):公案を工夫参究して悟りをひらこうとする禅法。 ⇔ 黙照禅

●帰忌(己)日(きこにち):暦注の一。遠出・転居などを忌む日。
(漢検2)帰忌日(キコニチ):陰陽道(オンヨウドウ)で、縁起の悪い神が支配するとして遠出・帰宅・結婚などを嫌った日。
●擬古文(ぎこぶん):古代の文体をまねて作った文。雅文。
●乞巧奠(きっこうでん):七夕に牽牛・織女をまつる行事。
●吉左右(きっそう:①よいたより。喜ばしいしらせ。吉報。②善悪・成否いずれかのたより。とかくの通知
 (参考)
  ア.「二十左右(ソウ)の美婦が孀居(ソウキョ)して節を守るは実に六ケ敷きもの・・・」・・・ここでは、「左右(そう)」は、「ばかり。年齢が定かでないときに数詞として用いる。」(松陰全集・注釈から)・・・二十歳(はたち)ばかりの、二十歳そこそこの・・・という意味か。
  イ.「大井川を渡り候て一左右(イッソウ)之れあるべく」・・・左右(ソウ)は、たより・知らせ。「ご一報これあるべく・・・。」という意味。

●楽山焼(ぎょうざんやき):陶器の一つ
●玉案下(ぎょくあんか):机の美称。手紙の脇づけ文句。
●菫外線(きんがいせん):紫外線 
●巾箱本(きんそうほん):小形細字の本。袖珍本。巾箱。
●金蘭簿(きんらんぼ):親しい友人の氏名・住所を記した帳面
●金蓮歩(きんれんぽ):美人のうるわしい歩み。

●凶会日(くえにち):暦注の一。凶の日。
●苦参紙(くじんし):くらら(苦参)の茎皮を原料とする、虫害に強い和紙

●軽鬆土(けいそうど・けいしょうど):土粒の細微な火山灰土、腐植質に富んだ土壌。
●結構人・結構者(けっこうじん、けっこうしゃ):①おとなしい人、好人物 ②おとなしすぎて才の鈍い人。愚直な人。
●怪顛顔(けでんがお):ひどく驚きあきれた顔つき。 *怪顛(けでん):心が顛倒するほど驚きあきれること。
●慳貪屋(けんどんや):一膳めし屋
●献残屋(けんざんや):献残を買い取り、これを利用して業とした者。
●乾闥婆城(けんだつばじょう):(乾闥婆が幻作した楼閣の意)幻のように実のないもののたとえ。蜃気楼。

●好下物(こうかぶつ):よい酒の肴。
●公儀者(こうぎしゃ):社交家
●黄口児(こうこうじ):年が若く、経験や知識などが足りない者。青二才 。
●閘船渠(こうせんきょ):ドックの一種。閘門を構え干潮でも水深を一定に保たせる。繫船ドック。
●強麁風(ごうそふう)➪九位 (世阿弥が分けた芸の位の9段階の一つ。…強くあらい強麁風は論外・・・との事)
●涸山水(こせんすい) :枯山水(かれさんすい)に同じ。
●虎皮下(こひか):書簡文で、宛名の脇づけ。多く、学者・軍人などへの手紙に用いる。

<さ・ざ行>
●催花雨(さいかう):春雨
●朔望潮(さくぼうちょう):大潮
●簓先穂(ささらさっぽう):財産のすり減ったさま。めちゃくちゃなさま。*形状が似ていることから「サボテン」の異称とも。
●三界坊(さんがいぼう):方々をさまよい歩く者。乞食坊主。流浪人。
●三隣亡(さんりんぼう):暦注の一。この日に建築すれば火災を起し、近隣3軒をもほろぼすという忌日
●三達尊(さんたっそん):「天下に三つのタッソン(達尊)あり」
 *三達尊 デジタル大辞泉 :(「孟子」公孫丑下から)天下で尊ばれる三つのもの。朝廷では爵位、郷里では年齢、民を治める者では徳。
 *三達尊 広辞苑もほぼ同様(朝廷では爵位を尊び、郷党では年歯(よわい)を尊び、世に処し民を安んずるには徳を尊ぶこと)
 *達尊  広辞苑:世間一般に尊ばれる物事。官爵・学徳の類。
●三達徳(さんたっとく):「智仁勇の三者は天下のタットク(達徳)なり (=三達徳) 」
 *三達徳 デジタル大辞泉 :三達徳(「礼記」中庸から)時代や身分を超えて、どんな 場合にも通じる三つの徳。智・仁・勇をさす。
 *三達徳 広辞苑:(中庸)広い天下のどこででも一般に通ずる三つの徳、すなわち智・仁・勇。三徳。
 *達徳  広辞苑:古今東西を通じて変わることのない徳。
●三昧場(さんまいば):死者の冥福を祈るために設けた墓地に近い堂。墓所。三昧。
●三昧耶(さんまいや・さんまや) :①時。漠然とした時。一時。②会、集会。③旨とするところ。根本義。④密教では、平等・誓願・驚覚・除垢障の意味があるとする。「三摩耶(さんまや)」とも書く。
●三摩地(さんまじ)・三摩提(さんまだい):三昧(さんまい・ざんまい)①アに同じ=心が統一され安定した状態。一つのことに心が専注された状態。
●三昧耶戒(さんまやかい):密教の伝法灌頂を受ける前に授ける戒。
●三昧耶形(さんまやぎょう):密教で、誓願を象徴するもの。諸尊の所持物や印相。三形(さんぎょう)。

●私窩子(しかし):淫売婦、私娼
●時辰儀(じしんぎ):時計の古称
●児枕痛(じちんつう):あとばら(後腹)①に同じ=産後の腹痛。後陣痛。転じて、事後の出費など、事が済んだ後に残る苦労。
●地輻石(じふくいし) :①出入り口の壁裾や基壇の下に据える石 ②礎石。築石(つくいし)。
●袖珍本(しゅうちんぼん):ポケットに入るような小形の本。袖などに入れて持ち歩ける小型の本
●酒博娘(しゅはくじょう):酒と博打と女
●声縁菩(しょうえんぼ):悟りを求めて修行する人たち。自利のみの小乗の修行者であるショウモン・エンガクと自利・利他を求める大乗の修行者の名前を一字ずつ取った呼び名。(声聞と縁覚と菩薩)
●正覚坊(しょうがくぼう):大酒のみ
●消魂窟(しょうこんくつ):いろまち。遊里。
●猩猩講(しょうじょうこう):大酒のみの集会。
●定斎屋(じょうさいや):売薬行商の一。
●薔薇果(しょうびか):外観は真正の果実に酷似するが、花床が壺形になり、その中に果実があるもの。バラ科の果実の類。
●続命縷(しょくめいる):端午の節句に用いる飾りもの。薬玉(くすだま)のこと。
●如鱗杢(じょりんもく):さかなの鱗に似た木目。
●爾霊山(じれいさん):203高地の別称。*漢字は「に、れい、さん」となっている。
●治聾酒(じろうしゅ):春の社日に飲む酒。耳の遠いのが治るという俗信。
●身口意(しんくい):人間の一切の活動。三業(さんごう)。
●身三口四意三(しんさんくしいさん):十悪を3種に分けたもの。殺生・偸盗・邪淫の三業は身に属し、妄語・悪口・綺語・両舌の四業は口に属し、貪瞋痴の三業は意に属する。
●塵点劫(じんでんごう):きわめて長い時間。塵劫。

●西施乳(せいしにゅう):(味のうまいことを西施の乳にたとえていう)河豚の異称。
●赤縄子(せきじょうし):仲人。月下氷人。
●瀬瀬幔(ぜぜまん):台所などで用いる粗末な幔幕。
●世智弁(せちべん):①(仏)世知にたけてずるいこと。こざかしいこと。②けちくさいこと。吝嗇。 ③せちべん袋の略:旅人が刀の柄のよごれを防ぐためにかぶせた革袋。
●世知弁坊(せちべんぼう):けちんぼうのこと。
●僉議者(せんぎしゃ):雄弁家。論客。
●筌漁業(せんぎょぎょう):うえ・壺などを使って、ウナギ・タコ・エビ・カニなどをとる漁業。雑漁業(=ウエ、モリ、ヤスなどの漁具を使用する漁業。網漁業・釣漁業などに対していう語。
●先君子(せんくんし):先考・亡父 
●繊蘿蔔(せんろふ):大根などを千切りにすること(千六本)。

●葱花輦・葱華輦(そうかれん):天皇の乗輿の一つ。屋上に金色の葱花の飾りを付したもの。
●総鰭類(そうきるい):硬骨魚類の一群。
●増上慢(ぞうじょうまん):①(仏)まだ悟りを得ないのに、得たと思ってたかぶること。②実力が伴わないのに自慢すること。自信過剰。
●足疾鬼・速疾鬼(そくしつき):羅刹(らせつ)のこと。悪鬼の通名。
●蘇婆訶・娑婆訶(そわか):真言陀羅尼の終りにつける語。功徳あれ、成就あれなどの意。「阿毘羅吽欠(あびらうんけん・・・)」
●尊大人(そんたいじん):(広辞苑)他人の父または母に対する尊敬語。
 (⇔ 孺人(じゅじん):(広辞苑)①(礼記)中国で、大夫の妻の称。②身分ある人の妻の称。⇔尊大人 )

<た・だ行>
●太為爾(たいに):仮名47字を重複しないように作った歌。いろは歌に先行するもの。
●逮夜経(たいやぎょう):逮夜にする読経。逮夜:忌日の前日。また、葬儀の前夜。宿忌。
●奪衣婆(だつえば):三途の川のほとりにいて、亡者の着物を奪い取り、衣領樹(えりょうじゅ)の上にいる●懸衣翁(けんえおう)に渡すという鬼婆。
三途河・葬頭河(しょうずか)の婆(ばば)。奪衣鬼。
●旦過夜(たんがや) :行脚僧の宿る家。
●担板漢(たんぱんかん):(板を担ぐ男の意。その板に遮られて一方は見えないことから)ものの一面だけ見て対局を見得ない人。
●胆礬色・丹礬色(たんばいろ):真っ青な色。胆礬・丹礬(たんばん):硫酸銅からなる鉱物。
(注)2019.10.14補足
 広辞苑では、「胆礬(たんばん)」「胆礬色(たんばいろ)」となっており、「“丹”礬・“丹”礬色」の“丹”は誤用となっている・・・。 


●嘲斎坊(ちょうさいぼう):人を馬鹿にしてからかうこと。また、嘲弄される人。なぶりもの。
●樗蒲一(ちょぼいち):いんちき、でたらめ、ばかをみること・・・
(漢検2)樗蒲一(チョボイチ)
 ①中国から伝わった賭博の一種。一つのサイコロで出る目を一つ予測し、当たれば賭け金の四倍が戻るもの。 ②人をごまかすようなこと。いんちき。
 由来:「樗(ごんずい)」と「蒲(かわやなぎ)」の実をサイコロとして用いたことから。
 参考:「チョボ」ともいう。 樗蒲(チョボ):「樗蒲一」の略。  *現行訓には樗(ごんずい)はナシ(意味としては、「①ごんずい。ミツバウツギ科の落葉小高木。・・・」とある。

●粘葉装(でっちょうそう):書籍の装丁の一つ。胡蝶装ともいう。 
●点鬼簿(てんきぼ):過去帳のこと。
●田舎漢(でんしゃかん):いなかのおとこ。いなかもの。

●犢鼻褌(とくびこん):ふんどし
●栃麺棒(とちめんぼう):あわてもの *慣用句「祭過ぎてのトチメンボウ(栃(橡)麺棒) :時機におごくれてあわてることのたとえ。」*「とちめん」を造るには早くしないとよく延びないので急いで棒を使うからとか・・・。
●鈍瞎漢(どんかつかん):にぶくて道理のわからない男。 「彼等-は…自己の不明を耻づるであらう/吾輩は猫である 漱石」
●貪瞋痴(とんじんち):3種の根本的な煩悩。仏教において克服すべきものとされる 最も根本的な三つの煩悩。三毒。 ➪貪欲・瞋恚・愚痴
●鈍副司(どんふうす):愚かな仏弟子。ばかな小坊主。

<な行>
●寧馨児(ねいけいじ):幼少からすぐれている人。神童。麒麟児。
●拈香文(ねんこうぶん):禅宗で、僧が死者に対して哀悼の意を表して朗読する文。

<は・ば行>
●唄法印(ばいほういん):梵唄を唱える僧
●薄伽梵・婆伽梵(ばがぼん):(梵語:福徳ある者、聖なる者の意。世尊と訳す。)①仏の尊称。特に釈迦牟尼の尊称。婆伽婆(ばぎゃば)。②インドで、神仏・貴人の尊称。
●八幡人(ばはんじん):船で他国へ略奪に行く盗賊。
●八幡船(ばはんせん・ばはんぶね):日本の海賊船。江戸時代には密貿易船の称。はちまんぶね。
 *八幡(ばはん):①倭寇の異称。②外国へ略奪に行くこと。③国禁を犯して海外へ渡ること。④八幡船の略。
●万歳旛(ばんざいばん):「万歳」の2文字を表面にしるした旗。即位礼や朝賀の式などで用いる。
●半仙戯(はんせんぎ):ブランコの異称

●緋金錦(ひごんき):金で織り付けた錦、金襴のたぐい。←秘錦(ひごん)に同じ。
●非想天(ひそうてん):非想非非想天の略。
●非想非非想天(ひそうひひそうてん):無色界の第4天で三界諸天中の最高。ここに生まれる者は粗い想念の煩悩がないから非想をいうが、微細なものが残っているから非非想という。仏教以外のインド宗教では解脱の境地。仏教では迷いの境地。有頂天。非想天。非有想非無想天。
●秘色色(ひそくいろ):①瑠璃色 ②襲の色目。表は瑠璃色、裏は薄色。または・・・・(略)。
●毘藍婆(びらんば):(仏・梵語)劫末・劫初に吹き、至る所ことごとく破壊するという大暴風。毘藍風。毘藍。

●賦形剤(ふけいざい):薬剤を服用しやすくするなどのために加える物質。
●不心中(ぶしんじゅう):義理に外れること。誠実でないこと。
●不銹鋼(ふしゅうこう):ステンレス鋼に同じ。
●不道化・不道外(ふどうけ):場所柄をわきまえない悪ふざけ。わるじゃれ。
●不弁分限(ふべんぶげん):不弁と分限。貧しいことと富んでいること。
●風流者(ふりゅうざ):風流に凝る人。意匠家。考案家。
●糞掃衣(ふんぞうえ):粗末な僧衣。

●便当者(べんとうしゃ):富裕な者。
*便当(べんとう):十分なこと。豊富・裕福なこと。都合のよいこと。便利重宝なこと。

●卯酉屋(ぼうゆうや) :東西に棟を通した建物 ⇔ 対義語:子午屋(しごや)
●没分暁(ぼつぶんぎょう):ものわかりの悪いこと。
●没分暁漢(ぼつぶんぎょうかん):わからずや。
●梵論子(ぼろんじ):虚無僧
(漢検2)梵論子(ボロンジ):「梵論(ボロ)」に同じ。➪梵論(ボロ):鎌倉末期に現れた有髪の乞食僧。のち、尺八を吹きながら物乞いをする虚無僧を指した。ぼろぼろ。ぼろんじ。「暮露」とも書く。
●奔走子(ほんそご・ほんそうご):父母が大切にかわいがっている子。秘蔵っ子。

<ま行>
●無憂華(むうげ):釈迦がその下で生まれたという樹の花
●無垢衣(むくえ):袈裟の異称
●無垢三昧(むくざんまい):仏・菩薩の、煩悩のけがれのない清浄な三昧。
●無垢湯(むくゆ):湯灌(ゆかん)のこと
●無腸漢(むちょうかん):節操のない男。はらのすわらない男。
●無腸公子(むちょうこうし):蟹の異称。
●無分暁(むふんきょう):明らかでないこと。筋の通らないこと。見当違いなこと。
●無縫塔(むほうとう):卵塔(らんとう)に同じ(卵形をした塔身を載せた石塔)。 *ブログ既出
●無漏路(むろじ):煩悩の汚されない清浄の世界
●無漏智(むろち):煩悩を離れた清浄の智慧

●綿撒糸(めんざんし・めんさっし):解木綿(ほっしもめん)と同じ。 (広辞苑)綿撒糸(めんざんし):(メンサッシの慣用読み)解木綿(ほっしもめん)に同じ。木綿をほぐしたもの。薬液を吸収させて傷口に用いた。解木綿(ほつしもめん)。
(デジタル大辞泉)綿撒糸(「めんさっし(綿撒糸)」の慣用読み):綿布の糸をほぐして薬液に浸したもの。手術後の傷口に用いた。解木綿(ほつしもめん)。

●没義道・無義道(もぎどう):非道なこと。不人情なこと。情けしらず。

<や行>
●遊冶郎(ゆうやろう):(26-③出題)酒色におぼれて、身持ちの悪い男。放蕩者。 道楽者。
●由加物(ゆかもの):神前に祭料として供える供物。それを入れる容器。
●湯灌場(ゆかんば):江戸時代、湯灌を行うために寺院内に建てられた小屋。

●揺籃歌(ようらんか)=子供をあやし、または寝つかせるときに歌う唄。子守歌
●予餞会(よせんかい) :卒業前の卒業生の送別会

<ら行>
●羅城門(らじょうもん):平城京・平安京の正門。ラジョウモン(羅城門)。「羅生門」とも書くが、こちらは「ラショウモン」か「ラセイモン」と読む。「羅城」は城の外郭という意味。
●拉鬼体(らっきてい・らっきたい):調べや表現の強い歌体。
●卵塔場(らんとうば):(過去問)(漢検2:卵塔(ラントウ):①仏)台座の上に卵形の塔身を置いた墓石。 ②「卵塔場」の略。墓場のこと。「蘭塔」とも書く。

●釐等具(れいてんぐ):ごくわずかな量まで量れる精密な竿秤(さおばかり)。明治初年頃まで用いた。
●裂罅泉(れっかせん):不透水層の上部のさけ目または断層線から湧き出る泉。

●老大人(ろうたいじん):①老人・長者の敬称。②他人の父の敬称。尊大人。③(俗)だんなさま
 (⇔ 大孺人(だいじゅじん)・・・徳富蘇峰「吉田松陰」- 青空文庫 松陰の書簡から発見。その他ネットにも散見。・・・
●六根浄(ろっこんじょう):欲や迷いから脱け出て心身が清らかになること *四字熟語では「六根清浄」(「略して、“六根浄”ともいう」)

<わ・を行>
●惑業苦(わくごうく):生きとし生けるものの輪廻を示す。三道。

●乎古止点(をことテン):昔、漢文を読み下すために漢字の四すみや上下につけて助詞などを表した点や線の符号。漢字右上の点を「を」、その下を「こと」としたことから。

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新設カテゴリー:三文字以上熟語 ~掲載の基準(説明)~

2018年06月11日 | 三文字以上熟語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●後先が逆になりましたが、新カテゴリー「三文字以上熟語」の掲載基準について、お知らせしておきます。
●まだ、ハッキリとした基準が確立しているわけではありませんが、当面、次のような考え方で載せていこうと思っています。
 ①辞書ではないので何もかも網羅的に載せるようなことはしない。
 ②あくまで、漢検1級受検を見据えての、“もしかしたら出るかも知れない”ような三文字以上熟語を掲載していく。
 ③ただし、出題の可能性はあるかもしれないが、説明やひらがなの語句から、容易に想像できそうなものは掲載しない。
 ④仏教用語はたくさんあるが、割と“通用性”のありそうなものに限定していく・・・この線引きは難しいが・・・
 ⑤当て字的な熟語、漢検辞典に掲載されている熟語(含、当て字)は掲載しない・・・この基準に該当しても基準②の出題の可能性が高いと思われるものは念の為の意味で載せておくかもしれない・・・

●例として、現在、(当ブログ既出の)残りの三文字以上熟語の掲載有無・可否(含、検討中)を下記します・・・何かご意見あれば幸い・・・

(作業中メモ)
・万愚節(ばんぐせつ):エイプリルフールのこと。 ➪ 非掲載 (基準③)
・吐月峰(とげっぽう) :煙草盆の灰吹き     ➪ 非掲載 (基準⑤)
・鳥総松(とぶさまつ) :新年の門松を取ったあとの穴に、その松の梢を立てておくもの。 ➪非掲載(基準③)
・禅和子(ぜんなす):(仏)参禅の人。禅和(ぜんな)。 ➪たぶん非掲載 (基準④)
・新発意(しぼち・しんぼっち):出家して間もない者。 ➪非掲載(基準⑤)

・破天荒(はてんこう) ➪ 非掲載 (基準③・④・⑤)
・勧工場(かんこうば) ➪検討中  *当ブログ文章題で設問。明治期の言葉。掲載しておいたほうが良いかどうか、検討中。
・亜字欄(あじらん)  ➪非掲載 (基準⑤)
・黙照禅 (⇔看話禅) ➪非掲載 (基準④)
・閑所場(かんしょば):便所  *「閑所」「灌所(かんじよ)」とも。 ➪検討中 *載せておくべきかも知れないかも。
・閑日月(かんじつげつ) ➪検討中 *明治期の文章ほかによく出てくる言葉・・・載せておくべきかも知れない
・閑事業(かんじぎょう) ➪検討中 *同上。

・先君子(せんくんし):先考・亡父 ➪検討中。ことばからわかりやすそうなので非掲載か・・・

・無畏施(むいせ) :3つの布施の一つ。他の二つは「財施」と「法施」。 ➪非掲載(基準④)
・舎利別(しゃりべつ) :砂糖水を煮詰めた濃い液。シロップ。 ➪非掲載(基準③?)

・窩主買(けいずかい):窩主(けいず)は盗賊をかくまい、また盗品を隠し置く所。盗品と知りながら、これを売買すること。故買。また、その商人。
           ➪非掲載(基準③・⑤)
丹礬色(たんばいろ):真っ青な色。丹礬(たんばん):硫酸銅からなる鉱物。 ➪検討中。

・猪尾助(ちょびすけ):①体の小さな人をあざけっていう語。ちび。ちびすけ。 ②小生意気に出しゃばってちょこまかする人をあざけっていう語。
           ➪非掲載(基準③)
・鎮壇具(ちんだんぐ):地鎮法などの法会で堂塔伽藍の地下に埋葬した七宝・武具・器の類。 ➪非掲載(基準④)
・泥塔法(でいとうほう):滅罪・長寿のために泥塔を作って供養する法。 ➪非掲載(基準③・④)
・恒信風(こうしんふう):貿易風のこと。熱帯東風。 ➪たぶん非掲載(基準③?)

・蘇迷盧(そめいろ):梵語。須弥山(しゅみせん)のこと。➪たぶん非掲載(基準④)

・綿撒糸(めんさっし):解木綿(ほっしもめん)と同じ。 ➪検討中 *使われている漢字(および、その読み)から、出ないとも限らないような気もするが・・・
・掌璽官(しょうじかん):天皇の印璽をつかさどった官職。旧制の内大臣に相当。 ➪非掲載(基準②) 出題の可能性はかなり低そう。
・顳顬骨(しょうじゅこつ):側頭骨のこと  ➪たぶん非掲載(基準③)

・清浄石(しょうじょういし):手水鉢のそばに据える石。のぞき石。 ➪非掲載(基準③)

・醢醬品(かいしょうひん):しおからの類い。 ➪たぶん掲載する

・海跡湖(かいせきこ):海湾の一部が外海から分離してできた湖。霞ヶ浦、浜名湖の類い。 ➪検討中
・蟹足腫(かいそくしゅ):ケロイドの訳語  ➪検討中
・菫外線(きんがいせん):紫外線  ➪検討中
・闊葉樹(かつようじゅ):広葉樹  ➪検討中(たぶん非掲載・・・基準③?)
・管城子(かんじょうし):筆の異名、発明者といわれる秦の武将・蒙恬(もうてん)の故事から。➪非掲載(基準②) 出題の可能性はかなり低い

・爾霊山(じれいさん):203高地の別称。*漢字は「に、れい、さん」となっている。➪検討中
・時辰儀(じしんぎ):時計の古称 ➪検討中

・礬水紙(どうさがみ):にじみ止めに礬水(どうさ)を引いて乾かした薄い和紙。書画・印刷用。 ➪非掲載(基準③)
・同笵鏡(どうはんきょう):同じ鋳型で鋳造された鏡。 ➪非掲載(基準③)

・著羅絹(ちょろけん):インド産の絹織物。 ➪非掲載(基準⑤)
・旦過夜(たんがや) :行脚僧の宿る家。 ➪検討中。(たぶん非掲載 基準③ 出題の可能性はかなり低い?)

・楔状骨(せつじょうこつ):蝶形骨の旧称。 ➪たぶん非掲載。出題の可能性はかなり低いと判断。

・連緡銭(つるべぜに):わらの緡(さし)に通した一連の銭。注( 「つるべせん」とも読む。 )➪非掲載(基準⑤)

・太為爾(たいに):仮名47字を重複しないように作った歌。いろは歌に先行するもの。➪検討中。
・犯土日(つちび):陰陽道で、土を犯してはならないとする日。 ➪非掲載(基準⑤)

・入津米(にゅうしんまい):海上輸送で市場に持ってきた米。(⇔ 回着米)  ➪非掲載(基準③)
・根金際(ねこんざい):全く。とことんまで。(「根から」と「金輪際」とが合してできた語 ) ➪非掲載(基準③)
・招婿婚(しょうせいこん):むこ入り婚のこと ➪非掲載(基準③)
・十炷香(じしゅこう・じっしゅこう:十種香とも書く。10種類の香のこと。 ➪非掲載(基準③)

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お知らせ:カテゴリー新設について

2018年06月11日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●トラ虎トラ~、交流戦おわるころはドンペ(ビリ)になってねえか~(ーー)・・・ったくう、なんとかせえや!・・・って、3Aからナバーロっての、採るの?大丈夫かあ~?また不発で、ファンから、“な、な、な、な、バーロう!!”って野次飛ばされんようにな(ーー^)
●そだ!NPBに提案してみっかな?日本シリーズの裏シリーズで、日本“ドンペ”シリーズってのも開催するっての、どうかな?興行的には成り立つんじゃねえの?・・・今季、イライラがつのったファンの鬱憤晴らしにもなるから、面しれえかも・・・観客、集まると思うデ~(ーー^)・・・って、そんな屈辱的なシリーズに出んよう、キバレや、トラ虎トラ~・・・ちぇすとう!!

●と、ちょっと鬱憤晴らしてから、お知らせ・・・

すでにお気づきかと思いますが、昨日の<同音異義熟語 三文字以上熟語 (今後随時更新)>をリニューアルして、

 ・<気をつけたい同音異義熟語>
 ・<三文字以上熟語>
の2つのカテゴリーを新設しました・・・今後は、そちらへ記事を集めていく予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。

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三文字以上熟語

2018年06月11日 | 三文字以上熟語
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*<2018.6.11作成分>を後記に追加しています。
*今後の量次第では、アイウエオ順、かつ、頁を分けて掲載していくことも考えています。

<2018.6.10作成>
<三文字以上の熟語(主として広辞苑から)>
●担板漢(たんぱんかん):(板を担ぐ男の意。その板に遮られて一方は見えないことから)ものの一面だけ見て対局を見得ない人。
●田舎漢(でんしゃかん):いなかのおとこ。いなかもの。
●不心中(ぶしんじゅう):義理に外れること。誠実でないこと。
●無分暁(むふんきょう):明らかでないこと。筋の通らないこと。見当違いなこと。
●揺籃歌(ようらんか)=子供をあやし、または寝つかせるときに歌う唄。子守歌
●乾闥婆城(けんだつばじょう):(乾闥婆が幻作した楼閣の意)幻のように実のないもののたとえ。蜃気楼。
●嘲斎坊(ちょうさいぼう):人を馬鹿にしてからかうこと。また、嘲弄される人。なぶりもの。
●結構人・結構者(けっこうじん、けっこうしゃ):①おとなしい人、好人物 ②おとなしすぎて才の鈍い人。愚直な人。

(新規)・・・ブログ内開示または未開示のものアリ・・・
●鈍瞎漢(どんかつかん):にぶくて道理のわからない男。 「彼等-は…自己の不明を耻づるであらう/吾輩は猫である 漱石」
●褐寛博(かつかんぱく):(過去問) あらい布で作った、だぶだぶの服。賤者の服。転じて、賤者、無頼漢。
●卵塔場(らんとうば):(過去問)(漢検2:卵塔(ラントウ):①仏)台座の上に卵形の塔身を置いた墓石。 ②「卵塔場」の略。墓場のこと。「蘭塔」とも書く。
●無縫塔(むほうとう):卵塔(らんとう)に同じ(卵形をした塔身を載せた石塔)。 *ブログ既出
●公儀者(こうぎしゃ):社交家
●三達尊(さんたっそん):「天下に三つのタッソン(達尊)あり」
 *三達尊 デジタル大辞泉 :(「孟子」公孫丑下から)天下で尊ばれる三つのもの。朝廷では爵位、郷里では年齢、民を治める者では徳。
 *三達尊 広辞苑もほぼ同様(朝廷では爵位を尊び、郷党では年歯(よわい)を尊び、世に処し民を安んずるには徳を尊ぶこと)
 *達尊  広辞苑:世間一般に尊ばれる物事。官爵・学徳の類。

●三達徳(さんたっとく):「智仁勇の三者は天下のタットク(達徳)なり (=三達徳) 」
 *三達徳 デジタル大辞泉 :三達徳(「礼記」中庸から)時代や身分を超えて、どんな 場合にも通じる三つの徳。智・仁・勇をさす。
 *三達徳 広辞苑:(中庸)広い天下のどこででも一般に通ずる三つの徳、すなわち智・仁・勇。三徳。
 *達徳  広辞苑:古今東西を通じて変わることのない徳。
●梵論子(ぼろんじ):虚無僧
(漢検2)梵論子(ボロンジ):「梵論(ボロ)」に同じ。➪梵論(ボロ):鎌倉末期に現れた有髪の乞食僧。のち、尺八を吹きながら物乞いをする虚無僧を指した。ぼろぼろ。ぼろんじ。「暮露」とも書く。

<2018.6.11追加>
●火浣布(かかんぷ):よく火に耐える、石綿を混ぜて織った布
●過現未(かげんみ):(仏)三世(さんぜ)のこと。過去と現在と未来。
●臥蚕眉(がさんび):湾曲した眉。若くして立身する相という
●火宅僧(かたくそう):妻のある僧侶。妻帯僧。
●合食禁(がっしょうきん):(ガッショクキンの転)①いっしょに食べると害になる食物の取り合わせ。食い合わせ。②(比喩的に)人と人との間がうまくいかないこと。そりが合わないこと。
●乞巧奠(きっこうでん):七夕に牽牛・織女をまつる行事。
●金蘭簿(きんらんぼ):親しい友人の氏名・住所を記した帳面
●金蓮歩(きんれんぽ):美人のうるわしい歩み。
●軽鬆土(けいそうど・けいしょうど):土粒の細微な火山灰土、腐植質に富んだ土壌。
●涸山水(こせんすい) :枯山水(かれさんすい)に同じ。

●簓先穂(ささらさっぽう):財産のすり減ったさま。めちゃくちゃなさま。*形状が似ていることから「サボテン」の異称とも。 
●三界坊(さんがいぼう):方々をさまよい歩く者。乞食坊主。流浪人。
●三隣亡(さんりんぼう):暦注の一。この日に建築すれば火災を起し、近隣3軒をもほろぼすという忌日
●声縁菩(しょうえんぼ):悟りを求めて修行する人たち。自利のみの小乗の修行者であるショウモン・エンガクと自利・利他を求める大乗の修行者の名前を一字ずつ取った呼び名。(声聞と縁覚と菩薩)
●正覚坊(しょうがくぼう):大酒のみ
●消魂窟(しょうこんくつ):いろまち。遊里。
●猩猩講(しょうじょうこう):大酒のみの集会。
●定斎屋(じょうさいや):売薬行商の一。
●薔薇果(しょうびか):外観は真正の果実に酷似するが、花床が壺形になり、その中に果実があるもの。バラ科の果実の類。
●如鱗杢(じょりんもく):さかなの鱗に似た木目。
●治聾酒(じろうしゅ):春の社日に飲む酒。耳の遠いのが治るという俗信。
●身口意(しんくい):人間の一切の活動。三業(さんごう)。
●塵点劫(じんでんごう):きわめて長い時間。塵劫。
●瀬瀬幔(ぜぜまん):台所などで用いる粗末な幔幕。
●世智弁(せちべん):①(仏)世知にたけてずるいこと。こざかしいこと。②けちくさいこと。吝嗇。 ③せちべん袋の略:旅人が刀の柄のよごれを防ぐためにかぶせた革袋。
●世知弁坊(せちべんぼう):けちんぼうのこと
●僉議者(せんぎしゃ):雄弁家。論客。
●筌漁業(せんぎょぎょう):うえ・壺などを使って、ウナギ・タコ・エビ・カニなどをとる漁業。雑漁業(=ウエ、モリ、ヤスなどの漁具を使用する漁業。網漁業・釣漁業などに対していう語。
●繊蘿蔔(せんろふ):大根などを千切りにすること(千六本)。
●葱花輦・葱華輦(そうかれん):天皇の乗輿の一つ。屋上に金色の葱花の飾りを付したもの。
●足疾鬼・速疾鬼(そくしつき):羅刹(らせつ)のこと。悪鬼の通名。
●蘇婆訶・娑婆訶(そわか):真言陀羅尼の終りにつける語。功徳あれ、成就あれなどの意。「阿毘羅吽欠(あびらうんけん・・・)」
●尊大人(そんたいじん):(広辞苑)他人の父または母に対する尊敬語。
 (⇔ 孺人(じゅじん):(広辞苑)①(礼記)中国で、大夫の妻の称。②身分ある人の妻の称。⇔尊大人 )

●逮夜経(たいやぎょう):逮夜にする読経。逮夜:忌日の前日。また、葬儀の前夜。宿忌。
●奪衣婆(だつえば):三途の川のほとりにいて、亡者の着物を奪い取り、衣領樹(えりょうじゅ)の上にいる●懸衣翁(けんえおう)に渡すという鬼婆。
三途河・葬頭河(しょうずか)の婆(ばば)。奪衣鬼。
●点鬼簿(てんきぼ):過去帳のこと
●犢鼻褌(とくびこん):ふんどし
●栃麺棒(とちめんぼう):あわてもの *慣用句「祭過ぎてのトチメンボウ(栃(橡)麺棒) :時機におごくれてあわてることのたとえ。」*「とちめん」を造るには早くしないとよく延びないので急いで棒を使うからとか・・・。
●貪瞋痴(とんじんち):3種の根本的な煩悩。 ➪貪欲・瞋恚・愚痴
●鈍副司(どんふうす):愚かな仏弟子。ばかな小坊主。

●拈香文(ねんこうぶん):禅宗で、僧が死者に対して哀悼の意を表して朗読する文。

●秘色色(ひそくいろ):①瑠璃色 ②襲の色目。表は瑠璃色、裏は薄色。または・・・・(略)。
●卯酉屋(ぼうゆうや) :東西に棟を通した建物 ⇔ 対義語:子午屋(しごや)

●没分暁(ぼつぶんぎょう):ものわかりの悪いこと。
●没分暁漢(ぼつぶんぎょうかん):わからずや。

●没義道・無義道(もぎどう):非道なこと。不人情なこと。情けしらず。

●由加物(ゆかもの):神前に祭料として供える供物。それを入れる容器。●湯灌場(ゆかんば):江戸時代、湯灌を行うために寺院内に建てられた小屋。
●予餞会(よせんかい) :卒業前の卒業生の送別会

●老大人(ろうたいじん):①老人・長者の敬称。②他人の父の敬称。尊大人。③(俗)だんなさま
 (⇔ 大孺人(だいじゅじん)・・・徳富蘇峰「吉田松陰」- 青空文庫 松陰の書簡から発見。その他ネットにも散見。・・・
●六根浄(ろっこんじょう):欲や迷いから脱け出て心身が清らかになること *四字熟語では「六根清浄」(「略して、“六根浄”ともいう」)

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気をつけたい同音異義熟語(さ行~な行)

2018年06月11日 | 気をつけたい同音異義熟語
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●撮記(さっき):要点をつまんで書き記すこと。また、その記録。
●箚記(さっき):読書して得た所を随時に書き記した書。とうき。

●颯颯(さっさつ):①風の吹くさま。「風は―と冷く吹いて」〈鏡花・註文帳〉②人柄などが、さっぱりしたさわやかな印象を与えるさま。「心事を丸出にして―と応接す可し」〈福沢・学問)
 (広辞苑)①あっさりとしたさま。さらりとしたさま。②風の音。また、風の吹くさま。ささ。
 (漢検2)颯颯(サッサツ):さっと風の吹き起こるさま。また、その風の音。「―と吹きわたる秋風」 類)颯然
●察察(さっさつ):①細かいところまで見逃さないこと。「―の明を以て他の身の弱点を狙撃すれば」〈福沢・福翁百話〉②汚れのないこと。潔白。「其人の―明鏡の如くなるに於て」〈福沢・福翁百話)
 (広辞苑)①わずらわしいほどこまかなさま。 ②潔白なさま。
●扎扎(さっさつ):(字通)布を織る音、ものを数える音。(大字源)布を織る音のさま。同)札札

●雑鬧(ざっとう):騒がしくこみあうこと
●雑踏・雑沓(ざっとう):多人数でこみあうこと。ひとごみ。

●慙悸(ざんき):恥じて心におそれおののくこと
●慙愧・慚愧(ざんき):恥じ入ること、悪口を言うこと・そしること

●徙移(しい):(広辞苑)うつること、移転、移徙。
●徙倚(しい):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
      (漢検2)徙:意味:うつる。場所を変える。うつす。「徙倚(シイ)」「徙居」
      (漢検2)倚:「下つき:徙倚(シイ)」
 ブログ内問題「彽回=徙倚」などで出題・・・
 (大字源)徙倚(シイ):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
 (その他)徙倚(シイ):徘徊する・うろつく意。また、だらしないさまにも使われる。他例:「独り徙倚して而、彷す」(楚辞) 

●熾昌(ししょう):勢いがさかんなこと。さかんにわき起こること。
●熾盛(しじょう・しせい):火が燃え上がるように盛んなこと。気勢の盛んなさま。
*同音ではないが、間違いやすそうなので載せている・・・。

●綽綽(しゃくしゃく):(広辞苑)ゆったりとして、せまらないさま。ゆとりのあるさま。こせつかないさま。「余裕・・・」
●灼灼(しゃくしゃく):(広辞苑)①光り輝くさま。②花が盛りのさま。
●爍爍(しゃくしゃく):(広辞苑)光りかがやくさま。
●灼爍(しゃくしゃく):(広辞苑)①光り耀くさま。②つややかな色のさま。

(注)灼灼・爍爍・灼爍:さらに詳しくは、「熟語の読み・一字訓読(その57:準1以下):灼灼 灼爍 灼鑠 爍爍 鑠鑠」(2017年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下 )の記事を参照ください。広辞苑の説明と若干異なるものもあります。

●赦罪(しゃざい):罪を許すこと
●謝罪(しゃざい):罪やあやまちをわびること

●恂恂(じゅんじゅん):(漢検2)①まことあるさま。まじめなさま。 ②おそれつつしむさま。
            (広辞苑)①まめやかなさま。真心のあるさま。②おそれつつしむさま。
●循循(じゅんじゅん):(漢検2)①順序にしたがうさま。秩序正しいさま。 ②物事にこだわらないさま。ゆったりとしたさま。
●順順(じゅんじゅん):(漢検2)序にしたがって物事を進めること。「―に話す」 類)順次
●諄諄(じゅんじゅん):(漢検2)よくわかるように何度も繰り返し、ていねいに説くようす。「生徒に―と諭す」 類)懇切・懇懇 *「くどくど」と読めば別の意になる。
           (広辞苑)①ていねいに繰り返し教えいましめるさま。「・・・と説く」 ②まめやかにいそしむさま。

●情誼/情義/情宜(じょうぎ):(個別記事アリ・・・当該記事参照)

●蕭殺(しょうさつ):秋風が草木を枯らし、しぼませる、ものさみしいさま
●蕭颯(しょうさつ):秋風がのもさびしく吹くさま

●聳峙(しょうじ):山などが高くそびえたつこと
●霄峙(しょうじ):天空に高くそばだつ
 *漢検2掲載内容
「聳峙(ショウジ)」:山などが高くそびえ立つこと。 (類)聳立(ショウリツ)・屹立(キツリツ)
「霄峙(ショウジ)」:漢検2:「峙」の下付き:意味説明ナシ。

●升平・昇平(・昌平)(しょうへい):国運が盛んで世の中が平和に治まっていること。
 *漢検2熟語は「升平・昇平」   *広辞苑では、「昇平・升平・昌平」
●承平(しょうへい):(広辞苑)代々太平が続くこと。 (漢検2大見出し)平和な世が長く続くこと。

●奨揚(しょうよう):続ける気を持たすべくほめること
●賞揚・称揚(しょうよう):ほめあげること

●掌理(しょうり):(広辞苑)取り扱って処理すること。➪*****燮理との比較***
●燮理(しょうり):(広辞苑)やわらげおさめること。ほどよくととのえること。宰相が国を治めることにいう。「陰陽を・・・する」

●峭立(しょうりつ):(広辞苑)きりたつようにそびえること。「岩石-せる峻険の谷地/肉弾 忠温」(大辞林)
●聳立(しょうりつ):(漢検2)山などがひときわ高くそびえること。類)聳峙(ショウジ)・屹立(キツリツ)
(デジタル大辞泉)聳立:まわりの物よりもひときわ高くそびえ立つこと。「聳立する雄峰」

●憔慮(しょうりょ):(大字源)やせる思いをする。苦しみおもう。(その他)やせる思いで悩む、なやみおもう など
●焦慮(しょうりょ):(広辞苑)心をいらだたせること。焦心。(その他) 気をもむ。心がいらだつ。あせる。Ⅱ 憔慮・・・しょうりょ
(漢検2)憔:意味:やつれる。やせおとろえる。「憔悴(ショウスイ)」「憔慮」

●舒緩(じょかん)・舒巻(じょかん)・舒閑(じょかん):*いずれも漢検2掲載熟語  *本カテゴリーに個別記事あり。

●人寰(じんかん):人の住んでいるところ。世の中。
●塵寰(じんかん)=俗世間、塵界、けがれた世界。

●垂拱(すいきょう):(衣の袖を垂れ、手をこまぬく意)何事もせず、傍観すること。多く、天下がよく治まることの形容。垂裳。
●垂教(すいきょう):教えを垂れること。教えること。垂訓。
●睡郷(すいきょう):夢の中で魂が通うという里。夢のうち。
●酔郷(すいきょう):①酒を飲んで酔う所。また、よっぱらいの天国。②酔って心地よい状態を別天地にたとえた語。
●酔狂・粋狂(すいきょう):-略-
*以上、広辞苑。

●静淑(せいしゅく):しずかでしとやかなこと
●静粛(せいしゅく):静かにつつしんでいること、静かでしんとしていること 
●整粛(せいしゅく):おごそかにととのうこと

●井井(せいせい):①物事が整って秩序あるさま。井然。②きよく静かなさま。変わらないさま。
●菁菁(せいせい):(広辞苑)草木の茂って盛んなさま *「青青(せいせい)」は、“あおあおとしたさま”。
●淒淒・凄凄(せいせい):(広辞苑)寒さがきびしいさま、さびしく痛ましいさま、涼しく風の吹くさま。雲の起るさま。
●悽悽(せいせい) :(広辞苑)①悲しみいたむこと 悽然。。②飢え病むこと。
●棲棲・栖栖(せいせい) :(広辞苑)いそがしいさま、心が落ち着かないさま
●済済(せいせい):(広辞苑)(ふるくは“セイゼイ”とも)①多くて盛んなさま。さいさい。「多士・・・」②多用・多忙なこと。
●整斉・斉整(せいせい):(広辞苑)ととのいそろっていること。ととのえそろえること。
(参考)
 ①他に、
 「盛世(せいせい)」:盛んな御代(みよ)
 「清世(せいせい)」:清らかに治まる世。大平の世。清時。
 「済世(せいせい)」➪済世(さいせい):(荘子)世の弊害を除き人民をすくいたすけること。
 「惺惺(せいせい)」:頭がはっきりしている、明晰である、意識がしっかりしている。また、心が落ち着いて静かなさま。
 「猩猩(せいせい)」:犬の鳴き声  注:「猩猩(ショウジョウ)」は別義。
 「晢晢(せいせい)」:星などの光るさま。「明星セイセイたり・・・」 注:(大漢和・字通ともに「セイセイ」 )

 ②他にまだ、「生生」「世世」「正正」「清清」などがあるが、わかりやすいので略。

●淅淅(せきせき):風の音のするさま。 「 ーーとして樹梢を払ふ風の声に/花間鶯 鉄腸」「風鈴がーーと涼やかに鳴る」
●戚戚(せきせき):うれえて思いわずらうさま。 「窮して-たらず、天命を楽(たのし) む/金色夜叉 紅葉」  恐れるさま。「今は―として、引き退きしが・・・」〈竜渓・経国美談〉
●寂寂(せきせき):ものさびしいさま、ひっそりしたさま。「ーーたるたたずまい」 注:( 「じゃくじゃく」とも読む)

●責善(せきぜん):(孟子)善行をすすめること。
●積善(せきぜん):善行を積みかさねること、つもり積もった善事。

●赤地(せきち):作物の収穫のない土地。不毛の地。赤土(せきど)
●瘠地(せきち):草木の養分の少ない地。やせち。

●石竜(せきりょう):トカゲの異称
●赤竜(せきりょう):ミミズの異称

●切諫(せっかん):強くいさめること
●折檻(せっかん):きびしく意見すること。せめさいなむこと。

●繊妍(せんけん):ほっそりと美しいさま 
●嬋娟・嬋妍(せんけん):顔や姿の美しくあでやかなさま

●潜心(せんしん):心を落ち着けて、ひたすら考えること。
●専心(せんしん):その事だけに心を注ぐこと。専念。
(広辞苑)潜心:心を落ち着けて、ひたすら考えること。没頭。 *広辞苑では「潜心」と「専心」は別項。意味が違うようだ。
(広辞苑)専心:その事だけに心を注ぐこと。専念。
(漢検2)潜:意味③心を落ち着ける。「潜心」「沈潜」

●禅那(ぜんな):(広辞苑)(仏)心を安定・統一させることによって宗教的叡智に達しようとする修行法。禅定。禅。六波羅蜜の第5。(漢検2下つき)禅那(ゼンナ)
●禅和(ぜんな):(広辞苑)(仏)参禅の人。禅和子(ぜんなす)。

●剪滅(せんめつ):討ち滅ぼすこと
●殲滅(せんめつ):皆殺しにして滅ぼすこと。滅ぼしつくすこと。

●粗鬆(そしょう・そそう)・粗相(そそう):*いずれも漢検2掲載熟語  *本カテゴリーに個別記事あり。

●摶飯(たんぱん):飯を手でまるめる。また、握り飯。漢検2:「摶」🈩タン まるめる。まるい形にする。「摶飯(タンパン)」・・・🈔セン・・・
●攤飯(たんぱん):満腹になった腹をゆったりとのばす。食後の昼寝のこと。 「昼食後に15分ほど攤飯をとる」 ・・・攤(ゆる)やか、攤(ひら)く

●団欒(だんらん):(漢検2)集まって楽しく語り合うこと。親しい者どうしのなごやかな会合。「一家―のひとときを過ごす」 類)団居(まどい)
 *<団居>(まどい):①人々がまるく並び座ること。類)車座(くるまザ) ②親しい人々が集まり楽しむこと。類)団欒(ダンラン) 「円居」とも書く。
 *円居(まどい):①人がまるく座ること。車座(くるまザ)。 ②人が親しく集まること。団欒(ダンラン)。「団居」とも書く
(デジタル大辞泉)(他の国語辞典もほぼ同じ)
 ①月などがまるいこと。また、まるいもの。②集まって車座に座ること。まどい。 ③親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。
●檀欒(だんらん):竹の伸びて広がるさま、竹の美しいさま 「脩竹檀欒」(枚乗・梁王菟園賦) *漢検2下つき:檀欒(ダンラン)

●中霄(ちゅうしょう):なかぞら、中天
●中宵(ちゅうしょう):よなか、夜半

●啼泣(ていきゅう):声をあげて泣くこと
●涕泣(ていきゅう):涙を流して泣くこと

●挺進(ていしん):多くのものの中から抜きんでて進むこと
●挺身(ていしん):自ら進み出ること。自分の身を投げ出して物事をすること。

●天錫(てんしゃく):天から授かった物。天賦。
●天爵(てんしゃく):(広辞苑)その人に自然に備わった徳の高さ。 ⇔ 人爵

●洞貫(どうかん):①突きとおすこと。②その意味に通暁すること。
●洞観(どうかん):①見ぬくこと。見とおすこと。②推理・思考などによらず。直覚的に審理を知ること。
 (その他参考)洞徹(ドウテツ):①すきとおること。洞達。②はっきりと知りつくすこと。

●蕩然(とうぜん):①広大なさま ②あとかたのないさま
●陶然(とうぜん):気持ちよく酔ってうっとりするさま

●洞洞(とうとう):穴などがぽっかりとあくさま。また、黒々と奥深いさま。「薄紫にけぶる野末に大きな月がーーと顔を出す」〈蘆花・思出の記〉「黒(こく)ーーたる夜」〈芥川・羅生門〉
●丁丁(とうとう):斧で木を切る音やくいを打つ音の響きわたるさま。「ーーと白檀を伐つ斧の音」〈白秋・蟻〉
       (広辞苑)①斧で木を伐る音。②碁を打つ音。また、琴の音。
(注)「丁丁(チョウチョウ)}:(漢検2)物を続けて強く打ちたたく音を表す語。「打打」とも書く。
●登登(とうとう):(広辞苑)どこまでも高くつづいているさま。
●鼕鼕(・鏜鏜・鞺鞳)(とうとう):①鼓や太鼓の鳴り響くさま。「間もなく太鼓がーーと打ち鳴らされた」〈島木健作・生活の探求〉② 水や波の音の響くさま。「荒磯に砕る響き、ーーたり」〈竜渓・経国美談〉*「鏜鏜」は対象外。*「鞺」も対象外だが、漢検2に「②つづみなどの音を表す「鞺鞳」に用いられる字。」とある。

●幢幢(とうとう):炎などが揺れ動くさま。「満目の紫焔ーーとして」〈蘆花・自然と人生〉
(漢検2)光が薄暗く、ゆらゆら揺れ動いて落ち着かないさま。
●滔滔(とうとう):(漢検2)①水が勢いよく、盛んに流れるさま。「―と流れる大河」 ②すらすらとよどみなく話すさま。「―とした演説」 ③世間の風潮が、強い勢いである方向に流れ向かうさま。「―たる時代の流れ」
●蕩蕩(とうとう):①はてしなく広いさま。「瓢々ーーとして窮まるところを知らず」〈独歩・悪魔〉②心のやすらかでゆったりしているさま。「王者の民ーーたりと云う句の価値を始めて発見する」〈漱石・吾輩は猫である〉
(漢検2)①広々と大きいさま。 ②ゆったりと穏やかなさま。平らかなさま。 ③水の勢いが激しいこと。「滝の水が―としぶきをたてる」

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