翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

翻訳者と思い込み

2005年06月06日 | 英語・翻訳
翻訳者に常につきまとうのが思い込みです。

たとえば、
"ABC…"とあると、すぐ「甲乙丙…」と条件反射的に入力してしまうのです。「あっ、あれだ!」と思い込んでしまうのですね。

ところが、よくよく見ると「ADC」や「ABO」になっていることもあるのです(例えば、同じフレーズでも動詞1つ違えば、かなり意味合いが異なってきます(@_@)…)

この思い込み現象は、少し経験を積んできて「慣れ」が出始めた人に多く見られるようです。

これに対する対処法は、「初心にかえる」ではないでしょうか。(3/3の記事「急がば回れ」にも共通)

本当に初心に戻って一字一字丁寧に見ること。これしかないと思います(^_^)