「教える側の悩み」は、05年4月に書いた記事ですが、最初に引用します。
悩みます。生徒にアドバイスすべきかどうか。
授業を通して、自然にその生徒の特質、クセ、適性などがわかるようになります。
生徒の側から相談を持ちかけてくれれば、その場でアドバイスできるのですが、そうでないと機会がありません。
かと言って、私の方から「○○さん、少し時間ある?」ということも憚られます。
以前、翻訳学校時代、ちょっとしたアドバイスをしようと思って↑と言ったところ、反対の意味にとられてしまい「何かしましたか?」と驚かせてしまいました(^_^;)
それ以来、生徒の側から申し出がない限り、アドバイスしたくてもブレーキがかかってしまいます。(もちろん授業中に(皆の前で)話せるものは話しています)
教師たる者、「単に授業時間に教えていればいい」とは思っていません。教室でお会いするのも何かのご縁ですから、できるだけ能力を伸ばしていって欲しいと思っているのです。
でも、ときどき、私の片思いかなぁと思うことも((+_+))
当時は、自分を信じて疑わなかったのですが(汗)
よく考えると、すべて価値基準が個々違うのと同じで、
アドバイスの要否にも、生徒には生徒の尺度があり、必ずしもそれが私の尺度と一致しているわけではない、とあらためて思います。
つまり、
「アドバイス?いりません。」
「自分のことは自分で考えます。」
という人がいるのも当然といえば当然なのです。
もちろん、その人のためになる、上達させたいと思ったからこそなのですが。
現在は、希望者のみにアドバイスするという方法をとっています。
短時間ではあっても、1対1で話す機会はとても貴重で、その人の特性に応じた助言をすることができると思っています。(反対に、こんな経営じゃダメですよ、と助言?されることもある…)
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でも誰の意見もいらずGoing may wayで行く人もいるのでしょうが、もったいないと思います。せっかくのチャンスなのに。