花歩る木

山と旅がすきです

見沼田んぼ (埼玉県)

2011-04-08 19:34:37 | ウオーキング

4月5日見沼田んぼへ花見ウオーキングに行ってきました。
   一昨年、「B 山の会」 で花見ウオーキングが行われました。
   が、 私は都合が悪くてその時参加できず、昨年も行けなくて
   ず~と宿題をかかえていました。

   
    
   見沼通船堀の入口(国指定史跡)
   1731年に徳川吉宗の命により作られた日本最古の閘門式運河。
   この通船堀の開通により水運の範囲が広がり、この周辺の村々と
   江戸が結ばれました。

   
   代用水のほとり、名門明の星学園の桜     桜がチョット早くてまだ桃が盛りでした。

   
   この菜の花畑は小学校の畑でした。      広大な荒地。何かに使えないんですか?

   
   周辺の地図                    等間隔に桜並木がず~っと続きます。
   

   見沼田んぼは、さいたま市から、川口市の東部にかけて広がる
   緑地帯になっており、現在は苗木などの畑が多くなっています。
   かつては1200ヘクタールにおよぶ水田(米作)が広がっていたそうです。
   
   この代用水には東縁と西縁があり、どちらも見事な桜並木になっています。
   5日はちょっと早くて、3~4分咲きでした。 
   JR東浦和の駅から約9キロ、3時間ほどかけて歩き、 さいたま市立病院へ行き、
   そこからバスで浦和駅へ帰りました。
   膝の悪い夫にあわせて、写真を撮りながらのゆっくり散歩でした。


   


高尾山 (131)

2011-04-08 13:49:20 | 山歩き

4月4日裏高尾へ早春の花に会いにいってきました。

   春の妖精(Spring Ephemeral =春先のはかない命) 
   と呼ばれる花たちがあります。
   冬枯れの林の中で芽を出し、あっという間に成長して花を咲かせ、
   春の到来を告げてくれるのです。
   そして、落葉広葉樹が新緑の葉を広げる頃には 枯れて、
   地上から姿を消してしまうのです。
   ほんの春先の短い期間だけの はかない、かれんな花を見てきました。

  
   ニリンソウ。  一輪草、三輪草もあります。

  
   アズマイチゲですが、八重ですね。

  
   ハナネコノメ   日影沢の渓流沿いの岩にビッシリ咲いていました。

  
   カタクリ 発芽してから花を咲かせるまでに7~8年もかかるそうです。

  
   日影沢の渓流

  
   コチャルメルソウ 湿った所に生えています。

  
   ヤマルリソウ 花はせいぜい1センチほど。
            葉はまだ地に張り付いてロゼット状。


 高尾はすみれの宝庫だといわれます。

   
   エイザンスミレ                  タチツボスミレ
   
   ナガバノスミレサイシン             タカオスミレ  花にはまだ早い。
                                ほとんど絶滅危惧種です。
  

  

   
   ユリワサビ  ワサビを小形にした形    ハシリドコロ 有毒植物   これを食べると
                              幻覚症状を起こし、走り回ることからの名。

   
   日影沢のキャンプ場です。          ショウジョウバカマ 


   春一番に花を見に行く所は日影沢です。
   渓流の水際にハナネコノメ、アズマイチゲ、コチャルメルソウ
   イチリンソウ、ニリンソウ、フサザクラ、アブラチャンなどが
   次々と咲き競い花追い人たちを感激させてくれています。

   木々の芽が日ごとに膨らんで、カツラの林が赤く染まってきました。