4月13,14,15日に 京都、大阪の桜を見てきました。
京都の寺社を彩る桜、大阪の造幣局の桜の通り抜け、
時期に恵まれてみごとな風景を見てきました。
パソコンの具合が悪くて、3日間のレポートをアップしたのに
題名だけ残して全部無くなってしまいました。
ガッカリしましたが、もう1度思い出して、新しいパソコンで
挑戦してみます。
4月13日 平安神宮と原谷苑の 枝垂れ桜
新幹線で10時過ぎに京都につきました。
駅の観光案内で、桜の咲き具合を教えてもらい、2日間乗り放題の切符を買って、
バスで先ず 平安神宮へ向かいました。
京都の桜で一番見たいのは 平安神宮 神苑の枝垂れ桜です。
映画「細雪」に登場する圧倒的に強烈なあの枝垂れ桜の場面を
見た人は忘れることは出来ないんじゃないでしょうか?
平安神宮の朱塗りの建物と、それと同色系統で少し色が薄い桜色との
コントラストに、京都の雅を感じさせられました。
午後、「仁和寺」から山を越えて、「原谷苑」まで40分歩きました。
を
「細雪」の冒頭に出てくる花見の場面は、「原谷苑」だったそうです。
雨上がりの午後、4姉妹と次女の夫は 桜を愛でつつ散策し、
「雨が降っても、槍が降っても、京都の桜でのうては花を見た気がせえしません」
と劇中で語らせるのです。
美しい女優達(岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、小手川祐子)
美しい着物、上品な関西弁。
谷崎潤一郎の代表作を市川こん監督が映画化したものでした。
原谷苑は、金閣寺より衣笠山を超え、又、仁和寺より山を越えた
中間の洛北 原谷の地にある個人所有の桜苑です。
(季節限定 入場料1200円~1500円)
昭和32年から丹精した20数種の桜とつつじ、レンギョウなどが
春を歌い上げます。福島の花見山に似た生い立ちですが、
俄然 数千本の枝垂れ桜が 天から滝のように降り注ぐ様は見事なものでした。
京都の 桜の隠れ里 という感じでしょうか。