4月3日はるばるポルトガルにやってきました。
セビリア⇒エヴォラ(約3:30)⇒ロカ岬(3:30)
ロカ岬に建つ十字架の搭
いよいよロカ岬です。今回の旅の主目的です。
ユーラシア大陸最西端の岬で、西には大西洋が広がっています。
ここには、ポルトガルの詩人カモンイスの叙事詩の一節
「ここに地が果て、海が始まる」 を 刻んだ石碑が立っています。
ユーラシア大陸最西端到着証明書を頂きました。名前と日付が入っています。
裏面には主要国の言葉でかかれた上記の詩と、新世界を求め、未知の海へと
漕ぎ出した航海者たちの信仰心と冒険魂が、今も、脈打つところです。 …と、
書かれています。
風の強い所だそうですが、この日は、おだやかで花が沢山咲いていました。
⇒リスボンへ(約1時間)
夜は、ファドディナーショーを楽しみました。ポルトガルの民族音楽ファドは、
世界文化遺産に登録されています。
ファドは、ポルトガル語で「運命」を意味します。消灯した暗い舞台で女性歌手2人、
男性歌手1人が一人づつ低く、訴えるように歌う、日本の演歌にも通ずる感じです。
夫はCDを買いましたが、私は暗くて、悲しくて、あまり好みじゃないな~。
リスボン 泊
4月4日 リスボン市内観光
コルク製品(特産)が並ぶお土産やさん リベルダーデ大通りの朝
黄色い路面電車は坂の多い町を走る
ベレンの搭
マヌエル様式(ポルトガル黄金期の芸術様式)を代表する建築の一つで
世界遺産。 かつて要塞としても使われたらしい。
発見のモニュメント
テージョ川に面するこのモニュメントには、エンリケ航海王子を先頭に繁栄を
担った航海士、文化人、有力者などのすがたが刻まれています。
ジェロニムス修道院 中庭
天ぷら、合羽、硝子など漢字になった言葉を初め、タバコ、シャボン、カステラ、
ズボンなど、ポルトガル語を語源とする日本語は200も300もあるそうです。
大航海時代の後、欧州列強と一線を画したポルトガルは昔ながらの生活や風景を
残したまま今に至っているからでしょうか、「どこか なつかしい町」 と 旅人に
形容される風景が溢れていました。
ポルトガルよ オブリガーダ おわり