9月8日 1日中雨の日、上野の美術展に行ってきました。
都美術館で行われているのは、「再興第100回 院展」 9/1~9/16
100回記念と言うことで、作品の数々の力の入れようは、大変なもの。
会場が広くてゆったりしているので、作品は、始めから終わりまで大判・大作揃いでした。
1作、1作、時間をかけてみるには、多過ぎで疲れましたね。
中年のおばさん3~4人が部屋の真ん中で大きな声でおしゃべり。
そのうちの1人が携帯でおしゃべり。また1人がカメラでぱちぱち。
おしゃれさんでしたが、お行儀が悪いわよ。
集中できなくて、2~3部屋パスして逃げました。とても残念でした。
西洋美術館へ行きました。
一番の目的は、3月17日から 常設展示されている
フェルメール作と言われる「聖プラクセディス」を見る事。
HPより
17世紀のオランダの画家、ヨハネス・フェルメール(1632~75) の初期の頃、
イタリア絵画を模写した作品と見られています。
昨年7月、ロンドンのオークションに出品され、手数料込で11億円で落札されたんだそうです。
何と、落札したのは個人の日本人! お金持ちがいるもんですね。
真贋論争で、いまだ疑問視している専門家もいるようですので、疑問の余地があることを示す
「フェルメールに帰属」と 表記して公開されています。
欧米以外で初めてのフェルメール。いつでも、簡単に見に行くことができます。
寄託して、われわれに常時公開してくださった方に、感謝、感激です。
西洋美術館には、そのほか松方コレクションがあって、世界の名画が揃っています。
この前、西美の建築物(ル・コルビジェが設計)が世界遺産の候補になっていますが、
その審査をしている 外国人グループを見ました。
建物も、中の作品も素晴らしいです。