業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

寝台特急はやぶさ

2008-06-09 | 
翌朝、目が覚めたのは列車が三原駅を過ぎた頃だった。
外はどんよりと薄暗い。
山陽路ののどかな田園風景の中を列車は最初の停車駅、広島へと向っていた。

岩国(6:00頃)を過ぎた頃から列車は海沿いを走る。
海は朝日に照らされてキラキラと輝き始める。
穏やかな安芸灘の風景が何とも美しい。
A寝台の窓は海側なので室内からそんな風景を眺められる。
B寝台ソロやB寝台の窓は山側になるので、通路の窓からでないと海の景色を見ることができない。

徳山(6:53着)からは、車内販売が始まる。販売は車両前より1号車から。
A寝台の乗客もほとんどが何かを買っているようだ。
駅弁も楽しみのひとつ。朝食に穴子飯を買う。
個室寝台で車窓を楽しみながらゆっくりと駅弁を食べる。
ある種の贅沢・・・。
あー、旅をしてるなぁー、と感じる瞬間・・・。