今週、30年以上放置してきた亀岡にある高床式倉庫の解体工事を開始する事になり、我が家に古くから伝わる品々をクルマ一台で運べる分だけ持ち帰った。それ以外の品は全て捨てる事とした。
いろんな箱を開けると掛け軸や磁器や木椀や御膳など、明治時代の曽祖父やその更に先祖の手紙やメモがあり、昔ながらの流れ書きにてとてもきちんと読めないのだが色々考えさせられた。戦時中だけど皆んな頑張ろうというような手紙もあった。
会ったことのない先祖の手紙や直筆のメモなどである。
僕の曽祖父は宮家と祇園芸者との間に生まれ、後継のいない清水家に養子として迎えられたと聞いている。過去帳からの家系図では僕の世代が丁度10代目となる家系である。その曽祖父である清水勇助とはどんな人物だったのであろうか。
知らされているのはかつては京都上京区新町にて呉服の下地を製造して御所に納めていたと聞いているのだがそれ以上の事も以下の事も何も知らない。今その場所はブライトンホテルの玄関口の車寄せとなっている。栄枯盛衰である。
我がファミリーヒストリーを調べられないのかと思ったりしている。
さてと明日は彼岸法要である。先祖に挨拶してこよう。