【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

琉球放浪2024夏 『 蒼い空×群青色の海〜 そしてまた久米島へ 』

2024年07月14日 | 旅三昧!釣り三昧!
半年以上前から計画してきた久米島雑魚釣り遠征2024が始まった。






今回も1年ちょいぶりとなるマツモト兄、シンジ兄との3人遠征。ここに久米島の旧友ナカが合流する形である。僕の琉球放浪は昨年11月の伊是名島以来である。

既に今年は雑魚釣りベースがある南紀白浜沖のパヤオにてマグロカツオを結構釣り上げているので、久米島ではそれ以上の大物を狙っている。個人目標は40kgとしてキャスティングタックル2つ、ジギングタックル3つを用意した。

早朝、シンジ兄の会社のガレージにクルマを停め、シンジ兄のクルマに乗せてもらって伊丹空港へ。

マツモト兄とは那覇空港のいつもの『空港食堂』で待ち合わせし沖縄そばとオリオンビールで乾杯である。今回何故かマツモト兄はカツカレーに目玉焼をトッピングさせて食べていた。






久米島に着くと船長の遠藤くんが向かえに来てくれていた。どうやら海況が悪く1日目の釣りは厳しいとの話。風速11メートルとの事だ。

この日はホテルに入り夕方までの時間でビールを飲みながらリーダーを巻きタックルを組み立てた。

久米島初日の夜は肉を食おうと話しており、ナカと合流し具志川の『桐野』で肉を焼いた。美味!

翌朝6時、遠藤くんよりやはりパヤオへの出港が不可能であるとの連絡。仕方がないので島の風裏となる北側で小さい方の船に乗り1日釣りをする事に。

僕は一度デカい何かが掛かりとてもじゃないが手元のタックルでは魚を上げれず、ラインを出されるばかりで痛恨のラインプレイク。久米島の海では必ずこういう事が毎度の様に起こるのである。

厳しい釣果であったがマツモト兄、シンジ兄と3人でイソンボがトリプルヒットする熱い一瞬もあった。

この日の僕は魚より地球を釣ってばかりで本当にダメダメであった。

夜は『亀吉』にて釣ったヒレナガカンパチとナンヨウカイワリ、アザハタを調理してもらいオリオンビールといつもの『久米仙ブラウン』を飲んだ。最高であった。いつもの通り久米島釣りの夜は酔うと身体がフワフワになった。








夜中、あまりに身体が筋肉痛でギシギシと痛いので起きて水分補給をして寝ると翌朝はだいぶんマシになった。

釣行2日目の朝、いつもの通りコンビニで『朝すば』を購入。ぼくはこのインスタント沖縄そばがとてつもなく好きなのだ。毎日食べてる。(結局滞在中3日間毎日食べた)




沖縄離島の海は最高である。




まだまだ島周りは波が高かったがパヤオに向けて儀間漁港より南西方向を目指した。

やはりこの日も大物とは出会えない。

朝イチ、キャスティングで僕のポッパーにカツオがヒット!シイラもヒット!キメジもヒット!

この日の僕は快調のようだ。

しかしキハダはやってこない…

違うパヤオに移動した水深140mほどで僕とシンジ兄のジグに何かがダブルヒット!

コレはキハダだ…!

僕のキハダにはリアフックが口にフロントフックがキハダの胸に掛かってしまった為、所謂スレ掛かりとなり15kg強ほどのキハダですら釣り上げるのに苦労して30分以上のファイトとなった。






しかしどうにかこうにかゲト!

その後、マツモト兄にもキハダが掛かるも45分近く闘い、最後にラインプレイクしてしまった。




この夜も亀吉にてカツオとキハダを捌いてもらう。やはりカツオは美味すぎであった!








そうそう、忘れてならないのが今回初めて食べようと注文した『中身汁』は所謂ホルモン汁なのだが最高であった。ナカが以前からやけにオススメしてた理由が今回判明した。

本当はこの日の出船に同行予定であったナカだが、前夜に先輩に呼ばれ深酒しすぎで朝起きられず。それを本当にスマなさそうに夜の宴会代を総払いしてくれた。

毎晩10時を待たずしてバタンと寝てしまい夜中に起きてしばらくしてまた寝るパターン。

実の所、久米島まで旅して船をチャーターし挑む釣りと我がベースがある南紀白浜の釣りがさほど変わらなくなる昨今、今後の久米島への釣り遠征は少し考えようと思ったり… 






梅雨明け激熱の久米島は気温35℃、海水温31℃でありながらも緩やかな風が昔変わらず吹いていた。きっと今年これからやってくる台風は大きくなるであろう。

那覇にての帰りの乗り継ぎ時間、沖縄に移住されたシンジ兄の従兄弟さんにコレまで一度も訪れるタイミングがなかった『ひめゆりの塔』を案内してもらった。




今年正月に訪れた鹿児島の知覧同様に戦争の悲しい事実を目の当たりにした。

そして那覇で食べたかったステーキ300gをシンジ兄にご馳走になってきた。




大阪へのフライトの少し早めに那覇空港まで送ってもらい、いつもお土産にしている『もずくスープ』と自身の焼酎ソーダのための『シークァーサー果汁』を求めて帰りのフライトに乗ったのであった。

いつもの事ながら楽しい時間はあっという間である。

今回の釣りで達成出来なかった目標は、次の南紀白浜にてやってやろうと内心目論んでいるのであった。

今夏の雑魚釣り隊釣行は間違いなく熱くなるはずである。

釣りロマンを求めて〜🎣




久米島万歳!







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