秋田の山間にある夏瀬温泉『都忘れ』に来ている。
これで2回目となるこの秘境の地は、盛岡より秋田に抜ける国道を1時間半ほど、そこより山中に入り5.6キロ、途中は道路の舗装もなく、携帯電波も届かないぬかるんだ道をグネグネと突き進んでようやく辿り着くたった一軒だけの温泉旅館である。
秘境温泉としてなかなか部屋を予約する事が出来ない宿なのである。韓流スターがお忍びで訪れたという話とかも耳にした。
しかしこんな山奥の温泉も江戸時代から在ったという事が何よりの驚きである。
当時は今以上にここにやってくる事は並大抵ではない。
源泉は59℃、それを42℃まで落としていると書かれていた。もちろんかけ流しの湯である。
夕食はもちろんの事、朝食も素晴らしいのだ。この地の旬のものが食べられる。
周り360°が新緑に囲まれたこの地にて、美味い物を食い、心地よい露天風呂に浸かり、英気を養って帰ろうと思っている。
今回も熊よけの鈴を借りてそれを鳴らしながら赤い吊り橋を渡ってきた。
素晴らしき秘境である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます