【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

BKK&ITALY放浪2012夏 『 思いつくまま徒然と~ 』

2012年07月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
BKKからイタリアを廻る旅より戻った。

相変わらずパタパタの出張であったが、きちんと仕事を遂行する事が出来た。






ちょうどEURO2012のファイナルが行われる事となったパレルモの夜には、FABRIZIOに誘われて彼の友人宅のPARTYに参加し、スペインvsイタリア戦を楽しんだ。テレビの画面を観て叫ぶみんなに混じり、自分がイタリアにいる事をヒシヒシと実感していた。明らかにレベルの違うスペインに、みんなの言葉数が減っていったのには、内心笑った。




パレルモで泊まったホテルのすぐそばにある、ふらっと立ち寄ったBAR。そこを営むMと意気投合し、一緒にビールを飲んだ。奥さんと2人で営むこのBARは、以前はなく、聞けばこの3月より開店したばかりとの話であった。全く英語を理解しない彼との会話であったが、仲良くなる事が出来た。帰る際、彼はスパゲティボロネーゼとビールを3本飲んだオレから10ユーロしか受け取らなかった。次回来る時も必ず顔を出すつもりだ。




旅の途中で訪れたフィレンツェは、気温が38Cと信じられない暑さであった。更に盆地が故、湿気が高いのである。LORENZOの家にいる大きな犬PACOも、さすがにこの暑さには辟易という感じだった。


BKKでの夕方、車の渋滞がすごい中、更には雨が降ってきて、全くタクシーが拾えなかった。もうこうなったら原付タクシーに値段交渉をして乗るしかないかと思ったオレは、傍に立っているオレンジ色のパーカーを着た原付に乗る人をてっきり原付タクシーだと早合点し、「ナナ駅まで乗せて行ってくれ!」と頼んだのだが、その方は普通のオッちゃんだった。しかしオッちゃんは、ちょうど奥さんを迎えに行くついでと、オレをナナ駅まで運んでくれたのであった。頑なにお金を受け取らなかったオッちゃん、本当にありがとう!




やはりBKKよりヨーロッパを巡る旅は、体力的にはかなり苦しいものがあるが、それぞれの街で遭遇する出来事は相変わらず最高に面白く、これぞ旅の醍醐味と実感する事が多々あった。


今回もBKKでは、カエルを食べた。小さいカニを揚げたものが、驚くほど美味であった。


そして今回もパレルモでは、ウニとタコを、モンデーロのビーチの前で食べてきた。これもガツンと美味かった。なんでここで食べるタコはこんなに美味いのだろうか…。










日本帰国の朝、BKK空港よりのフライトは1100。前夜も親友SAMMYと痛快に飲み過ぎたオレが眼を覚ましたのは0930。本来なら二時間前のチェックインが原則の国際線である。正直、もう間に合わないと思った。タクシーが空港に到着したのが1030。本当にギリギリのギリギリであった。


おっと、最後に書いておかなくては…

オレは、この旅を機に、ピタッと禁煙する事を自分自身で決めた。

血圧が高い事もある。知人に煙草による不幸があった事もある。家族から口酸っぱく云われてきた事もある。

しかし、何より今回旅先にて話した中年以上の方々のほとんどが煙草を吸っていない事に気づいたのだ。

自分の健康を管理しなければならない年齢を認識したまでである。有言実行!